株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
新米
食欲の秋
新米の季節がやってきました。
ちなみに、『新米』とは、JAS法によると、収穫年の年末までに精米されたものをさすのだそうです。
ミズホにも生産者さんから新米が続々と届いています
なので、社員一同、お昼ごはんの休憩時間が大試食会となります
米の品種、粘り、香りなどを問うアンケート用紙に、感想を各々記入します。
食べた感想も人それぞれで、甘みを強く感じたり、もちもち感だったり、粒張りや香りを重視したりと、まさに十人十色です。
ちなみに昨日試食は、収穫前にPフォスタを5回も散布するなど食味にこだわった生産者さんのお米。
もちろん、社員一同、試食の量を超え、モリモリ美味しくいただきました
ほくほくのお芋
今年もさつまいもの時期がやってきました
さつまいもを美味しく食べるには、やはり焼き芋でしょう・・・という訳で出荷できないお芋を焼き芋にして頂きました今年も焼き芋鍋をお持ちの方に会社へ持ってきてもらい、弱火でじっくりと1時間焼き芋は弱火でじっくりと加熱した方が美味しく仕上がるんだそうです
ところで、お芋はキュアリンク処理をしてあるものの方が長期保存ができ、お味も美味しくなります今回、キュアリングの有無を隠して、社員のみなさんにお芋を食べてもらったところ、キュアリング済のものの方が美味しいという方が多かったです
キュアリングとは、一定の条件に芋を貯蔵することで、芋の傷口や表皮の下にコルク層をつくり、傷を治して病菌の侵入を防ぎ、長く貯蔵する方法で、更に収穫直後にキュアリング処理を行うことで糖の含量も上がるそうです
スーパーでさつまいもを選ぶときには、手がかかっているため少しお値段は張るかもしれませんが、キュアリング済と表示されているものがおすすめですよ
ミズホのお客様で九州でさつまいもを作られている方は、根系施肥ではMリンPK、栽培の最後にPフォスタとリーフアップCaを散布して、葉の黄化を促進させておられます収穫したさつまいもは学校給食で提供されたところ、お子さんたちからとっても美味しいとの声が上がったと先生より生産者様にご連絡があったとのことですとても喜ばしいですね
さつまいもにもリン酸、おすすめです
秋の味覚 ~栗の渋皮煮の作り方~
おはようございます 天皇陛下の即位の礼として、22日に即位礼正殿の儀と饗宴の儀が行われ、今後は祝賀御列の儀(パレード)は11月10日に、大嘗祭は11月14日~15日にというように続いていきます ちなみに、大嘗祭で選ばれた西日本の斉田(主基田)は京都府ですが、長らく京都が首都だったので、斉田に選ばれるのは初めてだということです
ということで、米と並ぶ秋の味覚(と勝手に思っている)、栗のお話です
中部だと、栗きんとん発祥の地といわれる岐阜の恵那や中津川が産地ですが、スーパーで見かけるのは熊本産ばかりです
全国的には、茨城県が1位で、2位が熊本、3位が愛媛となっています 近畿地方のスーパーでは、熊本産と愛媛産が混ざっていました 他の地域ではどうなのでしょうか?
輸入品の栗はほとんどが中国、韓国です。洋菓子でイタリアやフランスの栗を使うこともありますが、ごくわずかです
品種は「筑波」という品種が3割を占めています おいしいと言われているのは、丹波栗の「銀寄」か和栗の王様といわれる「利平」です 「利平」の方が流通量が多いので、スーパーでもたまに見かけます
栗の甘露煮を作るとなると、和栗は渋皮が剥きにくいという難点があり、実の部分を大きく削らないといけません 色付けのくちなしの実も手に入れないといけません そこでおすすめは渋皮煮です
①水(又はお湯)に漬けて鬼皮を柔らかくして(お湯なら15分~冷蔵庫で一晩)、皮むき専用のナイフなどで鬼皮を取り除きます。
②栗が浸る程度に水をいれ、薬局などで購入できる重曹(食品添加物)をスプーン1杯入れて、弱火で15分煮ます。(あく抜き)
③お湯ごと別のボールに栗をあけて、鍋を洗い、栗の表面を流水で冷ましながら軽く洗って渋皮をある程度とります。
④再び鍋に水、栗、重曹を加えて弱火で15分煮ます。
⑤再びボールにお湯ごと栗をあけ、鍋を洗って栗の表面が浸かる程度の水を入れ、栗は流水で冷ましながら残っている筋を取り除いて鍋に戻します。
⑥3回目は重曹を入れずに弱火で15分煮ます。
⑦再度ボールにお湯ごと栗を入れ、鍋を洗って栗の表面が浸かる程度の水を入れ、栗は流水で冷ましながら表面の皮を丁寧にこすって鍋に戻します。
⑧弱火で加熱しながら、栗の重量の半分の砂糖を数回に分けて入れます。(甘すぎるなら調節してください)
⑨煮汁にとろみが出てきたら火を止めます。(保存性をよくするなら、煮汁が栗の半分ぐらいになるまで加熱します)
⑩煮汁が熱いうちに、V.S.O.Pなど、好みの洋酒を適量加えて、アルコールを飛ばして香りづけが出来たら完成です。
新入社員奮闘記‼さつまいも、レタス出荷
先日アグリ部では、さつまいもの収穫をおこないました
大きいイモから小さないもまで、沢山とれました
今年は色々な品種を植えましたので、まずはべにはるかと高系14号を。
しっとり系とホクホク系でどちらも美味しくなっています
仕分けをしてからキュアリングをかけるのですが、
変わった形のイモを発見
それがこちら・・・・
比較してみると・・・
こんな形は見たことが無く、
なんだかセクシーなおイモさんでした(笑)
そして、今日から新しい農産物を販売します
「べにはるか」と「サニーレタス」です
レタスはあっという間に大きくなってビックリ
味は苦くなく、ごま油とあごだし醤油のドレッシングでも美味しくいただけました
早朝から収穫しているので、とっても新鮮です
イオン千種のわくわく広場様などでPOPを見かけましたら、
一度手に取ってみてください
さつまいもは今後、「シルクスイート」や「安納芋」など
色々な品種を期間をずらして出しますのでこうご期待ください
台風の後の対策に!
おはようございます!
ミズホの試験圃場にて作付けをしていた秋作物が段々と大きくなってきました!!
しかし、植え付けてしばらくしたころに先日の台風19号がやってきました
レタスの様な葉物野菜は葉を揺すられてできた傷から病気になりやすいため、台風が過ぎ去った後に防除目的でリーフアップバリアを普段より濃い目の300倍で散布しました
ここでポイントなのがPフォスタを1000倍という薄めの濃度で同時に散布をしたことです。
このPフォスタを混ぜる理由はリン酸を用いて代謝を促進させ、リーフアップバリアの防除効果に加えて傷の治りを早くするためです!
リン酸に特化したミズホの資材だからこそできる小技で、この方法を秋から植え付けている作物全てに行いました!
そのおかげか現在病気による大きな被害もなく経過も良好です
今後はリーフアップNで微量要素(マンガン・ほう素)を葉面散布で与えつつ、バランスパワーに含まれる有機堆肥とMリンの力で収穫までもっていきたいです。
今年のミカンも仕上げの時期
ずいぶん秋も深まってきましたね季節の変わり目、私は朝晩の冷え込みで体調を崩しがちなので、食欲の秋にという名目でたくさん食べて体調を維持していこうと思います
さて、10月も半ばを過ぎ、ミカンの着色も進んでくる時期となりました今年の愛知は暖かい秋となり、平年よりも着色の始まりが遅い印象です。写真は10月10日の物ですが、ホタル尻になるにはあと1週間くらいかかりそうです
この時期から収穫まで仕上げの葉面散布が始まりますPフォスタ500倍液とリーフA液材800倍液を基本に、状況によりリーフアップバリア500倍液、またはリーフアップCa500倍液を混用し、仕上げていきますまだまだ梅雨明け以後に施用したぼかし肥の肥効が出ていますので、Pフォスタを強めの割合にしています。
今年もいい品質のみかんが作れるようがんばりたいと思います