株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
そろそろ食べごろ
梅雨明けしたと思ったらうだるような暑さが続いていますね。週末は3連休ですが、名古屋は最高気温38度予想…7月前半からこのような暑さで今後が不安です
雨の降り方も突然降りだす夕立のような降り方に代わり、季節が変わったのだということを感じますゲリラ豪雨も多く、7月豪雨の被災地域への影響が心配です
さて、駐車場でシロウト内勤者が育てているモモ。今年は袋掛けをしなかったせいか、とてもきれいな桃色に色づいています今週に入ってから少しづつ味見をしていますが、雨がやんでから日にちが経つにつれて甘くなってきていました
営業マンより桃農家の方は雨をとても気にしているよと聞いていましたが、本当に雨が降ってすぐはとても味が薄く、ぼんやりとしていましたでも、雨が止んでから数日経過すると、口に入れたときの桃の香味もはっきりとしてきたので、水管理の大切さが分かりました
三連休もあるので本日収穫キレイな状態で収穫できたものはそんなに多くはないですが、やはり収穫できるとうれしいですね
落果防止にMリンPK
おはようございます
先日出掛けた際に、
営業車のフロントに何かがのっている・・・
高速道路にのってから気づいたのでおろすことができず、そのままのせていきました。。。
正体は 、
落果した柿
柿の木の下に車を止めていたので、落果してのっかっていたようです。
視界にチラチラ入り込んでくる実を感じながら、
『あー・・・ こんだけ雨が降るんだったら、もっとMリンPKをまかないと落果するよな~』
と思ったものです。
多雨時の落果防止にはMリンPKが効きますよ!!
さて、取引先に到着しまして、
『この柿、名古屋から来たんですか?』
と、突っ込まれてしまいました。
ええ、一緒に来てしまいましたね
高速道路でも振り落とされませんでしたね
やっぱり、落果しないのが一番です。
今年は別の緑肥で試験
台風7号の影響で、ここ数日間、西日本から関東にかけて非常に雨量が多いです雨の多く降った地域では、日照不足による徒長、長雨による根痛み等で耐病性が急落します。さらに、雨降り後に好天となりますと、作物が弱っていることと重なり、急激に病害が蔓延します。雨降り後は代謝促進のため、MリンPKの施肥やリーフアップバリア500倍液の葉面散布を行い、対策することをお勧めします
さて、昨年は土壌改良のため、マメ科の緑肥セスバニアを栽培し、バクヤーゼKを使って土中堆肥化を行い、土壌改良効果を試験しました。詳細は機関誌「THEミズホ」の2017年11月号、2018年5月号に掲載しています(機関誌バックナンバーの取扱いもございます。気になる方はお問合せ下さい)。
今年は緑肥の種類を変えて土壌改良試験を行うため、ただいま栽培の真っ最中です
今年栽培する緑肥はソルゴーです。ソルゴーはイネ科の一年草で「もろこし」や「あまきび」と呼ばれ、日本でも昔から栽培されている作物です。
一般的なソルゴーは背丈が2メートルを超えるほど大きく育ちますが、今回栽培するものは背丈が大きくならない品種で、1~1.5mほどに抑えられるそうです。これを選んだ理由は、刈り取り・細断は刈払い機による手作業で行うため、背が高くなってしまうと作業上困るためですとは言え、有機物生産量は多い部類に入るため、腐植原料を生産するという目的は、十分に満たしている品種です
写真を見て頂くと判りますが、周りの雑草よりも色が淡いですね背丈は高くなってほしくありませんが、有機物量は増やしたいので、この写真を撮影した後に尿素を散布しました。とは言え、この手のソルゴーはほとんど分げつしないため、見た目で分かる有機物の増産は葉の太さくらいでしょうか
本質的に有機物生産量を増やすには、光合成(炭素同化作用)を活発にさせることが必要になります。一度の緑肥栽培で多くの有機物生産を目指すのであれば、MリンPKで光合成促進することが大切なことになってくるという事です
先ほどと同じ栽培区の別角度。真ん中手前にもさもさと大きく育ったソルゴーがありますねたまたま同じような雑草が生えたのか、大きく育つソルゴーのタネが混ざっていたのか分かりませんが、シンボルソルゴーとして刈取りまで見守っていこうと思います
味覚に影響する食べ物
おはようございます 東海地方は梅雨明けしたかのような晴天が続きましたが、今日は梅雨空というか、台風の影響で雨風強いです 日差しによる暑さはなくなりましたが、湿度は高く蒸し蒸しとした不快感があります エアコンを適度に使って快適に過ごしたいですね
今日は味覚の方面からいくつかの植物を取り上げます
アーティチョークに含まれるシナリンは、舌の味蕾の甘味受容体の働きを一時的に阻害して、甘さを感じなくなります そのため、アーティチョークを使った料理を食べると甘さの丸みが取り除かれて、シャープな味わいになります しかし、次の食べ物を食べる時に、舌のシナリンが徐々に取れ、そのまま食べる時よりも甘さを感じるようになります デザートの前にアーティチョークを使った一品を食べると、デザートの甘さがより引き立つということですね
ミラクルフルーツ
西アフリカ原産のミラクルフルーツに含まれるミラクリンは、舌の味蕾と結合して、酸っぱい物を甘く感じさせます レモンをかじっても甘く感じるほどで、ダイエットに役立つと期待されています
ギムネマ
インド原産のギムネマに含まれるギムネマ酸は、舌の味蕾と結合して甘さを全く感じさせなくしますギムネマ茶がありますが、これを飲んだ後にケーキを食べると、粘土やマーガリンを食べているように感じます 試したくはないですが
この様に、味覚を騙す食べ物はいろいろあるので、皆さんも興味があったらいろいろと試してみてはいかがでしょうか
北海道発 夏は来るのか~
とうとう、1年の半分が終わりました
ちょうど1ケ月前、北海道の6月は気温が高く前半は30℃を超える日も、との予想でした。
確かに前半は天気も良く、気温も高かった。が、それも10日まで。
それ以降、日照不足で曇天が続き気温も上がらず、6月半ばになっても最低気温で5℃を下回る地域もありました。
雨は例年の2~3倍の降雨量がありました
当然、作物の生育には遅れが出ています
特に稲は田植え後、約1ヶ月になりますが、分ケツが進まず、このままでは出穂までに目標の茎数が確保できず収量は激減してしまいます。
今年は昨年より5日程田植えが遅かったのですが、昨年、同時期に比べ分ケツも遅れチッソが動いてない為、葉色が褪めています。
6月の末から気温は徐々に上がっていますが、7月に入って、今週も雨と曇りマークがビッシリと続いています。
そこで、MリンPKによる流水施肥の出番になるのです。
遅れている分ケツの促進と徒長を抑え固く締まった稲を作り、出穂までに茎数を確保してくるでしょう。
「流水施肥動画はこちら」
https://www.youtube.com/watch?v=cYbLIdfHQe0
または、不明な点は当社までお問い合わせください