株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
パンダカラーの(畑の)肉いヤツ
日に日に寒さが増していますね本日、東北担当の営業マンが本社に戻ってきましたが、「朝の気温が名古屋は二桁だけど、東北は一桁だ」とおっしゃっていました。まだこれしきでは寒いなんて言っていられないですね
さて、本日は少々珍しい豆を紹介しようと思います
こちらの豆を見て、何か想像しませんか?
配色が白黒!そう「パンダ」カラーですよね
パンダ豆と呼ばれるこちらの豆、営業で出向いた農家さんに見せていただきましたが、私も初めてお目に掛かりました(別名:鞍掛豆と紹介されるところもありますが、別種です)このような珍しい品種は、栽培条件・気候条件であったり、管理の手間であったり、調理の手間であったり、何かしら広まるのを妨げる要因があります。でも、人と違う珍しいものを欲しがるのが世の常。これら特殊な豆を栽培するのも一考でしょう
マメ科の植物といったら「根粒菌」ですこの根粒菌はマメ科植物と共生しておりまして、ギブアンドテイクの関係が成立しています根粒菌を増やすためにマメ科を栽培する方も大勢いらっしゃると思いますが、根粒菌の住居づくりはやっているでしょうか。
植物の根にくっついている根粒菌は、植物の根が住居になります。その住居が広いのか・狭いのか、部屋数は多いのか・少ないのか。それらは植物の根張りにかかっており、根張りを良くするのが土づくりと効くリン酸です土づくりはバクヤーゼ堆肥!もしくは残渣を活用して土中堆肥化!
せっかく根粒菌を増やすのであれば、良い住居でおもてなししてあげたらどうでしょうか
ヤーコンの花
おはようございます
寒暖差がありますが、元気ですかー?!
さて。
今年の春に、九州の生産者の方からヤーコンの種イモをいただきました。
そのヤーコンを4月頃に植えて、今(やっと?)花盛りを迎えています。
中山間地が適地と言われるヤーコンですが、夏には35℃を超す名古屋で栽培するのですからチャレンジャーです
案の定、本来背丈が2mにはなるというのに、まだ1mほどにしかなっていません。
収量はどうなるのか?乞うご期待です
ところで、ヤーコンという作物。
見た目はサツマイモのようですが、土の中でできるフルーツと言われるほど甘いのが特徴。
甘さの主成分は「フラクトオリゴ糖」。
難消化性の糖で、お通じ改善にとっても役立ちます。
下手な薬よりも効き目抜群!お勧めな健康野菜です
ちなみに、Mリンを使って栽培すると甘くなります!
つまり、フラクトオリゴ糖がたっぷり入るわけです!
Mリンでより健康な野菜を作りましょう!
キュウリのツル
おはようございます。
今日は少し真面目な話
先日あるキュウリ農家さんを訪問しました。
まずは、株の下の方を撮った写真。
そして株の上の方を撮った写真。
違いが分かりますか?
節の長さが違いますね
MリンPKを元肥に入れているので、初めのうちは節間が短くなります。
それが定植一か月ほど経って、そろそろ元肥MリンPKの効果が薄れてくる頃です。
また、最近の温かい陽気も関係しているのでしょう。
生長点に近い部分では節間が長くなってしまいました。
そろそろMリンPKの置肥と、MリンPK液肥の素でのカン水を行うと良いでしょう。
【節間が伸びる要因】
・温かい気温
・日照不足
・水分
・チッソ過多
・リン酸不足
などです。
節間が短いほど、元気で健康な姿ということになります。
気温や日照はコントロールに限界がありますが、肥料は人間がコントロールできます。
特にMリンPKはリン酸を自在に操ることを目的とした肥料です
しっかりとリン酸を効かせて節間を短く作りましょう。
キュウリに限らず、節間の長さは作物の栄養状態、将来の収量・品質を見極める大きな目安になります。
節間の長さをコントロールして篤農家になろう!
明日はハロウィーン
おはようございます!
明日はハロウィーン
・・・アレハロウィーンって、こんなに騒いでいたっけ
というくらい、今年は盛り上がっているような気がします。
何にせよ、野菜に注目が集まることは嬉しいことです。
ハロウィーンに欠かせないのが「ジャック・オー・ランタン」。
本来は「ペポカボチャ」を使ってランタンを作るそうです。
ペポカボチャの代表的なものはズッキーニ。他にも鑑賞用のカボチャなど、種類が色々あります。
上の写真もペポカボチャの仲間です。
さて、ハロウィーンの盛り上がりに合わせて、ハロウィーン用のカボチャも人気が上がってきているのだとか。
オレンジ色のカボチャを作れば、10月に売れる ・・・と、ニヤニヤしてしまいます(・∀・)
ペポカボチャは食べ方が分からないので売れないよ!と、心配な方はこちらがお勧め!
オレンジ色の皮で可食用の「プッチーニ」という品種です。
日本カボチャの粘質の食感とは違い、粉質でおいしく食べられるそうですよ。
直売所のラインナップにいかがでしょう?
イチゴの葉水って知ってます?
こんにちは。
今日の名古屋は少し暖かい日差しが降り注いでいます
さて、今回もイチゴの話
冬のシーズンに向けて、イチゴ農家さんは今が忙しい時
そんな忙しい農家さんを訪問したときのこと。
イチゴ農家さんならではの話を聞かせてもらいました。
葉のギザギザの部分に、白いものが着いているのわかりますか?
(わかりにくい写真でスミマセン・・・)
農薬の跡と勘違いする人も多いらしいのですが、農薬じゃありません
実はこれ「葉水」の跡。
朝早く、葉のギザギザの先端には水滴が着いているんだそうです。
ただ朝露とは違って、葉の内部から出ているものなんです。
これは葉水は根がしっかりと動いて、たくさん水を吸い上げている証拠。
良いイチゴを作るための条件なんだそうです。
ただ恥ずかしながら、ワタクシは葉水の実物を見たことがありません・・・
(だってそんな朝早くに訪問しないしー ←言い訳)
ただ、天気の良い朝は、一面に水滴が光ってキレイなんだそうですよ。
見てみたいですねぇ。
いつか写真に撮ってブログに載せますので楽しみにお待ちくださいね
顕微鏡で検査
先週、佐賀県のJAにお邪魔したところ、指導員の方が、イチゴの2番果の花芽検鏡中でした。
花芽検鏡とは、イチゴの苗の葉を取りながら、花が出てくる出蕾までの葉数と、花芽分化具合を確認すること。
この検査によって、定植時期や出蕾、開花、収穫の時期がおおよそ予想できるのです。
生産者の方は、2番果の検鏡結果をもとに、追肥時期や施用量や、1番果から2番果までの収穫にかかる期間 の予想もできます。
イチゴは、1番果から2番果、3番果、…と間を開けずに順調にできるかどうかが収量アップのカギとなります。
『МリンPK液肥の素』は、花芽分化を促進し糖度を上昇させます。さらに肥大に欠かせないカリや不足しがちなマグネシウムの補給もできます。