株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
台風5号通過後の対策
昨日の深夜、ミズホのある名古屋の北側を台風5号が通過していきました幸いなことにミズホの試験栽培作物に大きな被害は出ていませんバケツ稲の防鳥ネットを張りなおす程度で済みましたしかし、台風で少し弱っているところに、台風後の晴天・高温が重なりますと、病害虫の被害が一気に拡大する恐れがあります。普段からMリンPKを効かせて、締まった作物体を作られている会員の方が多いと思いますが、健康を維持するために、以下の対策をおすすめします
【夏秋野菜】
草勢回復および病気予防:Pフォスタ 500倍液+リーフアップN 500倍液+リーフアップV3 300倍液の混用葉面散布を2~3回行う。
圃場が冠水し、根痛みが起こっている場合:サンレッド100~200mL、または、バイオ根助5~6L+アミビタゴールド5~10kgの根系施肥。
日照不足対策:MリンPK30~40kgの施肥。
【秋冬野菜】
定植のとき:リーフアップV3 500倍液にどぶ漬け、および、リーフアップN 800倍液+Pフォスタ 800倍液の葉面散布。
初期生育促進:リーフアップN+Pフォスタ+リーフアップV3の各500倍液の混用葉面散布。
【収穫中、およびこれから収穫を迎える果樹】
病気予防、光合成促進:MリンPK40~60kg+硫酸マグネシウム20~30kgを樹間施肥。
食味向上、着色促進:Pフォスタ+リーフアップCa+リーフアップバリアの各500倍液の混用葉面散布し、連用する。
【収穫が終わった果樹】
お礼肥が終わっている場合:リーフアップN+リーフA液材の各500倍液の混用葉面散布。
これからお礼肥を施肥する場合:アミビタゴールド10~20kg+MリンPK液肥の素2kgのカン注施肥。
【登熟期を迎えている田】
・MリンPK 20kg の全面施肥、および、リーフアップバリア 100倍液とPフォスタ 500倍液の混用葉面散布を1~3回行う。
【これから出穂を迎える田】
・MリンPK 20kg の全面施肥、および、リーフアップバリア 100倍液の葉面散布。
※上記のMリンPKは、スーパーMリンPK、苦土入りMリンPKでも代用できます。
プランターで育った野菜たちを食す
今年の夏は、なかなか猛暑日(最高気温35℃以上)にはならないものの、熱帯夜(最低気温25℃以上)が多くなっている名古屋ですここのところ、本当に梅雨明けしたのかな? といった感じの天気でしたが、晴れ間が出ると、やっぱり夏だなと思います。
大きめのプランターで野菜をいろいろ育ててみました
かぼちゃは1株から1個しかとれませんでした。1~2ヶ月後に天ぷらや煮物にしてみます。カゴメから貰ったトマトの凜々子(りりこ)。ジュースや加熱調理用とのことなので、ラタトゥイユにしてみました。ゴーヤはどんどん収穫できるので、ゴーヤチャンプルーの他に、薄切りにして揚げて塩を振るだけのゴーヤチップスでも美味しくいただいてます。他にも青じそが適度に収穫できています。生で食べてます。刺身に添えるだけでちょっと美味しそうになります。
もう少し広いスペースがあれば、もう少し野菜を作れるのにと思う今日この頃です
どうしよう、ジャンボタニシだがね。
暑中お見舞い申し上げます。8月になりました。今年もあと5か月。早いものですね、1年。
1年前といえば、昨年平成28年は、田んぼで「ジャンボタニシ」が大発生した地域もあると聞きます。「ジャンボタニシ」という巻貝は、生まれは南米です。1980年代、食用輸入したものがいつの間にか野生化。年々増殖し、今では田植え直後の水田に現れ大問題となっています。
紛らわしいですが
どちらがジャンボタニシというと、「B」。「在来タニシ」に比べて丸いのは特徴です。
「在来タニシ」は稲を食害しませんが、「ジャンボタニシ」は、柔らかい葉が大好物。よって、田植え後の苗が狙われます。
対応策としては
❶見つけたらつぶす。
❷侵入を防ぐ。一般的には、代かき前の入水時にネット防除も効果的です。
❸食害を防ぐ。深水より浅水の方が食べにくいようなので、代かきは均平に行って深水にならないようにします。
でも、上記のように、「なう」=栽培期間中に出たらどうするの?
専用の対策薬剤の他、「石灰窒素」「椿あぶら」といった「裏技で対処」をすると言った声も現地を回っていると耳にしますが、そもそもそういった資材を使いたくない人は、ミズホから、こんな提案があります。
害虫が嫌がる「数種類の植物エキス」と「天然石けん」を配合した「食害軽減資材」です。
<使用方法:害虫発生時>
100~200倍液を1~2日おきに2~3回葉面散布します。
侵入を許してしまったら、一度お試しください。
なお、「越冬」しますので、秋の土づくりの時には「バクヤーゼK(3袋/反)+サンレッド」投入による稲わら分解処理時、しっかり「秋起こし耕うん」を行って、物理的に粉砕することをおススメします。