株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
ほくほくトロっとMリンサトイモ
早いもので2020年も一ヶ月を過ぎようとしています今年は本当に暖冬ですね…先日東北に行きましたが、雪は路肩にちょろっとあるくらいでした農家の方は口々に「春先の水不足」を心配されておりました。2019年の春も秋田の一部地域では、水不足で代掻きが出来ず、お米の作付けが出来ない事態になっておりました…。2月は山の上の方に雪がドカっと降るといいのですが
さて、東北だよりです山形の斎藤商会さんの所で教えて頂いた、Mリンサトイモです。
デザイナーさんに依頼したというスタイリッシュな箱が目を引きますね
中のサトイモは、形、大きさが揃った子イモがビッシリサトイモの表情から、トロっとしていそうなのが伝わってきますね
サトイモは水を欲しがりますが、水があり過ぎると酸欠となって腐ってしまうものです。また、肥料をたくさん欲しがる作物でもあります。サトイモの葉っぱの形や付き方が、それを物語っていますねそのような特性のため、土作りが大変重要です
作付けの30日以上前にバクヤーゼ堆肥のような完熟堆肥をたっぷり2~3トン/反 施用し、よく土に馴染ませておきます。こうして圃場に良質な腐植を増やし、肥料成分の保持力を高めておかないと、施用した窒素分が流れやすくなってしまいます。また土作りによって土壌の気相を高めておかないと、根の酸欠によって腐りが出やすくなります。
またサトイモは通常のMリンPKも良いですが、リン加里比から見るとMリンPKマグが最適です。元肥と2回の土寄せ&追肥のタイミングで15~30㎏を追肥して、ほくほくトロっとするサトイモを作ってみませんか作付けまではまだまだ時間がありますので、Mリンカリンで自家配合するのも間に合いますよ~
暖冬は続くよどこまでも
おはようございます
1月も残り少なくなりましたが、相変わらず暖冬が続いています 昨日は高山で15.9℃、大阪では1月の観測史上最高となる19.1℃を記録しました 朝のラジオでは、1月中旬にようやくオープンしたスキー場が早くも休業を余儀なくされたと言っていました
また、雨も多く作物の管理は大変だと思います 梅が咲き始めていますが、このままだと桜も早いのかなという印象です
世の中はコロナウイルスによる新型肺炎に対して警戒が広がっています 日本国内でも人から人への感染が確認されたので、インフルエンザと共にうがい、手洗いにて予防を心掛けたいところです
さて、今日はこれといった話題がないので、とあるお寺の写真を載せておきます
秀吉とねねゆかりの地です 人影も少なく、ゆっくりと心を鎮めて拝観することが出来ました
好きな冬野菜といえば
私はもともと野菜が好きなのですが、冬野菜の中ではブロッコリーとカリフラワーがとても好きでよく食べます
最近は特にロマネスコがお気に入りなのですが、近所にあまり売っていませんので自分の小さな畑で作ってしまいました笑
家庭菜園なのでちゃんとできるかとても心配でしたが、なんとか花蕾はできていますので大きくなるのを待つのみです
ブロッコリーは大きくなったので収穫し、側枝の生長を楽しみにしています
数年前に初めてロマネスコを産直で見かけた時は、見た目に強烈なインパクトがありましたがいざ食べて見るとおいしい本当にブロッコリーとカリフラワーの中間のような柔らかすぎず硬すぎない丁度良い食感で、甘みもちゃんとありました
見た目も分解すると一つ一つが木のようで可愛く見えてきました笑
こないだは会社の近くのスーパーでたまたま見かけたので購入
チーズフォンデュにして楽しみました
収穫が楽しみです
ちなみに、アグリ部の方では茎ブロッコリーがたくさんとれています。
思ったよりも売れ行きが良くほっとしています。
店員さんいわく、10~20袋も一人で買って行かれる方もいらっしゃるとか・・・
有り難い限りですね
色んな野菜がお届けできるように頑張ります
長い雨になりそうです
おはようございます
今週末から来週にかけて雨が続く天気になると予報がありました。
今年も暖冬の影響で病気や虫の発生も例年よりも早そうですので、皆様も防除の準備など道具の確認をされてみてはいかがでしょうか。
先日、茎ブロッコリーの試験圃場でも長雨および、日照不足対策でMリンPKを散布してきました。
収穫のやり過ぎによる成り疲れや長雨による徒長を未然に防ぐため栄養バランスをコントロールしていきます。
もちろんリン酸だけでは栄養バランスが崩れてしまうため、堆肥と化成を合わせたバランスパワーも散布して草勢を維持していきたいと思います。
また、青虫もちらちらと動き出したり蛹になっているものもあるので捕殺または、防除を行って最後の収穫に向けて追い込みをかけていく予定です。
今年度の作付けもありますので、そちらの準備も忘れずに1つ1つしっかりとこなしていきたいですね
珍しい野菜
最近産直などに行くと、珍しいなと感じる野菜を見かけることが多くなってきました某農業雑誌でも世界の野菜が特集されており、見たことの無い形や色、名前に一度出会えたら食べてみたいなと思っておりました
そんな中ちょうど先日外食をした時に、ケールを使ったサラダに出会うことが出来ました。ケールは青汁のイメージが強く、「苦い!」の言葉が頭に浮かんできましたが、思い切って挑戦
メニューにあったのは「ケールとカシューナッツ、グレープフルーツのサラダ」自分では組み合わせない組み合わせでした食べてみると、ケールは全然苦くない独特の風味があるけれど、噛むと甘味も感じられてイメージが覆りましたケールの独特の風味とナッツ、グレープフルーツの爽やかさが合わさって、とても美味しいサラダでした
今回出会えたケールはとても美味しかったので、もし苗やタネが手に入れられたら、ベランダ菜園でも作ってみたいなど感じました
産直に出荷されている方は、珍しい野菜を栽培品目の中に少し取り入れると、他の生産者様との差別化が出来るのではないでしょうか
雪がない!➡地力消耗に注意
おはようございます
今年は暖かい冬ですね。
雪が全然降りません。
まぁ、名古屋はあまり雪が降らないんですけどね
1月なのに北陸が雨マークというのはやっぱり異常です。
本来降るべきものが降らない。。。
夏に水が足りなくなるんじゃないか
とか、色々心配になってしまいます
さて、暖かい冬は『地力の消耗に注意』
知らず知らずのうちに地力がなくなってしまい、いつもと同じ管理では作物の元気がない なんてことになってしまいます。
そこで、雪が降らない冬には土作りをいつもよりしっかりと行うのが◎
いつもバクヤーゼKを3袋/反入れているという方は5袋/反というように、バクヤーゼKを少し増量して散布しておきましょう。
土作りの成果が出るのは夏の盛り。
後で『しまった』と思わないように対策をしておきましょう