株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
彼岸花
先日、出張から戻ってきた営業マンからの一枚
その名の通り、お彼岸の時期に咲く『彼岸花』です。
彼岸花は、名古屋では街路樹に植わっていますが、地方では田んぼの畔でよく見かけます。これは、彼岸花の毒性を利用したモグラやネズミ防除の役目があるとか
また、その昔は、毒はあるものの水に晒すと毒が抜けるため、デンプン豊富な彼岸花を飢饉にそなえて植えていた、との説もあるそうです。
鮮やかで怪しげな彼岸花。
よーく眺めてみると、なんで葉っぱが無いのと疑問が浮かんできますよね。
どうやら通常とは逆パターンのサイクルで生長するみたいで、お彼岸の時期に1週間ぐらい開花し、枯れると球根から葉を出し、冬の間ワサワサ茂り光合成をして球根に栄養を送り、夏に葉が枯れ、休眠するそうです
で、やっと眠りから目覚め、今あちこちで綺麗な花を咲かせています。なんとも不思議な花ですね。
個人的には、彼岸花を見ると『曼珠沙華』の曲が頭に鳴り響きます
ミカンの着色ムラ
シルバーウィークもどきがあった9月4週と、その前の9月3週の二週間。ミズホがある名古屋では秋雨前線の影響で曇りと雨が続き、気温がぐっと下がりました朝晩は20℃まで下がり、半袖では肌寒いと感じたほどです。内心では、今年の秋は長いのかなと喜んでいましたがところがどっこい、9月5週になり天気に恵まれると、温度急上昇一気に5℃も上がる中、晴れた日を見計らってミカン園のお手入れに行ってきました
ミカン園地に行って、見て、気付いたことが、樹によって着色にバラつきがあります
ミカンは気温が低くなると着色を始め、愛知県では一般的に9月上旬から着色期に入ります。また、「成熟期(10~12月)まで樹体の窒素成分が高い状態だと、クロロフィル(葉緑素)の分解が進みにくい」という特徴があります。つまり、樹勢が強いと着色が遅くなるということです。
問題の窒素成分ですが、8月上旬にバクヤーゼKをまいています。また、バクヤーゼKの窒素消化をスムーズにするために、苦土入りスーパーMリンPKを8月上旬と下旬に施肥していますが、9月中下旬の予想外の日照不足で、窒素消化が滞ったこともあり、樹体の窒素が高い状態(樹勢が強い状態)にあることは確かです。
これらより、着色ムラが起こった理由は、同じように施肥していても樹の年齢や状態、根の状態によって吸収量や消化量が異なるため、と考えます。これを今後の施肥量調整や根作りに活かしていこうと思います
確実にやって来る冬の足音
北海道だより
2週間程前までは、日本中が台風の影響で風雨による被害が多発していました。まだ、完全には元の生活に戻っていない地域もあります。
目まぐるしい天候の8月でしたが、ようやく北海道に秋らしい天気がやってきました
と同時になんだかんだ言っても、冬は確実にやってくるんだなぁと思い知らされました。
ある朝、出勤し事務所に入るとヒヤッとした寒さで、思わず「寒いっ」と声をあげ
温度計を見るとなんと4℃
外は見事な秋晴れでポカポカ陽気の中、気持ちよく出社したところだったので、一瞬軽いめまいを起こしそうになりました
気を取りなおし、外の気温を計ってみると陽の当たるところで18℃ 思わず「なんでやねん」
と、一人で突っ込みを入れてしまいました
低気密・低断熱の事務所だからしかたがないが、、、、。
結局、この日は今期の最低気温で、1℃を記録した地域もあり、なるほどと思いながら…
でも、ミズホ北海道事務所がある江別市の天気予報では、最低気温は11℃の予想
やっぱり冬はくるのかと、いつもこの時期になると思ってしまう今日この頃、、、、です
収穫しました! バケツ稲 ~新入社員奮闘記~
おはようございます
今週は秋雨前線と台風の影響で雨が続いています
太平洋の高気圧と大陸の高気圧が押し合っています
さながら相撲です\(-o-)/
近頃は大陸の高気圧が優勢になったのか、朝晩が涼しくなってきました(^-^)
おかげでよく眠れます
昨日は秋分の日ということで、今日からは夜の時間の方が長くなり、だんだん秋が深まっていく季節です
美味しいものもいっぱいです
ということで、長らく育てていたバケツ稲を収穫してみました
外で見るとしっかり色付いていたのですが、室内に持ってくると意外と緑が目立つ・・・
目標は10,000粒以上なので、残っている穂を入れれば十分に達成できるとは思いますが、なかなか高いハードルのようです
後半になって葉色が一気に落ちてきてしまったので、葉面散布をたくさん行わないといけなかったと先輩方からご指導も受けました
明日からは晴れ間も戻ってくるようなので、もう一息、最後までイネに頑張ってもらいたいです
台風一過
昨日は台風16号の影響で名古屋も激しい雨が降りましたちょうど社員の退社時間と重なってしまい、電車が止まっていたり、駅に行くだけで全身びしょ濡れと、さまざまな不都合が発生しました名古屋では浸水の被害などはほぼありませんでしたが、大雨の被害が起きている地域もたくさんあるとのこと…お見舞い申し上げます。今日も台風一過の秋晴れとはならず、秋雨前線の強さを実感します
秋の台風は作物の収穫時期と重なり、頭を悩ませておられる方も多いのではないでしょうか雨風の被害後には早めに対策をして、すこしでも作物への被害を軽減させましょう対策法は下のデータの通りです
まだまだ台風シーズンです。今後も大きな被害が起きないことを祈っております
良い微生物を増やすと良い事ばかり
おはようございます。
またまた台風接近で、3連休は残念なお天気になる可能性も?
現在「ラニーニャ現象が発生しているとみられる」のだそうです。
ラニーニャ現象が発生すると台風が沢山日本に接近するそうですね。
これからも注意が必要です。
さて、先日アスパラガスの生産者様を訪れました。
畑は何やらハンペイ状のものがびっしり
米ヌカとバクヤーゼと鶏糞を混ぜて発酵させたものを畑にまいたのだそうです。
表面は米ヌカバクヤーゼで埋め尽くされていました。
そしてこれを土となじませるようにほぐしていくと・・・
コロコロと団粒化した土に変身!!
団粒化特有の粘りがある土になっていました。
1月から10月末まで途切れることなくアスパラガスを出荷されている生産者様。
「微生物の発酵熱」はアスパラガスの早出しに一役買っているそうです。
良い微生物が増えると病気の発生も抑えることができます。
土作りをしっかり行って、良い微生物を増やすと良い事がいっぱいあります