株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
食味コンクールin高山
すっかり秋も深まって参りました名古屋でも朝晩は安定して10℃を下回るようになりましたが、12月目前でもこの調子ですと、冬好きの私としては何だか物足りない気分です
さて、11月26日、27日の二日間、第20回目を迎える「米・食味分析鑑定コンクール」が岐阜県高山市で開催され、昨年に引き続き今年もブースを出展してきました
ミズホくんがお出迎えする【ミズホブース】。今年も良い笑顔で接客していました日本で一番大規模な米の食味コンクールですので、来場されるお客さんも肥料について持論をお持ちの方が多かったです。リン酸の固定化について既知の方が非常に多く、説明の手間が省けました会場ではMリンカリンを使った発酵リン酸肥料MリンPKについてご説明したり、栽培に関するお悩み相談をさせていただきました。二日目には約5700点の中から45点に絞られ、ノミネートされたMリンユーザーの本多氏が来場し、ブースを賑わせてくれました
そして今年も恒例となりつつある「特製Mリン手提げ袋」にミズホの篤農情報を詰め込んで配布しました実際にどんな袋でどんな内容だったかは、来年のお楽しみにしておいてください
P.S. 有名観光地の飛騨高山。会場の盛り上げ方も慣れた様子で、農家ではない一般のお客さんも大勢来場されていました
気ままに社会派ブログ ~移民と入国管理法と紅葉と~
おはようございます
先日、出入国管理法の改正案が衆議院を通過しました 法律の主な改正点としては、外国人労働者の在留資格として、特定技能1号と特定技能2号を創設することです
そして、細かい内容については各省庁の省令や閣議決定などで決めるということで、要するにパッケージだけ決めて中身はこれから、しかも国会の審議は必要としないということです
国権の最高機関であり、少数意見も含めて議論を重ねるはずの国会が軽視され、内閣の下請け機関でただ多数決をする場所になっていることは否めません
今回の改正案では、農業を含めた14業種ほどで今後5年間で34万人程度の外国人労働者の受け入れを拡大することになっていますが、詳細は今後決めるそうです 業種や人数が増える可能性もあります
また、外国人労働者は移民ではない、移民の定義はいろいろあるので一概には言えないという声もありましたが、国際的に移民とされるのは、「海外で1年以上働く人」です この定義に当てはめると、日本は既に世界で4番目の移民大国ということになります
補足ですが、特定技能1号では最長5年の在留資格が得られ、試験に合格すればさらに特定技能2号として5年間の在留資格延長と家族を呼べることが認められます そして、日本に10年以上滞在すれば、永住権が認められるので、これが事実上の移民政策と言われる根拠になります
前置きが少々長くなりましたが、以前の職場では外国人労働者や研修生、実習生が多く働いていて、日本人対外国人、会社対研修生、実習生という構図の諍いが多々あったので、個人的に危惧しています 移民先進国であり、移民失敗国でもあるドイツでは次のように言われています「安い労働力を求めて移民政策を行ったが、やってきたのは人間だった」
以下、本題のきれいな紅葉と花の写真です
11月は平年より暖かい日が続いたので、名古屋ではようやく紅葉が見頃になって来ました 前回、エルニーニョ現象発生で暖冬傾向になりそうだとお伝えしましたが、今のところは暖かい冬という認識で良さそうですね
新入社員奮闘記 漉き込み!
おはようございます
先日セスバニアを刈り取った畑にバクヤーゼKを撒いてきました!
その量、なんと300袋!
畑3枚分ですので1枚当たり100袋(1500kg)の計算
車から袋を降ろして、散布機に積み込みして後は楽ちんといきたかったのですが、散布機はありませんでしたので
人海戦術で散布(数の力は偉大である)
そして、100袋撒き終わった畑がこんな感じになりました。
黒っぽいのがバクヤーゼKです。
この日は3枚に撒くだけで1日が終わってしまったので、
翌日トラクターをかけて畑3枚に漉き込みしました!
来年の作付けまで時間はありますので月に1回時間を見つけて、ちょこっとずつ混ぜていく予定です
リンゴの試食
11月も中旬社内ではお歳暮や年賀状という言葉も聞こえてくるようになりました。今年は寒くなるのが遅いですが、年の瀬がだんだん近づいてきているのを感じます
さて、ミズホ本社には嬉しいことに続々と冬の果物が
こちらは青森から、リンゴの試食です
切ってみると、蜜がたっぷり(写真がなくてすみません)
糖度を測ってみると、お尻の方で16.8度
リンゴはお尻の方で更に太陽に多く当たっていた側が一番糖度が高くなり、日陰側の軸側(あたま)が一番糖度が低くなるそうですこのリンゴはあたまも約15度でしたよ
実も締まっていて、食感も素晴らしいリンゴ生産者様はMリンPKとPフォスタをご愛用特に贈答用のリンゴを生産している樹にはPフォスタを連用されているとのこと
美味しくて体も元気になるリンゴ冬のデザートにピッタリですね
泡の謎
おはようございます
先日、ミカンの生産者様を訪問しました。
今年はちょっと遅めの生育。
散乱しているように見えるミカンは、サルの食い散らかし。
熟れたミカンから食べられてしまうそうです。
ところで、『今年はほ場内の水が泡立つんだけど、何故?』と聞かれまして。
ミカンのほ場ですから、ほぼ山の上の方。
工場排水が入るわけでもなく、生活排水から洗剤のようなものが入ることもない。
サポニンがあると泡が立つことがありますが、サポニンが大量発生???
・・・で、調べましたら。
『植物プランクトンが多く発生して、多糖類を生産すると泡立つことがある。』
のだそうです。
栄養状態が良いと植物プランクトンが多く発生するようですので、ほ場内の栄養状態が良いとも言えますし、何等かの気象条件で植物プランクトンが大量発生する原因があったのかもしれません。
とりあえずは、悪いものではなさそうでホッとしました。
樹上脱渋柿
和歌山県の柿の生産者さんより、立派な柿をいただきました
箱を開けて、まず大きさにビックリ
通常よりもひとまわり大きいサイズで豪華さがあります
そして、皮を剥いてまたビックリ
果肉が黒っぽい
説明文によると、果肉が黒っぽくなっているのは、渋みの成分タンニンが溶けずに残った褐斑で、「甘みの証拠」とのこと。
この柿は、和歌山県伊都地方特産の「たねなし柿」を、樹になっている状態で、一つ一つ袋掛けをして渋抜き処理をした丁寧に作られた柿なのです
早速いただいてみると、なるほど甘くて風味があって美味しい
20年以上柿栽培一筋に取り組んできた、こだわりの生産者さん、ありがとうございます
ちなみに、こちらの生産者さんも糖度、日持ち向上にMリンカリンを自家配合したMリンPKをご利用いただいております