『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

バケツ稲と温度

おはようございます 名古屋では1910年に統計を取り始めて以来、年間の猛暑日最多記録を更新中です 長期予報をみると、9月に入っても気温が高い日が多いということなので、まだ数日は35℃を超す猛暑日があるかもしれませんが、そろそろご遠慮願いたいと思う次第です

平年より気温が高いということで、今年はバケツ稲でも苦戦しております 出穂はしたものの、7月中盤から8月後半にかけて、最低気温が25℃以上、最高気温は35℃以上、平均気温も30℃を超えるという高温の為、現在はこんな感じです

こしひかり7/23出穂

あさひの夢8/3出穂

ハイブリッドとうごう3号8/6出穂

ハイブリッドとうごう4号7/23出穂

 

こしひかり、ハイブリッドとうごう4号は出穂からの積算温度が1150℃を超えているので、収穫しても良い時期なのですが、青い実が多く、触ってみると中身が入っていません 開花期の高温による不稔、登熟期の高温による未熟粒や白濁粒などが発生した模様です 残念ながら、高温障害ということになります

2007年は関東や東海で異常高温があり、出穂・開花の時期に高温に遭遇した地域では、高い割合で不稔が発生しています あくまでも数字上ですが、今年は2007年を上回る暑さになっているので、どうなることやらと危惧しております

今年の名古屋の気温はというと…(7/20から8/12まで順に(平均気温)最高気温、最低気温で示しますと)

7/20 (30.8) 36.6 27.6、7/21 (30.5) 36.5 26.6、7/22 (32.7) 39.5 26.5、7/23 (33.3) 39.6 28.7、 7/24 (32.2) 38.6 27.9、7/25 (30.8) 36.5 27.6、7/26 (29.3) 35.0 26.7、7/27 (28.4) 32.9 25.7、7/28 (29.2) 35.6 25.4、7/29 (28.4) 34.1 25.4、7/30 (29.6) 36.4 25.1、7/31 (29.9) 35.0 27.2、 8/1  (31.0) 37.7 26.2、8/2  (33.1) 39.6 28.0、 8/3  (32.8) 40.3 27.8、8/4  (31.7) 37.4 27.2、 8/5  (32.7) 39.9 27.7、8/6  (33.0) 39.4 28.8、 8/7  (29.6) 33.4 26.7、8/8  (30.2) 38.3 25.5、 8/9  (31.5) 38.2 26.9、8/10 (30.8) 35.9 28.2、8/11 (31.3) 38.2 27.6、8/12 (28.2) 35.6 23.7

はい、8/12までは全部25℃以上の熱帯夜ですね ちなみに、最高気温が30℃以下になるのは、この後8/15の1日だけです 猛暑はもはや災害ということがよく分かる夏でした

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2018.08.31|

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セスバニアのあれこれ

もう8月も終わろうとしています今年の夏は暑かった…と言い切りたいところですが、まだまだ残暑が始まったばかり今年は残暑も厳しくなりそうなので、まだまだ気は抜けませんね

 

さて、昨年も栽培したマメ科緑肥のセスバニア。今年も土作りのために、別の所で育てていますセスバニアは湿潤な土壌に強いため、排水性の悪い圃場向きの緑肥です。今回育てている畑は、湧水であったり近隣畑の排水であったり、常に水が入ってくる所ですまた土は50㎝も下になるとカチカチの粘土がお目見えするような所で、非常に水はけが悪いのです。湿害に強いと言われるセスバニアでも、年がら年中水が入ってきて、排水の悪い所でも育つのか不安があります

播種は6/27で撮影日は8/16、播種からちょうど50日経過したところの、実際の写真を見て行きましょう。

 

こちらは水の流入が比較的少ない畑です。生育のムラがありますが、概ね40~50㎝の背丈に育っています

 

こちらは水の流入が多い畑で、概ね70~80㎝に育っていました。水がよく入ってくる環境の方が、セスバニアが生育しやすい環境なのですね写真中央奥の背が高い辺りは、特に水分が多くぬかるんでいた所ですが、そういった所が特に適していることが分かりました

とは言え、緑肥ですから背丈が大きく育つことに価値がありますが、一般的な作物では軟弱生育は万病のもとですしっかりとMリンPKを効かせて、締まった体のずっしり作物を育てて下さいね。

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がっちりイチゴ苗

涼しくなってきた!と感じていたお盆明けでしたが、最近は残暑が本領発揮していますね今日の名古屋はこの夏32日目の猛暑日とのことですお盆前は暑さにも慣れて来たなと思っていたのですが、一度過ごしやすい気温を経験してしまうと、やはり猛暑日は体にこたえますね…

さて、先週出張にでていた営業マンより、九州の現地情報です

佐賀県のいちご農家様は現在「さがほのか」の育苗中とのこと

全国的な猛暑が続く中、葉柄は太くて短くがっしりとした理想的な苗を実現されています葉もしっかりと厚く良い色をしていますね厚紙くらいの厚みがあるそうですよ

一般的に、太陽の光がよく当たる場所では葉の光合成器官である組織が良く発達し、葉が厚くなり、光合成能力が促進されますお客様のように厚みのある葉を作ることで、猛暑により強い光が当たっても葉が焼けにくくなりますよ

がっちり苗の秘訣はお客様の技術とMリンPK液肥の素、アミビタゴールド皆様もがっちり苗を作って、猛暑の中を乗り越えてくださいね

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苗作りで大切なこと~土の入れ方~

おはようございます

秋冬野菜は苗作りが始まりました。

野菜も苗半作。

苗作りはとても難しいです。

 

苗を作る際に重要なのは、

●ポットへの土の入れ方

●水やり

です。

 

今日は土の入れ方をご紹介します。

「普通に入れるだけでしょ」「教えてもらわなくてもわかるよ」と思った、そこの貴方
土の準備って、奥が深いんですよ

-・-・-・-・-・-・-・-・-

まず、土を湿らせます。

乾いた土を入れると、あとから水をやっても乾いた土が水を弾いてしまい、水が入っていかないのです。

水を入れる量は、『土を握って離した時に団子状に固まる程度=約60%』がめやすです。

あらかじめ土に水を含ませておくと、水の通り道となります。
全体に水を含ませておくと、含ませておいたところが通り道となるので、均一に水を通すことができます。

土の準備ができたら、ポットに土を入れます。

入れた後、ジョウロで水をかけます。

そうすると、土を入れた時に入った空気がぬけて、土が沈みます。

沈んだ分だけ更に土を入れ、水をかけます。

何度か繰り返してポットを土で満載にします。

ここで土が均一に入っていないと生育にムラができてしまいます。

 

〇水が通りやすい土を準備すること

〇ポットに均一に土を入れること

 

が、土を入れる際のポイントとなります。

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2018.08.24|

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赤なし

明日は、暦の上では、暑さが和らぐ『処暑』ですが…、
本日、名古屋は猛暑日。暑さがぶり返しています

うだるような暑さの中、ミズホ会員さんから『赤なし』が届きました

品種は、幸水。
果糖には、疲労回復効果があります。

たっぷりの果汁で甘みは抜群
早速3時のデザートに、美味しくいただきました

 

梨やブドウなど収穫最盛期のこの時期、
非常に強い勢力の台風20号が近づき、作物被害が心配されます

被害を最小限に止め、発生が予想される病害虫を回避するための対策をご紹介します(10a当り)。

果樹の収穫前、収穫中の場合は、
品質確保、向上のためにMリンPKを40~50㎏。
病気予防にリーフアップバリア 500倍液を3~5日おきに葉面散布してください。

 

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緑肥の刈取り

名古屋はやっと本来の夏らしい気温を通り過ぎ、季節が急に秋に進んでしまいました40℃近い気温に耐性が付いたためか、35℃ではまだ大丈夫と感じる変な体になりましたとは言え、気を抜くと熱中症になりかねませんので、外作業の時には水分・塩分補給をしっかりと行っていきたいと思います

 

さて、以前、ブログで紹介した今年の緑肥栽培。ソルゴーが種まきから約三ヶ月を過ぎまして、次の段取りもあるため刈取ることにしました。本来なら1~1.5mに生長するのですが、今年は長期の干ばつがあったため生長が芳しくありません

上の写真は作業時の風景ですが、ソルゴーが人の腰くらいの高さしかありませんね60~80㎝といったところでしょうか。これだけ伸びないと、最初の想定した有機物量の半分ほどしか確保できないことになります。残念ではありますが、これで今年の土作りを進めていくしかありません(私達にはバクヤーゼKがあるので、腐植原料となる有機物がたくさんあっても困る事はないのですが)。

 

刈取り後はバクヤーゼKを5袋/反で投入して、浅起こしそこから分解の様子を見ながら、土壌に酸素を補給してバクヤーゼ菌の働きを応援するための耕起を2回ほど行う予定です。もし、分解の進みが悪かったら水分補給も行いますが、9月中旬まで降雨はやや多い見込みとのことですので、よっぽどいいかと思います

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2018.08.20|

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