株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
サトイモ作りにもリン酸が効く!
おはようございます
ジャガイモの定植が終わりました。
秋ジャガイモの感覚で種イモを買っていたら・・・
春は切って植えるということを失念
少なくとも2倍に増える種イモ・・・
おかげで畑の面積の大部分がジャガイモになってしまいました
さて、初夏に私共が田んぼに伺いますと、水田の一部を畔板で仕切ってサトイモを植えていらっしゃるかたがいらっしゃいます。
写真のように畔板で仕切ってサトイモを植えるのです。
これくらいの面積なら米の収量に影響はほとんど出ないし、自家用なら十分な量ができるので最適ですネ。
そして、このサトイモにもMリンPKのリン酸パワーは効果あり!なのです
イモの大部分はデンプンでできていますが、デンプンを作り、イモに貯めるのにリン酸とカリウムの力が必要なのです
そろそろサトイモの種イモが出回り始める頃。
畔板の向こう側にも、是非MリンPKを施肥してホクホクでトロットロのサトイモを作って下さいね
北海道 冬のレタス栽培
北海道便り
2月上旬に記載した、レタス栽培の経過報告です
1月中旬に植え付けしてから、約一か月半経った生育状態です。
夏場の栽培ならすでに外葉も出来上がり、葉っぱが巻き始め玉を仕上げる段階に差し掛かる頃です。
が、北海道の冬レタスの栽培は、まだ初期の段階で、これから2か月以上もかかるのです。
と、いう訳でまだまだ初期の段階なので、生育促進中心の管理で進めます。
3月に入って日中のハウス内の気温は、地域のよって異なりますが、平均12~15℃になります。朝晩はまだまだ寒い日が多く、マイナスになる日も普通です。
根は動きにくい状況なので、カン水は間隔を開けて施肥し、葉面からの養分吸収中心の管理をお勧めします
リーフアップNやリーフA液材でしっかり葉っぱを作ってあげましょう
また、この様にハウスの外側が外気の影響を受けたり、生育に遅れが出た場合にも、同様に部分的に散布してあげて下さい。
天気の良い日などは25℃以上になることもあり、軟弱な生育になってしまいがちなので、特に温度には気を付けて下さい
冬栽培の利点は、寒い中でじっくり時間をかけて育て、葉肉厚な甘みの強い作物を作ることなので本末転倒にならないようにしましょう
チッソ過剰や軟弱徒長にはPフォスタでブレーキをかけます。
徐々に地温も上がってくる頃に、アミビタゴールドやMリンPK液肥の素でカン水の間隔を少しずつせばめ、根からも吸収させましょう
タマネギ畑はどこいった?
おはようございます
雨水も過ぎ、すこしずつ暖かくなっていきますね。
雨水は農作業を始める時期なのだとか。
雨の合間に夏野菜に向けた土作りを始めましょう
さて、先日、愛知のタマネギの産地を訪れました。
が、いつもと風景が違うのです
タマネギ畑が少なくないですかーー!!?
今の時期にしては、
タマネギ畑がきいなくないですかーー!!?
極早生のタマネギの出荷が3月に迫っている今時分は、青々と茂ったタマネギ畑が見られるはずなのです。
なのに今年は、青々とした畑はまばら・・・
よく見ると、小さな苗が黄色くなっている畑が多いのです。
秋の長雨で苗の生育が悪く、種をまきなおしたり、苗を植えなおしたりしたところが多かったのだとか。
遅くに植えたところは苗の活着が悪く、小さいまま黄色くなってしまっていたのです。
出荷できるか否かは「?」だそうです。
苗からリン酸を効かせてガッチリ苗を作ったお客様の畑は・・・
いつもの青々としたタマネギ畑でした。
リーフアップV3とPフォスタの葉面散布で『病気も全然出てない』そうです
北海道だより:この作物は何でしょう?
これは、植え付け前のレタスの苗です。
北海道では、最近、夏の間、ハウスで果菜類などを栽培・収穫したあと、ハウスをそのまま有効利用し冬の期間、ホウレンソウやレタスなどを栽培するところが増えています。
今までは、雪に潰されないように雪が降る前にハウスのビニールを外し春に備えるのが一般的でした。
今の所、比較的雪の少ない地域での栽培が多いようですが、最近のハウスの進化は著しく、
かなり耐久性に優れたものが出ているので、これからどんどん冬の栽培が多くなってくると思います。
とは言え、北海道の厳冬期の寒さはハンパではないのでハウスやカーテンを二重にするなどの工夫は必要になります。
しかし、無加温でゆっくり、じっくりと時間をかけて育てることで、葉は肉厚になり寒さにあてることで甘みの強い作物が出来ます
レタスは冷涼を好む作物ですが、北海道のハウス内は低温で日中天気の良い時は20℃近くになる時もありますが、10℃以下は当たり前で、早朝にはマイナスになる時もあります。
そこで、冬栽培のポイント!養分はカン水ではなく葉面散布で葉っぱから吸収させてください。
前半は生育促進でリーフアップNやリーフA液材で外葉を作り、同時にPフォスタで根を動かします。
中盤から後半はPフォスタでリン酸中心の管理をし、葉っぱを巻かせしっかりとした結球を作らせる事が重要になります。
ジャガイモのそうか病
おはようございます
そろそろジャガイモの種イモが出回るようになってきましたね。
最近はジャガイモの品種も増え、色々な味が楽しめるようになってきました。
個人的にオススメなのは「トウヤ」と「十勝こがね」です。
両方とも芽が浅いので調理しやすいです!
トウヤは早生。一足早く収穫できます。
十勝こがねは貯蔵に優れる特徴を持っていますので、トウヤ→十勝こがねでリレーするのも良いですヨ
さて、ジャガイモ栽培につきものなのが・・・そうか病
ガッサガサで肌が汚いジャガイモだと、掘るのもイヤになりますよね
ジャガイモがガサガサになるんだけど?なぜ?というご質問もよくいただきます。
悪さをしているのはそうか病菌!
この菌は、土のpHが中性以上で多発します。
作付時に石灰をまくとジャガイモの肌が白くなる と言われていますが、pHが上がってしまうので注意しましょう。
ジャガイモは酸性にも強いので、土のpHは5.5くらいにするのが良いです。
もちろん、しっかりと土作りをするのをお忘れなく
ジャガイモを切って植える方も多いと思いますが、切り口にはMリンPK(粉)をまぶすのがオススメ。
MリンPKは発酵してあるので肥料焼けしにくく、弱酸性・生理的中性の資材なのでジャガイモにオススメです。
今春にぜひ試してみて下さい