株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
レンコン掘り出し中
おはようございます。
暖冬⇒寒波で人も作物もブルブルです。
お体には十分お気を付け下さい。
さて、愛知のレンコン産地ではレンコンの掘り出しが行われていました。
あちこちで重機が動いていました。
根を育てる働きを持つリン酸は、根菜には欠かせません。
そして根菜にMリンPKを使う場合は、カリウム増強型の5:1配合がお勧め。
Mリンカリン 2㎏(1袋)
過リン酸石灰 100kg
塩化加里 20㎏
米ぬか 5㎏
で、カリウム10%前後の増強型配合となります。
自家配合している方は、ぜひ試してみて下さい。
MリンPKを効かせると味がのって、おいしくなります!
土の中を宝の山にする!
そのために、リン酸とカリウムが活躍します
【キュウリ】ペンより短く!
こんにちは。
この週末は記録的な寒波が到来し、沖縄でも雪が降ったそうですね。
今朝は名古屋でも雪が積もりました
朝から道は大混雑です
まだまだ雪が残る地域の方は雪かきなど大変だと思いますが、ケガのないようご注意ください。
さて、タイトルの言葉は、あるキュウリ農家さんを訪問した際のものです。
短く、って何を?
ペンより短くというのいは、キュウリの節間のこと。
枝と枝との間隔です。
ここが長いと着花や着果が悪くなり、キュウリもまっすぐ伸びません。
病気も発生しやすくなります。
長くなる要因は、
・高い温度
・日照不足
・チッソの効きすぎ
が原因です。
MリンPKは、節間の伸びを抑え、写真のようなしっかりとした茎を作ります。
天気予報によると、今週中ごろから気温が上がるそうです。
節間が伸びすぎないように、今のうちにMリンPKやMリンPK液肥の素でしっかりと対策をしましょう!
冬の風物詩
メリークリスマス
この時期街は、ツリーやイルミネーションで華やいでいますが
ここ宮崎県都農町では…
一面、千切り大根の天日干しの風景
ダイコン畑の緑と千切りダイコンの乾燥棚の白のコントラストが美しい景色です
毎年11月から2月にかけて耐病性の高い総太り系の青首大根を収穫し、機械で土を洗い落とした後、専用の機械で細かく長く切り、ムラなく網の棚に広げて天日干ししています
甘みとうまみが増した独特の美味しさは、大陸の寒風が九州山地を超えてマイナス2~3度の氷温状態の『千切り風』と呼ばれる冷たい西風と、南国特有の太陽を燦々と浴びて作らているです
ちなみに、Мリンで育てたダイコンは、大きくて真っ白でハリがあってキメ細かいと生産者さんに喜ばれています
【ダイコン】暖冬・神奈川三浦半島のMリンダイコン農家さんの声
関東エリア担当より、現地発信のブログでございます。
何かわかりますね。
そうです、。
ダイコンです。
まずは、当地域の作柄状況からレポート。
・9月上旬、長雨で定植作業がずれ込んだ。
・10 月、好天続きで生育があっという間に追いついた。
・11月 、降水量も多く、気温も高い日が続いた。
・12月、収獲繁忙期へ。大きな台風もなく、葉っぱも傷むこともなく、「旺盛な生育」となり、2Lサイズの発生 率が6割も出てしまうほどの「超・生育順調」。「秀品」も相場が安く「優品」に至っては出荷するだけ「箱代が赤字」になるので処分しなければならない程、「豊作」。関東産は、千葉を含め「量」が出ている。暖冬傾向で、全体的 には農家さんにとっては厳しい安価販売状況。
そんな時!
大事なのは、「歩留まり」です。
歩留まりは、「ロスを少なくつくる」も大事なことですが、収穫・洗浄時の「作業性」も大事です。
それを表す写真がこちら
↓
神奈川県三浦半島にて、今年初めてMリン農法・Mリン資材で、ダイコンを栽培して頂いている農家さんにて、湯夕方の「ダイコン洗い」の4コマ。
今回注目すべき「農家さんの声」は、
「ダイコンの肌がきれいだ」
「泥がすぐに落ちる、水槽が汚れない」
たしかに、水が汚れていません。収獲後の泥落とし作業が断然楽々なんです。
「チッソ過多」で肌荒れ、曲がりだらけで泥が落ちにいダイコンでは「後処理」も大変なんです。
そのほかにも…
「重量感がある」
「葉っぱができている割に、根(ダイコン)も太りがいい」
「温暖基調と、MリンPK効果で、例年になく肥料の効きが良かった」
「無チッソでMリンPKだけの畑では、生育が抑制されて、”ブレーキ”の効果を実感した」
との声も。
まさに、MリンPKの効果ですね。
「次は、もっと初期から肥大期にかけて、”Pフォスタ”を効かせて、葉っぱができすぎないようにしよう!」と3月まで続くダイコン栽培へ意欲もにじませていました。
相場が安いので、”笑いが止まらない”とはいきませんが、いろんな意味でMリンダイコン1年目、データ収集をとることが出来ているとのお言葉も頂戴しました。
栽培農家ゼロだった、神奈川県三浦半島でのMリン栽培。ここ3年前から、毎年少しずつ増えています。
ダイコン・イチゴ・早春キャベツ・小玉スイカ・大玉スイカ・メロン・カボチャ・ミカン・トマト、その他、たくさんの畑の野菜たちが三浦にはいます。
手探り状態から実感、そして確信へ。
「三浦Mリン旋風」が吹くも近い!
【キュウリ】ホウ素欠乏
おはようございます
前回のブログでもご紹介しましたが、11月の温暖な気候のせいで野菜の出荷量が増え、価格が大幅に下がっています
消費者には喜ばしい限りですが、生産者にとっては喜べない状況。
「豊作貧乏」です
しかしダイコンや白菜、キャベツなどの露地野菜と違って、ここ半月で相場が急上昇しているのがトマトやキュウリなどの果菜類
西日本の産地で10~11月にかけて大量に収穫していた分、「なり疲れ」で出荷量が激減してしまったためです。
なり疲れさせずに出荷できている人は・・・今頃ウハウハですね
さて、先日キュウリでウハウハな生産者をお邪魔しました
とれ過ぎて、なんと朝の0時から収穫しているそうです
「嬉しい悲鳴」ってやつですね!
さて、そんな絶好調な状態が故に困り事が。
ホウ素欠乏で、芯の部分がコルク状に褐色になっています。
実がなり過ぎて、養分吸収が追い付いていないのと、根が疲れてきてることもあるのでしょう。
即効的な対策としては、ホウ素が0.5%入ったリーフアップAの葉面散布(500倍)がおすすめです。
果菜類はたくさん出荷している時ほど次のことを考えた対策が必要になります。
液肥だけでなく、ぼかし肥(MB動物有機など)で安定した栄養分を確保しましょう。
さらに、根が疲れているので、サンレッドやバイオ根助を薄めで構わないのでカン水してやると、根の動きが活発になり、しっかりと養分を吸収してくれます
果菜類は、収量の波を作らないことが成功のポイントです。
ちなみに、野菜の卸価格の状況は「独立行政法人 農畜産業振興機構」が管理するサイトでも見ることができます。
「ベジ探」で検索してみてくださいね。
記憶に残る記録を
年の瀬も近づいて参りました年末に向けて何かと慌ただしい日々をお過ごしではないでしょうか。12月2週目に入ったにもかかわらず、名古屋では晴れた昼間はポカポカ陽気で、12月とは思えない暖かさです全国的に同様のようで、「高い気温と適度な降雨でダイコンが肥大しすぎて暴落傾向」とのニュースも見かけました普通の施肥では水ぶくれダイコンとなってしまいますので、高温で適度な降雨傾向の場合、最終間引き時と収穫一か月前に必ずMリンPKやPフォスタなどでリン酸を効かせて、締めたダイコンにしてください
(Web会員の方は施肥基準等をご覧ください)
さて、年末と言えば大掃除です最近の大掃除は身の回りの目に見えるものだけでは終わりません。仕事道具のパソコンの中身も掃除しなければ、気持ちよく新年を迎えられないですよねということで、少しずつ整理をしていたところ、古いけど面白い写真が出てきたので紹介したいと思います
まずはこちらの、何年前か分からないメロンの写真。
プロ農家の方には良さがすぐに伝わると思います。葉柄の角度が上向きで、葉もおわんのようになっていて受光体勢がとても良いです。下葉にも光が当たり、風通りも良くなり、良いことずくめの形になっています。葉も活き活きして見えますね
次は約20年前のレンコンです。
こちらも上向き・おわん型の葉で受光体勢バッチリ、その葉が畑一面にレンコンの葉は大きいため垂れてしまいがちです。ここまで立っているのはとても立派で、チッ素の効いている状態で適度にリン酸を効かせた結果だと思います
パソコン内の大掃除のはずが一転、良いMリン栽培の写真探しとなってしまったというお話
【追伸】
こちらも大掃除のときに見つけた写真です。社内の先輩に聞いても何の植物なのか判明せず…分かる方いらっしゃいましたら、是非ともご教授ください。おそらく東北方面の写真です。