株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
爽やかな甘さ
1週間ほど前、ミズホ本社にお届け物が滋賀県のお客様からタカミメロンです
追熟させて昨日みんなで頂きました
今年は急な天候の変化に対応するのが難しかった、毎年同じにはいかないものですねと生産者様
しかし糖度を測ってみると16度超え香りもとても良く、食べると爽やかな気分になりました
生産者様は長年のMリンユーザー様MリンPKをはじめ、MB有機シリーズ、アミビタゴールド、MリンPK液肥の素、葉面散布にPフォスタやリーフA液材などをご使用になられていますメロンを中心にお米、菊菜、ずいきなんかも栽培されているそうです
今後も天候変化が大きいようですMリン資材で早め早めの対応をしていって下さいね
ガス害発生→秋起こしはしましたか?
社内での会話の一部。
今年って旧暦だと閏5月が入るんだよね~
ちなみに、旧暦に閏月が入るのは、季節と暦のズレをなくすためなのだとか。
旧暦だと、まだ5月だから梅雨には入っていなかった。ということなのでしょうか。
7月に入り、やっと梅雨前線が北上してきました
農作業には旧暦を使った方がよいのかもしれませんね。
さて、現地研修にまいりますと
おもいっきりガスが発生してしまっている田んぼに出会います。
どうしちゃったの?
(ガスが出ている田んぼに手を突っ込むのは、正直遠慮したいところですが・・・)
土の中を掘り返してみますと、
ワラがごそっ
稲カブがごろっ
と出てくることが多々あります。
原因の一つがこのワラや稲カブ。
これらが腐敗してガスの原因となるのです。
よくよくお話を伺ってみると「秋起こしをしている時間がなかった」という場合が多いようで・・・
加えて、今年は旧暦ではまだ5月ですから例年よりも低温傾向。
稲が大きくならないので、吸える肥も少なく残ってしまい、富栄養化状態となってしまった
とも考えられます。
田んぼにぷくぷく泡が出てきたら、根に悪さをするガスですのでガス抜きをしてください。
水が自由になる干せる田んぼでは干す。
水が自由にならない田んぼでは、光合成細菌サンレッドを反あたり200~300ml流して下さい。
ガスが出た田んぼでは、しっかりと秋起こしをしてくださいね!!
梅雨の本格化の前にMリンPK
6/21の水曜日は、愛知県の梅雨入り後、二回目の雨となりました梅雨らしいしとしとした雨ではなく、台風のような風の横殴りの雨で、梅雨っぽい天候を実感できていませんただ、今まで乾燥していたところに雨が降ったことで、急激に湿度が上がりました。人間もムシムシしてて体力を奪われがちですが、作物も同じです。この状況の中、作物が弱ってしまっていると、カビ系の病気が一気に蔓延します日頃からMリンPKなどでリン酸を効かせて、ガッチリとしていて体力のある姿にしておくことが予防になります。また、体力を消耗している部分には、リーフアップバリアやPフォスタなどの葉面散布でガッチリ姿へのサポートをしておくと安心です
さて、試験圃場のミカンは花芽の時期を過ぎまして、真緑の幼果が肥大中です
写真は6/20の様子で、前述の雨予報の前日です。それまで、しばらく雨が降らず乾燥注意報も出ていたくらいで、水不足気味で実がゴワゴワしていました
前回の花芽のブログ記事から一ヶ月経過していますが、その間に雨が降ったのは7日間で合計64mm。そして冒頭の6/21の降雨量は55mmで、前30日間の85%ほどの雨が一日で降ったことになります。つまり、一気に多くの水分を吸収するため、生育が急激に旺盛になります
「こんなこともあろうかと~」(どこかの科学者が言いだしそうなセリフですが)、雨予報の前日の6/20に、苦土入りスーパーMリンPK、MB動物有機ペレットを散布しておきましたリン酸の効果で生理落果と裂果にブレーキをかけつつ、これからの暑い季節に向けてお弁当を持たせた、という考えです。
天気予報が曇雨天ばかりの時は、前もってMリンPK類を施肥しておくことが、あらゆることの予防と、品質向上に繋がりますので、やらなきゃ損です
季節外れの天候ゆえ
本来は梅雨入りして雨が多くなっている今頃。今年の東海地方は梅雨らしいお天気にはならずカラッカラ
対して沖縄地方は大雨になってしまっているようですね
最近は本当に天候が読めず、当社の実験圃場もカラカラ状態です
季節外れの乾燥で、登場する害虫も変わっており、ナスの葉の裏を除くと「アザミウマ…」
高温や乾燥を好むので、本来は梅雨明けからの出現が多いのですが、既に発生してしまっています
他には「ハダニ」もいる様子…これも高温乾燥で多い害虫なのですが
一先ずリーフアップバリアで対策をしました
植物をよく観察して、例年通りではなく早め早めの対策が重要ですね