株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
リンゴの赤星病
暑い~
「今年は冷夏じゃないのかよ!」と思わず愚痴りそうになりますが、冷夏の年は梅雨前が暑いんだそうです。
さて、そんな猛暑の中、休日に近くの農家さんのお手伝いへ行ってきました。
正直、暑くて死ぬかと思いましたよ。。。
いや、割りとホンキで
今回の話は、その庭にあったリンゴの木。
「さび病?」
と聞くと、「赤星病」だと教えていただきました。
で、面白いのが、カイヅカイブキという樹が近くにあると発病するんだそうです。
カイヅカイブキというのは、生け垣なんかによく利用される樹です。(すみません。写真撮り忘れました)
その樹で胞子が越冬し、春になると風で飛ばされて、リンゴやナシなどのバラ科の樹に付着するんだそうです。
ですから、リンゴやナシの産地では、条例でカイヅカイブキの植栽を禁止している地域もあるそうです。
コンパニオンプランツなどの「相性のいい作物」はよく聞きますが、こういった「相性の悪い」作物もあるんですね。
ブドウスカシクロバ
こんにちは。
もうじき6月だというのに、朝晩は気温が上がらないようで、うっかりお腹を出して寝ようものなら風邪をひきそうです
本当に5年振りの冷夏になりそうな予感です
こういう気候のときほど、MリンPKを使った人と、
使っていない人の差が出るんですよ( ノ゚Д゚)テヲヌクナヨ!
さて、会社のブドウの誘引作業をしていたら、こんな子たちを見つけてしまいました(ノ∀`)アチャー
ブドウスカシクロバという蛾の幼虫らしい。
成虫は見たことがないのですが、
写真でみる限りでは、ハエに近い感じです。
実はワタクシ、毛虫が大嫌いなのです( ・ω・)
子供の頃は平気だったのですが、いつの間にやら嫌いに。
これが大人になるということなのでしょうか
作物の良し悪しは葉を見ればわかる!
こんにちは。
突然ですが、みなさんは作物の健康状態をどこで判断していますか?
ついつい大きくなったものを「健康な状態」と考えてしまいがちですが、
そんなときプロ農家さんは作物の葉を見ます
「こんな大きな葉っぱじゃ、旨いのはできんぞ」
「こんな色してたら病気になるぞ」
集団で現地指導を行うときなど、必ず他人の圃場に口出しをするおじいちゃんがいます(笑)
ありがたいですね。
いっそ先生もやってください
でもこれは作物作りの基本なんです。
稲でも野菜でも果樹でも同じです。
大きな葉や色の濃い葉は、チッソ過多の症状。
人間でいえばメタボです
さらに、ノギスのようなもので葉の厚さを測る方もいらっしゃいます。
「葉の面積よりも、体積を考えるべし!」
あるレタス農家さんに言われた言葉です。
良い葉は、小ぶりで厚みがあり、舟形になっています。
①
②
みなさん、①と②はサクランボの葉ですが、違いがわりましたか?
上の方は、大きくて色が濃く、葉先が垂れています。
下は、小さく、葉の両端が少し前のめりになっています(舟形)
上はメタボで、下は健康な葉という訳です
同じサクランボでも、こんなにも違うんですねぇ
みなさんも、夏野菜は葉色に注意してみてはいかが?
アブラムシ退治
長期休暇が終わり、やっと仕事モードに戻ってきました。
で、一息つくために、
会社の桃の木の生育ぶりを見に行ったところ…、
なんと、ビックリ
葉の裏にアブラムシが、ビッシリへばり付いているではありませんか
ショック、ショック、ショック、ウーショック
怠けていたので、仕方ありません。
こうなったら、 『リーフアップv1』 と 『リーフSG』 の混合500倍液を毎日散布です
か弱い桃を助けねば
梨の花
名古屋の今朝10時の気温は、16度。
やっと春らしい暖かさになりました
全国を飛び回っている営業マンも、春を実感しているようで…、
カゴいっぱいのタケノコの写真や、
梨の花の写真を、メールで送ってくれました
果実は、開花後30日ぐらいまでは、貯蔵養分で肥大し、その後は、葉で作られた養分で生育します。
なので、果実を順調に肥大させるには、5月上旬ごろに消化吸収が良いアミノ酸のカン水やカン注がおすすめです
ブドウの化粧水
暖かくなってきましたね。
名古屋ではもう桜が散りかけています
春になると、冬の間動かなかった植物も動き出します。
人間は布団から動けなくなりますが
その一つがこれ。
ブドウの水揚げと呼ばれる現象。
剪定した切り口から水がポタポタと落ちてきます。
ブドウなどの果樹は、冬の間は根の活動を停止します。
そして暖かくなると根が動き出し、水分と養分を活発に地上部に送ります。
そしてそれが全体に行き渡ると、芽吹きが始まります。
この水分には芽を出すための養分が含まれており、
お肌に良いとして、知る人ぞ知る化粧水なんだそうです
試しにペットボトルを置いてみると、一晩でこんなに溜まりました
意外にも無味無臭。
ホントに効果があるんでしょうか?
隣の席のお姉様は、お肌が気になるようで
興味津々のようです