『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

コーヒーの豆袋がモモを美味しくする!?

おはようございます。

昨日は立冬でした。
秋を堪能する前に、冬がやってきてしまいました。
でも、みかん、リンゴ、柿等、果物が美味しい日々は続いています。
食欲の秋は続行で行きたいと思います

 

昨日、外回り部隊がモモの生産者様を訪問しました。

モモは保水や保温の為に、敷き藁を敷くそうなのですが、こちらでは「コーヒー豆の麻袋」が敷材。

大手コーヒーメーカーから、格安で仕入れることができるのだとか。

モモの根を守るように、丁寧に敷かれています。

麻袋の敷材は、春には自然に分解されてなくなってしまうそうです。

 

以前はこの敷材に、古畳を使っていたそう。

古畳が変なところに投棄されている!?

・・・などと思っていましたが、敷材として活躍中だったようです。

しかし、今の畳はナイロン等が含まれていることが多く、分解しないので敷材としては使えなくなってしまったそうです

生産者様いわく。
『何でか分からないけど、古畳が一番モモの味が良くなるなぁ』
畳は分解が遅いので、畳を敷いて上からバクヤーゼを振って分解させていたそうです。


廃材も立派な農業資材にしてしまう知恵に、感服しました

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2013.11.08|

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果実の裂果対策

おはようございます。
台風が去って秋晴れの月曜日です

さて、先週もお伝えしたミカンのお話。
こんな風に横方向に亀裂の入ったミカンを見つけました

ミカン裂果

主な原因としては水分不足のところへ、急にまとまった降雨などがあった場合。
水分などが一気に実内部へ流れ込み肥大するものの、
皮がその肥大に追いつかないために起こります


ミカンに限らず、糖度が要求される作物では
水分を絞って栽培する場合が多く見られます。
水分を少なくすることで、チッ素の吸収を抑えると共に、
相対的に糖の量を増やして糖度を上げるのが主な目的です。
でもデメリットは収量が犠牲になりがちなこと
そして裂果が起こりやすいこと


普段から水分を与えることができれば、収量も裂果の心配もありません。
そしてリン酸を効かせていれば糖度の心配もありません


とはいっても、広大な露地の果樹園で
小まめなカン水というのも限度があります

「こんなに割れたのは初めてだ
とベテラン生産者。

調べてみると、この地域では7月から降雨が少なく、
10月中旬になって例年の5倍以上の雨が降りました。
異常気象に対して細やかなフォローができなかったことが
我々の反省点です


あと気づいた方もいるかもしれませんが、
この方の作るミカンは皮が非常に薄いです!
薄いから割れやすいってのもあるんですけどね。
皆さんも経験で知ってると思いますが、皮が薄い方が美味しいんですよ

まだ青さの残る実をちぎって糖度を計ってみたところ、なんと14度!
雨続きで糖度が低くなりがちな中でこの糖度はすごいですね。
甘さだけじゃなくて、コクもしっかりとあります。

あとミカンにはつき物の、隔年結果(実が多い年と少ない年が交互に来る)とは無縁の栽培技術!
秘訣はチッ素とリン酸のコントロールにあるようです

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ミカンの色

昨日、営業マンが、三重県のミカン農家さんを訪問しました。

農家さん曰く、「MリンPKを使うと、全体的に色が綺麗に上がってくる!MリンPKを使わないとマダラになってしまう。」と言ってくださいました。

確かにそうなんです

MリンPKでリン酸をよく効かせると、植物体内の代謝がよくなり、光合成が活発になります。結果、糖度と着色を促進させるのです。

今年初めて摘み取ったミカンをいただきましたが、納得の美味しさでした

http://www.mizuho.to/mrin/rin/

 

 

 

 

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2013.10.23|

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ブドウの晩腐病

おはようございます。
台風26号が過ぎ去ったばかりですが、次の台風27号が近づいています
農作物の安全と、自身の安全にも十分に気をつけてくださいね


さて、雨が多いと発生しやすくなるのがカビの病気。
ありとあらゆる作物に発生するといっても過言ではありません
その中の一つ、ブドウの晩腐病

ブドウ晩腐病
外観はオレンジのツブツブが見られ、皮がシワシワになります。
非常に柔らかくなっているため、少し力を入れただけで皮が破れてしまいます。

晩腐病破裂

菌糸は枝や巻きヒゲ内で越冬し、雨などによって胞子が飛散し拡大します。
主に着色期に発病するために、「晩くに腐る病気」ってことらしい

雨が多いと発生しやすくなりますが、
栽培管理によって拡大を助長する場合もあります。
被害が拡大しやすい栽培要因としては、
・風通しが悪い
・水はけが悪い
・窒素過多


はい。
王道ですね

ブドウに限らず、カビの病気は湿気が多くて、柔らかい作物が大好きなんです。
チッ素が効きすぎていると、枝や茎が伸び、葉が大きく柔らかくなります。
無駄な生長を抑え、作物の身体を硬くするためには
チッ素、リン酸、カリをバランスよく吸収させましょう

「バランスよく施肥する」じゃなくて、
「バランスよく吸収させる」ってところがポイントですよ
この2つは似て非なるものです。

疑問に思ったらミズホまで連絡ください

年々増えているらしいブドウの晩腐病。
今年のブドウはもう終わってるよー、って方も、
来年以降拡大させないためにも、是非対策を。

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いっぱいのブドウ

台風一過の名古屋は、風はまだ強いものの快晴です

今朝、空を見上げたら虹が…しかも二重の虹ちょっとラッキーで幸せな気分になりました

で、実は、昨日も幸せな気分を味わいました。それは、山梨県のミズホ会員さんから、いろいろな品種のブドウをいただいたから

品種は甲斐路系やピオーネなどなど。贅沢に食べ比べてみると、どれも甘~くて、美味しく、品種ごとに香りや歯ごたえなど実感できました。

なかでも驚きの品種が「ウインク」。一粒一粒に弾力があり、糖度は脅威の23.3度!メチャ甘です個人的には、ヨーグルトに入れてリッチな気分で味わいたい逸品でした

 

 

 

 

 

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2013.10.16|

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梨の古品種

昨日、愛媛県のミズホ会員さんから直売所仲間から購入したという、珍しい梨をいただきました

この梨は、江戸時代の古い品種「明月」。

重さは、1キロもある大玉で、「新高」「愛宕」のお父さんにあたります。病気にかかりやすく、作りにくい品種のため次第に減っていき、今では“幻の梨”とされています。

味は、幸水のようなシャキシャキ感ではなく、果肉が緻密で濃厚。糖度は12.4度ありました。

品種の進化に感嘆しつつ、昔の殿様も食べていたかも?と思うと、ミョーに味わって食べてしまいました

 

 

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2013.10.09|

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