株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
パワースポット
ミズホ営業マンは、全国の圃場を飛び回っています
なので、作物写真に混ざって、
各地の『リアルな案山子』や『笑える看板』、
はたまた『生産者さんの愛犬』などマニアックなものから
『郷土料理』や『風光明媚な景色』など、
ブログ映えする写真?をたまーに撮ってきてくれます
最近のヒットは、四国担当の営業マンのこちら
高松自動車道大野原ICから車で12分。
香川県観音寺市の琴弾公園内の山頂展望台からみた砂絵「寛永通宝」です。
大きさは、縦122メートル、横90メートル、周囲345メートル
寛永時代、藩主の視察に際し、歓迎の意を込めて農民が一夜にして作ったとか諸説いろいろあるようですが…。
この砂絵を見ると、健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられているとか
この写真にもちょびっとパワーが宿っていると願って、
生産者の皆さんが豊作で笑顔になりますように
水分の多い土壌でのセスバニア
急激に秋が深まってきたここ名古屋朝晩と昼間の温度差に体調を崩している方を多く見かけます。皆さんも体調管理にはお気を付け下さい
さて、今年も緑肥のセスバニアを試験的に栽培しておりますが、今年は水分の多い土壌で育てています。その結果がこちら。
斜めになっているのは、非常に風の強い台風24号のせいです。写真では分かりづらいと思いますが、背丈をゆうに超えて、およそ3メートルほどに育っています昨年別の畑で栽培した時には、およそ2メートルでしたので、この圃場の条件がセスバニアに適しているのでしょう。考えられる要因は、常に水分がある圃場であること、傾斜地のため隣接地の肥料成分が流れてくるなどが考えられます。
あとは、これを細断して、バクヤーゼKとともにすき込み、土壌堆肥化するだけです土作りは時間がかかりますが、これから結果が楽しみですね
本格的な秋の始まり
おはようございます 昨日は、ミズホの日進圃場にて畝たてとマルチ張りを手伝ってきました ですが、写真を撮ってこなかったので、どのようになっているかは皆様の頭の中で想像していただければと思います
長らく秋雨前線が停滞していましたが、今日の名古屋は、深夜の雨で湿った空気から乾いた空気へと入れ替わり、本格的な秋が戻ってきました
目的の写真を撮り忘れたので、我が家の家庭菜園から急遽調達してきました
オリーブの実 一昨年ふるさと納税で小豆島から貰ったオリーブです 今年は実をつけました まだ樹が小さいので、大きく育ってほしいです
ゴーヤ(ニガウリ) 夏場は異常高温と水不足で苦労しましたが、まずまず収穫できました 今咲いている花が実ったら終わりといった感じでしょうか
パイナップル 葉が大きく生長しましたが、相次ぐ台風で何枚か曲がったり折れたりしました 気温が下がってきたので、そろそろ簡易のビニールハウスの準備をしないといけないです
他にも鉢でオクラとパッションフルーツを育ててますが、やはりそろそろ終わりの時期が近付いてきたので、秋冬の準備に切り替えたいと思います
不思議なマコモダケ
「マコモダケ」をご存知でしょうか
ミズホのブログには最近年1度登場している作物。ありがたいことに毎年お目にかかっていますが、実は高級食材なんだそう知らずに食べていてすみませんでした・・・
イネ科の多年草「マコモ」に黒穂菌という菌が寄生すると、茎が肥大してきます。その肥大部のことをマコモダケといいますマコモと黒穂菌が偶然出会わないと食べられない食材ということでとても貴重なのですそれにしても、何故マコモに黒穂菌が寄生しやすいのでしょうか。とても不思議ですね
マコモダケは漢字で書くと「真菰筍」。漢字の通り、筍に似た食感ですが、筍よりも柔らかく、ほんのり甘くて、アクもないのでとても食べやすい食材です中国や東南アジアではよく知られている食材なんだそうですよ栽培者様のマコモダケはホテルに引き合いがあるそうですよ
栽培者様曰く、今年は猛暑で出来が今一つとのこと災害級の猛暑はどの作物にも影響が出てしまっていますねマコモダケは多年草なので、良い株を選抜して、来年用の苗にするとのことです
頂いたマコモダケは早速家で夕飯に中華炒めとみそ汁にしましたシャクシャクとした食感がとてもおいしかったですよ
ミカンもべと病になる?
おはようございます。
ここ、名古屋でも長雨が続いていました。
やっとお天気になりそうな気配です。
やはり、お天気は気持ちが良いです。
ミズホのミカン試験木も収穫直前となってまいりました。
少し色づいてきました。
8月の高温+干ばつで実の肥大が遅れていたのですが、
9月からの長雨でむくむく太ってきました。
MリンPKをたっぷり施肥してありますので、1カ月程雨が降り続いても糖度9~10度、酸度3~4%です。
味もぼけません
さて、園主様とお話をしている際に、
『こう雨が続くとミカンにべと病がでるんだよね~』
という話題が出ました。
ベト病?
ミカンでベト病がでるんですか?!
色々な作物を犯す悪玉菌なのでミカンに出てもおかしくはないですが、あまり聞きません
それっぽい傷は、
これ? 玉ねぎのベト病に似ているような?
今年の秋雨は梅雨以上でした。
気温も高く、色々な病原菌が繁殖してもおかしくはないお天気。
昨今は秋の長雨が多いので、予想外な病気の発生に注意が必要です
台風対策
台風25号が日本列島に接近しています
台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨にお気をつけください。
相次ぐ台風の襲来で、作物被害の拡大が予想されます。
リン酸補給により、作物代謝、抵抗力、光合成能力を向上させて、ガッチリとした生育で、病気にかかりにくい状態にすることが、台風被害の早期回復へのカギとなります
●果樹(10a当り)
収穫前の場合、MリンPK…30~40㎏、Pフォスタ…500倍液、リーフA液材…800倍液を回復するまで葉面散布
●露地野菜(10a当り)
MリンPK…20~40㎏(樹勢低下の場合は硫安20㎏など窒素肥料と一緒に)、バイオ根助…500倍液の株元カン水をしてください。
ちなみに写真は、ミズホ試験圃場のミカン園地です
今のところ、なんとか台風被害は免れております