株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
黄色が鮮やかな時期
今年は暖冬傾向ですが、今週は少し冬らしいかなという感じ来週は少し気温が上がるとのこと。このまま順調に春になってしまうのでしょうか
先週末は3連休だったので、少々渥美半島へ
1月初旬から菜の花まつりが開催されており、至る所に菜の花が咲いているので、この時期の渥美半島は上空から見ると黄色く見える程(数年前に2月に飛行機に乗った時に驚きました)畑で1輪咲いていると可愛らしい印象の菜の花ですが、これだけ集まると目に鮮やかですね
今回初めて菜の花の蜜の入った百花蜜(ハチミツ)を購入してきたのですが、口の中にふわっと菜の花の香りが残って、とても美味しかったですよ
見て鮮やか、食べて美味しい菜の花。今が旬の野菜ですね
露地もの病気注意
おはようございます。
暖かい冬が続いています。
2月なのに、昼間は上着なしでも大丈夫です。
社内でも家では蚊がいる
などなど
真冬とは思えない話題で盛り上がりを見せています。
さて、こちらはニンニクの状況。
病気の出かかり??
糸状菌系の病気は早めに動いています。
防除はお早目に。
そしてMリンPKの施肥で葉を固く保ってください。
葉を固く保つことで、病気が入りにくくなります。
リーフアップバリア 500倍液の葉面散布で予防もしておきましょう。
病気の発生が例年よりも早いため、農薬の規定回数だけでは防ぎきらない可能性もあります。
こういうときこそ、予防に努めてください。
苗上手で良い苗を!
施設栽培では早いものは、2月中旬頃より育苗が始まります。
北海道の場合、まだ本格的な冬なので、保温や加温をして育苗します。
そこで、苗専用液肥の苗上手A・Bを使い良い苗を作りましょう
苗の出来次第で、定植後の生育に大きく影響すると言われる位育苗は大事です
良い苗とは、葉っぱは小ぶりで茎は太短く、根量が多い事が重要です
苗上手Aはアクセル役として、肥料切れや低温による生育遅れの解消に
苗上手Bはブレーキ役として、窒素過多や高温、日照不足による軟弱徒長の解消と発根性を高めてくれます
苗上手Aは、キトサンが配合されており、苗上手Bには、キトサンに加え、有機酸が含まれています。
キトサンには、作物を活性化させ生長促進効果があり、作物の自己防衛機能を高めるので耐病性が強化されます
また、有機酸は雑菌の繁殖を抑え、作物を硬くする効果があります。
使い方は、水稲の場合、A・B共に200倍で、野菜苗の場合は、400倍のカン水で使用します。
それぞれ、1葉期から使用可能になります
北海道の場合は、特に過保護になりがちなので、今年は太くて短い良品質な苗を作りましょう
暖かい大寒
暖冬ですねぇ暦の上では大寒ですが、名古屋は小春日和になっています。ちょうどいい具合に暖かいのは過ごしやすいのですが、冬という感じがしません加えてこの冬は雨が非常に少ないです。名古屋近辺は1月中に3回しか降雨がなく、一ヶ月の総雨量も14.5mmとカラッカラの1月でした私の個人的な家庭菜園でも、昨年の夏は20日間も雨が降らずに水やりに苦労しましたが、この冬も水やりしなきゃいけないという状況になりました
さて、今回は節分についてのお話です節分と言えば、立春の前日というイメージが強いですが、実は節分は年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前日は全て「節分」なのです字のごとく、節分は「ふしをわける」と書きますが、この節というのが季節の節目にあたるわけですね。4回ある節分の中で、立春の前日の節分だけが豆まきの行事と共に周知されていますが、これは旧暦と関係しています。
旧暦では一年の始まりを立春付近に求めていたため、その名残りで立春の節分が重宝され、今に至ると言われていますまた、「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまく「豆まき」は、中国から伝わった追儺の行事と、節分に行われていた方違え行事の中の豆打ちの儀式が融合したものだと考えられています
昔ながらの風習は、先人たちの思いの結晶だと思って大切にしたいものですね