株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
真夏の摘果作業
学生は夏休みに入りましたね夏休みに入った子供に交じって、スマホ片手にふらふらしている人を多く見かけるようになりました。噂のGOのせいでしょうか
そんな中、園地主の農家さんから「思ったより生っているから摘果しないといけないヨ」と連絡がありました現地研修の合間を見て、早速摘果に行きました
こういった生りの木がたくさんありました。二回に分けて二日かかりで何とか摘果完了!あとは最終摘果まで様子を見ながら、施肥管理で調整して行こうと思います。良く効くリン酸、MリンPKがあることは心強いですね
追伸:出張先で「野菜をバクバク食べる犬」がいまして、犬は生野菜を食べない印象でいたものですから、びっくりして写真に収めてしまいましたMリンの効いた良い野菜だからバクバク食べるのかなーと、ふと思いましたと
夕方、かけ流し。稲だって暑いもん。
みなさん、お疲れ様です。
西日本に続いて北陸でも梅雨が明けましたね。
稲作に携わるかたは、これからが「正念場」です。
先週末の新潟・魚沼地区で現地研修会・講習会・Mリン土づくり説明会を行いました。
炎天下の中、ご参加頂き、ありがとうございます。
人間様も暑い夏。田んぼの稲もしゃべらないけど暑いんです。
人間様はボタン一つでクーラーが効かせ体温を下げられますが、田んぼの稲は自分の力ではどうしようもないので、必死に夜間、呼吸をして体温を下げます。
その結果、日中に光合成して生産したデンプンが呼吸で消費されてしまい、穂や根に送り込む量が少なくなります。
登熟歩合の低下、乳白米(白未熟粒)、不稔による減収、品質低下、立ち枯れの恐れもあります。
「子孫繁栄のため」のデンプンが「生命維持のため」に浪費してしまい「高温障害」に陥りがちです。
講習会の最中、「日中の気温が32℃を超えると葉の先が赤くなるぞ」という方もいらっしゃいました。
そんな時は、
夕方、「水をかけ流し」して、稲の体温を下げてみましょう。
特にこれから出穂期の気温が、最高気温で28℃を超えると白未熟粒など高温障害のリスクが高まります。
ここ10年でこの時期の平均気温は、1~2.5℃も高くなっています。
お盆まではまだ高温になります。
手塩にかけてきたわが子です。
人間様が熱帯夜で睡眠不足になると体力消耗するように、稲も暑さにやられると品質が低下します。
ここまで順調でも、最後の最後まで、お気を付けください。
水稲の品種改良中
おはようございます!
現地&現地&現地・・・
ふぅ。やっと会社のデスクに戻ってきました。
今の時期、営業担当は真っ黒に日焼けしています。
畑も水田も日陰なんてありませんから!日当たり良くないと生産性が上がりませんから!
真っ黒な日焼けは勲章のようなものデスネ
さて、先日水稲の品種改良を行っているお客様を訪問しました。
上の写真はコシヒカリ。
上はミネアサヒといのちの壱。
そしてこちらは只今育種中の品種。
昨年コシヒカリの田んぼで突然変異が生まれ、その種もみを植えたものだそうです。
一列ずつ違う品種が順番に手植えされており、交雑させて良い物を選んでもう一度植える・・・
そうして良い物をどんどん選抜していくそうです。
出穂期が異なる品種を掛け合わせる時は、同じくらいに花が来るように植える日を変えるそうです。(うわぁタイヘン・・・)
これを個人でやられているのでビックリです
新しいお米の誕生が楽しみです
新入社員奮闘記 ~ナス・オクラの栽培③~
梅雨が明けて晴天が続いています
今週は名古屋では朝晩が比較的涼しく、日中は暑くても過ごしやすい気候になっています
さて、ミズホの畑で育てているナスはそろそろ収穫できるまでに生長しました。
梅雨の間は週末に雨が降ることが多かったのであまり水の心配はしなかったのですが、今週は1日でカラカラに乾いてしまうのでちょっと警戒しています
オクラはまだ花が咲いていませんが、Mリン区と化成肥料区で葉っぱの形を比較すると、ちょっと違いが出ています
Mリン区の方がリン酸が効いて葉の切れ込みが深くなってきてます
さて、庭に勝手に育った作物シリーズですが、第三弾はトマトです
そろそろ収穫できそうです
作物が良く育つ時期なので、これからもいろいろ育ててみたいと思います m(_ _)m
今年もまた
ちょくちょくこのブログに登場する、会社の駐車場にあるモモの木今年も収穫まであと少しとなった最近の出来事
今年は縮葉病も殆ど治まり、元気に育っておりましたが・・・・ある日カラスが複数飛来大切な桃が次々とやられてしまいました・・・・
カラス対策ということで、キラキラ光るCDと黒いビニール袋(遠くから見るとカラスの死骸に見えるらしい)を設置しました
しかし、期待しましたが思うような効果は上がらず徐々に桃は減っていきました
そして先週末、あと収穫まで1週間くらいだと思っていた矢先、今年も残りの桃が盗難に遭いました
鳥の対策を考えていたところ、最終的な犯人は今年も人間でしたとても残念な気持ちです来作は鳥と人間両方の対策を考えないといけないですね。心無い方の犯行と思いますが、手をかけていた作物が盗まれるのは本当に悲しい気持ちになりますので絶対にやめて頂きたいなと今年も実感したのでした