株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
2015年も葉色板販売中!
こんにちは。
私共が農家さんとお話をする時にもって行く『三種の神器』があります。
それは・・・
■ カメラ
■ 巻尺(ものさし)
■ 葉色板
いつ、どこで好事例に会うか分かりませんので、比較し、記録に取る道具は必須アイテムです。
以外と便利なのが、葉色板!
特にMリン農法では葉色の濃さで、リン酸の施肥を判断する場合もありますので、微妙な色の違いを判断するのに便利
葉の中に入っているチッ素量を測定する機械もありますが、ちょっと高価
葉色板なら、その点もお手軽です!!
2015年ももちろん、ミズホの葉色板は販売しております!
一枚 1,944円(消費税・送料込み)です。
水稲専用の葉色板になりますが、アイディア次第で他の作物にも活用できます
葉色を確認しながら、生育状況を見極めてくださいネ
国際土壌年の土作り
2015年が始まって早2週間、時間の流れの早さを感じます
ギリシア神話の神様でクロノスさんとカイロスさんがいます。クロノスは時間の神様で、時計で表現されるような全ての人に平等に流れる時間を表し、カイロスは時刻の神様で、個人の感覚によって伸び縮みする時間を表します。同じ一日でも、たくさん行動できた充実した一日では、一日を長く感じられるものです。一日の中でカイロス時間を長く感じられるよう、積極的な一年にしていきたいものですね
さて、今年は「国際土壌年」という取り組みがあるのをご存知ですか?簡単に言うと「土壌はかけがえのない大切なものだから、その重要性を多くの人に理解してもらおう」という取り組みです
ミズホのMリン農法の第一の柱に「作物を支える土と根作り」があります様々な書籍等に「良い土とは、肥沃で柔らかく団粒構造の発達したフカフカした土。保水性が高く、排水性が高く、肥持ちの良い土。」との記載があります。何やら難しい単語が並んでいますが、要約すると「フカフカした腐植質の多い土」となりますそのような土には多くの微生物が住み、彼らの生活が活発になることによって作物の根も元気になり、多くの栄養を吸収できるようになります
では堆肥をたくさん入れたら良いのか、となりますが半分アタリで半分ハズレです。堆肥は堆肥でも発酵が完了した「バクヤーゼ堆肥」のような完熟堆肥でなければ十分な効果が発揮できません。未熟堆肥も土中で堆肥化が進むので、長い目で見ると入れないよりは良いのですが、すぐに栽培を始める場合には適しません
そして、堆肥で栽培の土台作りをしたら、「新ボカシ大将」や「MB動物有機」など、ボカシ肥を使って微生物と栄養の補給も忘れずに堆肥の団粒構造が微生物の住処となり、普通の土に施肥するよりも効果的に使えますよ
今年の栽培が例年以上の良いものになるよう、土壌をしっかりと整え、国際土壌年を盛り上げていきましょう
2015年 あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
本日より通常営業に戻っております。
ご注文、お問い合わせ等お待ちしております
突然ですが、皆様の地区ではどのようなお雑煮を食べますか
名古屋近辺では、すまし汁にもち菜もしくは正月菜と餅を入れて、かつおぶしをたっぷりのせたシンプルなお雑煮。
シンプルなだけに、正月は気合を入れて出汁をとったり、美味しい正月菜を仕入れたりと、素材にこだわります。
ところで、先ほどから出てきている『もち菜』『正月菜』。
もとは東海地区の伝統野菜なのだそう。
ところが昨今では、『小松菜』が12月末になると『もち菜』や『正月菜』と名を変えて出荷されているのだとか。
葉物はチッ素が効き過ぎると苦味が出てしまいます。
シンプルな料理に使うものほど、苦味はNG
MリンPKでリン酸を効かせて、チッ素過多を解消すると苦味が出にくくなります
今年もブログから美味しい作物を作るための情報を発信していきますので、
よろしくお願い致しますm(_ _)m
今年一年お世話になりました。
おはようございます。
早いもので、今年最後のブログとなりました
今年は、2月の大雪や4月の増税、夏の日照不足、米価低迷など、
農業を巡っては悪いニュースが続きました
そういった中でも、安定した品質の農産物を、安定した収量確保している生産者がいます。
そしてそれは農業経営の安定化をもたらしています。
ミズホは、そういった生産者を増やしていくのが使命だと考えています。
ただ、それはミズホが一方的に知識や技術を押し付けるものではありません。
生産者と二人三脚で歩むものです。
それには、生産者の向上心、研究心、好奇心が必要です。
もちろん、ミズホも新しい技術や情報を皆さんに伝える努力が必要です。
農業を巡る激動の時代だからこそ、生き残るチャンスがあると思います。
一緒に頑張りませんか?
さて、弊社の年末年始の営業ですが、既にホームページでお知らせしているように、
12月27日~1月6日までお休みとさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
では皆さん、よいお年を!
メリー クリスマス!
樅の木 樅の木 いつも緑よ~
今日は、クリスマスイブ
クリスマスツリー(常緑樹)は、冬でも緑を枯らさないことから、強い生命力の象徴になっています。
ちなみに樅の木は針葉樹で、農業界ではバーク堆肥の原料にもなっています。
熟成されたバーク堆肥は、水分や肥料養分の吸収保持力などがあり土壌改良剤として有効です。
しか~し、樹の皮には、ポリフェノール系の有機成分が多く含まれていて、植物の生育に有害な作用を及ぼしかねません
なので、未熟なバーク堆肥を施肥してしまうと、かえって逆効果になってしまいます。
そこで、酵素微生物資材バクヤーゼの出番です
バクヤーゼは、高温で発酵して有機物中の有害物質を分解させ、不活性化させます。バクヤーゼを使った堆肥やボカシ肥を施肥すことで、未熟有機物の有害な作用を防止するのはもちろん、有効菌が増殖することで、土壌病害や障害を軽減できます。
ということで、クリスマスツリーを見かけたら、バクヤーゼを連想して頂けたら幸いです
では、良いクリスマスを
凍害きゃべつ。「しもふり」と「しもやけ」は全然違う。
こちら、神奈川県・三浦半島の「しもふり」のキャベツ。
このキャベツを見て、よくこの時期のTVショーでは、「葉に栄養を蓄えて、糖度が増して甘くておいしいです!」と言う演者の方もいますが、わかったようでわからない感じですね。
(この件に関しては→ミズホブログ2014/12/05をご覧下さい)
この時期「しもふり」通り過ぎ、「しもやけ」になってしまうと大変。
「しもふりキャベツ」と「しもやけキャベツ」は全然違います。
作物が「凍って」おこる「凍霜害」。作物の耐凍性以下の低温で、細胞内や細胞間隙が凍結することによって起きます。
①植物体の表面で凍結が起こる →②次いで内部に伝達され細胞間隙内で凍結が起こる →③さらに進んで細胞液の凍結して →④原形質破壊、細胞膜破裂が起こって →⑤「凍死」となる。
ちなみに 身近な話で置き換えますと、
「しもやけ」の原因=体温が低くなり、体の血の巡りが悪くなるとおきます。
☆「治す」には= 薬を塗りまくる、血行を良くする。
☆☆「予防」するには= ①体を冷やさないようにする、②基礎代謝を良くする。
☆☆☆「基礎代謝」をよくするには= バランスの良い食生活と適度な運動をする。
「作物栽培」に置き換え直すと
「リン酸」を効かせて、「光合成能力」を促進させること。
「リン酸」を効かせて、窒素コントロールをすること。
「リン酸」を効かせて、細胞を密にして耐病性を強化すること。
もちろん、「リン酸」は、「Mリン」で
寒害を受けた葉は、「腐敗菌」が入りやすくなり「腐り」の可能性が高まります。
もし、寒害にあった場合、樹勢回復を図るために「Pフォスタ」+「リーフA液材」の葉面散布がおススメです。
また、病気予防には、「リーフアップV1」+「キトチンキ」の施肥がおススメです。
チッ素過多(メタボ)だと、軽い霜害でも腐敗が進んでしまいます。
「MリンPK」で「チッ素」コントロールして、メタボ体質を改善しましょう!