株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
畑の苗作り始動!
春も深まり周りは葉桜だらけになりましたこれから次第に気温が上がり、草木も勢いづいていくのですね…ということを、試験圃場の雑草を見ながらしみじみ思います。
そう、また今年の「草との戦い」が始まります露地畑をお世話をしていると、つくづく草と虫との付き合い方だなぁと感じます。出来るだけ手間をかけないために、それらの環境を活かすことを念頭に置いて今年も頑張っていこうと思います。
さて、ミズホ本社屋上で今年の試験圃場の苗作りが始まりました
昨年より数を増やしましたので、上の写真くらいの量をあと3回作り、順繰り順繰り畑に定植していく予定です
今回蒔いたタネはこちら。
写真の端っこに何気なく写っているネギは「越津ねぎ」。あいちの伝統野菜で、今年の試験栽培の中で、圃場条件でも品種条件でも一番難しいものになります
ネギは根が非常に繊細で、初期生育にリン酸を効かせると、その後の生育が安定しやすいですミズホでは昔から先輩たちが言っていましたが、農研機構からも定植前にリン酸液肥にドブ漬け、またはリン酸液肥を散水してから定植すると良い、との研究結果も発表されています。
つまり、苗上手ブレーキB 400倍液を活用する、ということですね
野菜苗でも稲苗でも、なんでもお任せ苗上手好評につき品薄になりつつありますので、試してみたい方はお早めに
ご購入はお近くの代理店、またはミズホまでお問合せください。
大嘗祭
おはようございます 寒さも一服して、今日は雨模様になっている名古屋です 今年もバケツ稲に挑戦することになったので、現在絶賛苗作り中です 品種は「こしひかり」、「あさひの夢」、「ハイブリッドとうごう3号」、「ハイブリッドとうごう4号」を育てる予定です
さて、稲ということで、先日も報道されていた大嘗祭に触れたいと思います 大嘗祭は天皇一代につき一度限りの祭祀です 大嘗祭では、亀の甲羅を灼(や)く亀卜(きぼく)という特殊な占いで悠紀(ゆき)・主基(すき)両地方を選んで、地元の農民の田んぼで収穫された新穀を献上します それを天皇が皇祖ををはじめ神々に供え、ご自身も召し上がるというのがこの祭祀の核心です
ちなみに、大正では悠紀が愛知県、主基が香川県、昭和では悠紀が滋賀県、主基が福岡県、平成では悠紀が秋田県、主基が大分県となっています 過去の例では田植えの”前”に斎田が選ばれていて、大正が2月5日、昭和も2月5日、平成は2月8日です
しかし、平成31年5月1日に新しい天皇がご即位することとなりました すると、4月に田植えをする地域は斎田の「清浄」のために行われる「田植式」、「斎田修祓式」が行えないので、斎田の候補から外れてしまうのではといった指摘が一部の学者から問題視されています
もともと、ご即位の日は1月1日という案がありましたが、年末年始は皇室の行事が続くことと、1週間後に昭和天皇の30年目のご命日に当たる平成31年1月7日の「昭和天皇30年式年祭」が執り行われるため、宮内庁案の4月1日が有力になっていたのですが、浅はかな対応で意味のない5月1日になってしまいました それなら2月1日とかでも良かったのじゃないかなというのが個人的な感想です
日本人と稲作というのは切っても切れない関係にあるので、そこのところも踏まえつつ、バケツ稲づくりを楽しみたいと思います
不安定な気候
桜の開花がとても早かった今年その後気候は夏日になったり寒の戻りがあったりと不安定な状態が続いていますが、季節の進みは早いままのようです
会社の駐車場にある桃の木も開花が早く、もう葉が茂り始めている様子早く次の作業の段取りを取らないといけません
全国的に見ても、多くの果樹の開花が早く、愛知では梨の花が開花していたよという声も
気象庁によると、この先1ヶ月は気温は平年より高いですが、降水量も多く、日照時間が減少するという予想今年は「例年通り」の対応ではなく、作物の状態をよく観察して状態に応じた対応をすることが重要となっていきます
自分自身も早めにプランター栽培の準備を始めなければ
異常気象に対応するには雨の前のMリンPKの施肥や、即効性のある葉面散布材Pフォスタもおすすめです
おまけ
営業マンより、西日本からの道中での出会い。googleマップの撮影カー都市部以外でもストリートビューが見れるようになり、私自身もよく活用していますその場所を走行しながら地道に撮影しているんですね
ミカンの剪定を習いました
おはようございます!
ここ、名古屋では桃と桜と八重桜と藤が一緒に咲くという不思議現象が起きています。
3~5月が一気にやってきてます!
もう少し順番に花を楽しませてください~
もう梅雨にもなるんじゃないかという不穏な報道も…。
雨が降ったらMリンPKを使ってくださいネ。
さて、先日ミカンの剪定を教えていただきました。
私共の試験ミカン木に「樹勢回復目的で施肥」し続けた結果、ぼっさぼさに…
樹勢は回復し、葉と枝が増えてきたものの、どうしたらよいのか分からないので、ホゾを切るのと、少し邪魔な枝を切る程度の剪定しかしてきませんでした。
そこで今年は、ミカン栽培50年の大ベテランの生産者様に樹を見てもらって、剪定の仕方を教えてもらいました!
生産者様の第一声
『これじゃあ、ミカンの木があるってだけだ!山の木と一緒だ!』
う~ん、確かに。
枝と枝、葉と葉が重なり合い、かなり野性味あふれる姿。
傷だらけの野性的なミカンしか収穫できず、肌のきれいな箱入り娘のようなミカンはほぼとれません。
味は良いのですけれどもね
まずは樹の形を把握することを教えてもらい、無駄な枝は切るべし切るべし!
木全体に日が当たるようにすること。
茂らせすぎずに、夜露が当たるようにすること。
実に枝が当たらないようにすること。
樹勢の逃げ場を作ること。
といったことを意識しながら切っていきます。
情報が多すぎてパンクしそう
しかし、3年前に何も分からずに話をきいたときよりは少しは意味も分かるようになり、
「私達、進歩したね」
と、ちょっぴり自画自賛。
しかし、何十年もやっている人から見たら何もわかっていない素人集団。
この後、生産者様の園地を見せてもらい、整ったミカンの樹の美しさに感嘆の声を上げたワタクシ共なのでした。。。
商品価値があるミカンが収穫できるように、これからも頑張っていきたいと思います
プランター栽培
名古屋のサクラの花は散りかけていますが、我が家のベランダのプランターは、サクランボの花が見ごろを迎えております
ワタクシの写真技術の問題で色調が変ですが…
実際は、白くてきれいです
野ざらしで育てはじめて3年になるのですが、
まだ実をつけたことがありません
昨年、残念ながら別の1本を枯らしてしまい、受粉樹がないため、
今年こそはと念じながら
刷毛を使って花粉をポンポンしながら受粉させました。
ミズホ資材での果樹の施肥管理としては、
開花期に着果促進としてMリンPK。
果実初期に肥大促進のためにアミビタゴールド。
着色期に着色促進と糖度を上げるためMリンPKとPフォスタ。
という流れになります。
なので、今季、アミビタゴールドを施肥できることを願ってやみません
ワクワク!
早くも4月
新入学・新入社 おめでと~~~
何故か、4月という言葉を聞くと胸が『ワクワク』するのは私だけでしょうか?
北海道で約半年ものなが~い冬眠生活が終わろうとしているからなのでしょうか
連日、日本全国、桜の満開ラッシュのニュースで賑わっていますが、
しかし、『4月』『春』と言っても、北海道はそんなに甘くはなかった。
これは、私の実家の桜ですが、まだまだといった感じで、開花は1ヶ月先の話ですネ!
さて、むかわ町の春レタス。あまり雪は積もらないところですが、1月の大雪で潰されたハウスが何件かあったようですが生育は順調なようです。
1月中旬頃から栽培が始まり寒さの中ゆっくりと生育させ外葉が大きくなって、中盤から後半の生育は玉作りの段階になります。
ズシッとした玉を作るには巻きが命です。この時期には、しっかりと『リン酸』を効かせましょう
春レタスの特徴は、寒い中でゆっくり育った肉厚な葉っぱと甘みです
ここで、軟弱な生育になっては元も子もありません。
温度管理に気を付け、Pフォスタでガッチリとした巻きをつくり葉肉厚で甘みをのせることがポイントです