株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
真夏の摘果作業
学生は夏休みに入りましたね夏休みに入った子供に交じって、スマホ片手にふらふらしている人を多く見かけるようになりました。噂のGOのせいでしょうか
そんな中、園地主の農家さんから「思ったより生っているから摘果しないといけないヨ」と連絡がありました現地研修の合間を見て、早速摘果に行きました
こういった生りの木がたくさんありました。二回に分けて二日かかりで何とか摘果完了!あとは最終摘果まで様子を見ながら、施肥管理で調整して行こうと思います。良く効くリン酸、MリンPKがあることは心強いですね
追伸:出張先で「野菜をバクバク食べる犬」がいまして、犬は生野菜を食べない印象でいたものですから、びっくりして写真に収めてしまいましたMリンの効いた良い野菜だからバクバク食べるのかなーと、ふと思いましたと
きれいな毛虫
6月ももうじき終わり、2016年も半年が過ぎようとしています毎年のことですが、夏が近づいてくると「夏の暑さ」を思い出します。今年は特段暑くなると言われているので、徐々に暑さに慣れていって、暑い夏に負けない体づくりを意識しようと思います
さて、先日会社の階段部分で、やけに目立つ色の毛虫を見かけたので写真を撮りました。
(虫が苦手な方は注意)
ピンク色の毛虫ですこの階段のある場所は、ブドウの樹のすぐ横です。ということで、ブドウに付く虫で調べたところ、ブドウスカシクロバの幼虫だと分かりました昨年も見かけたこの毛虫ですが、昨年は緑色を見かけました。しかし、こいつはピンク色です。
どうやら老熟するにつれ緑から変色するようで、ブドウと同じようなものですかね。「熟す(成長する)と赤みを帯びていく」ということですね
このブドウスカシクロバは、その名の通りブドウの葉を食べて成長します。柔らかい部分を好んで食べますので、新芽や新葉をバクバク食べる、ブドウ農家の天敵です見た目が鮮やかな分、鳥にすぐ見つかって食べられそうなものですが、毒があるため大丈夫なんでしょうか。自然は不思議ですね
Mリン農法で害虫に負けないようにするには、予防として以下を実施するのはいかがでしょうか。
①光合成または代謝を促進して、葉を厚く、茎を固くする
②害虫が嫌うものを散布する
生き残った琵琶
名古屋も梅雨入りし、適度な降雨の日が増えてきましたこの雨を恵みの雨とするか、病気の雨とするかは、日ごろの管理と予防の結果になります病気の予防には作物の代謝促進が大切です。リーフアップバリアを定期的に散布して、後の祭りにならないよう備えておきましょう
さてさて、暑くなってきました「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、暑い夏がやってくると暑さにばかり気を取られ、今年初めの冬のことを忘れがちになりますよね今年の1月の低温、降雪を思い出してください。九州でも降雪があり、特に果樹で大きな損害となりました。耐性を超える低温により種が凍死してしまい、日本一のビワ産地の長崎では、9割が品物にならない打撃を受けたとの速報もありました
そのような状況の中。被害を受けたのは同じですが、今年もビワができたとのことで、福岡県から貴重なMリンビワを送ってくださいましたそこで、毎度おなじみの糖度測定です
今年は特段に実が大きいと感じました。そして何より実が厚く、みずみずしく感じました測定結果は『14.2』で、今年の天候から考えれば良い数値だと思います
そして、来年のため収穫後のお礼肥バクヤーゼKや肥太クンなどMB有機シリーズと一緒に、MリンPKの施肥をお忘れなくそしてそれら栄養の代謝促進にはリーフアップバリアです
持ってて良かった活性剤
ここ名古屋では、例年は6月上旬に梅雨入りします。気温の上昇に伴って湿度も上がってきたように感じますしかし沖縄の梅雨入りが1週間ほど遅れましたので、名古屋も1週間遅れるかもしれません。
また、今年は台風の発生が遅れていますが、エルニーニョ現象と関係があるようですエルニーニョが発生しているときは台風が多く、その終息とともに台風発生数が減少する傾向があります。気象庁の予報では、この春から初夏でエルニーニョが終息するとされています。今年は台風の発生が遅れ、台風の数も少な目になると頭の片隅に置いておくのも良いかと思います
さて、着果過多のミカン園の様子を見に行った時のことですミカンの方はすくすくと生育ステージが進み、開花を終えて実が生り始めていました。
ただ、相変わらず着果は多いため、整理落果の様子を確認しながら、6月に入ったところで摘果をしていこうと考えています
さて、ここでもう一枚写真を。
葉っぱの上に小さな白い蛾みたいなのがいますね…生理落果するかどうか、枝を軽く揺さぶっていたら、結構な数の白い虫が舞っていました
これは「ミカンコナジラミ」。写真の姿は成虫で、幼虫も成虫も吸汁するので樹勢を弱らせます。また、幼虫の排泄物がすす病を誘発します。以前紹介したカイガラムシも、このコナジラミもすす病を誘発する原因であるため、対応が必要になります。
そこで今回のタイトル「持ってて良かった活性剤」『リーフアップバリア』の登場ですコナジラミのいる現状を見かけ、濃いめの300倍をすぐに葉面散布でたっぷりとかけました同時に樹勢強化のリーフA液材や光合成促進し固く丈夫にするPフォスタも混合しました今後も小まめに様子を伺い、樹勢低下の予防を取りたいと思います
テントウムシがいるということ
最大10連休の長いGWが明けましたが、良い休日にできましたでしょうかGW中、晴れの日中は初夏のような陽気も感じられ、今年の夏も暑くなりそうな様子です苗づくりの最中でしたら、苗上手ブレーキBで徒長を抑え、丈夫なズングリ苗を作りましょう
さて、手をかけているミカン園にて、休み前に様子を見に行った時のことです。
当園地は今年は表年とのことで、花が大量に着いている(着きすぎている)樹が何本もあります
強めの剪定をしたのにも関わらず、花芽が枝にびっしり着いています
開花させる栄養は、前年に蓄えた養分で行います。昨年MリンPKを効かせ過ぎたのかもしれませんね…。
さて、花がいっぱい咲くこと自体はいいのですが、開花のために栄養を使い過ぎてしまったり、実になる前に落果して栄養のロスが大きかったりと、何かとお手入れが難しくなります。このような場合、一般的には「蕾が膨らみ始めるころに摘蕾」します当初は摘蕾しようと考えていましたが、強剪定した等の理由から、樹に任せようと考え直しました。自然と落果するまで待ち、樹勢バランスの崩れを肥培管理で補う予定です早く良く効くリン酸のMリンPKがあるからこそ、こんな対応も可能になります
ここでやっと表題の話になります
ミカンの様子を写真に収めていたところ、テントウムシが目に付きました。
テントウムシがいるということは………
アブラムシがいるということです
暖かくなり、降雨も適度にある環境は、虫にとってもいい環境です。防除の際には、作物の代謝を活性し、薬剤の負荷を軽減するリーフアップV3やリーフアップ バリアを混用して、早期回復と樹勢強化を図りたいと思います