『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

すごいオクラ

おはようございます

本日はMリンオクラのご紹介です!
おくら→変換キー→お蔵  ・・・と変換されますが、めげません

オクラは健康野菜として人気があります。
また、栽培面でも軽量で出荷が楽で沢山取れる作物として人気があります。

オクラ栽培のポイントは『徒長させずに作ること』
オクラの背丈が2~3mになると、花が止まって収獲ができなくなります。
株の元気がよければ側枝を伸ばして収獲するという方法もありますが、主枝でしっかり収獲するのが多収穫の秘訣!
花は節毎につきますので、節間を短くしていくと良いのです!

そこで効くのが、「リン酸」!

MリンPKなら、節間を詰めて栽培することができるのです!

Mリンユーザーさんから届いたオクラの写真です↓

MB有機肥太クンとMリンPKをどっさりやって、節間詰め詰めのすごいオクラになっています。

これなら、沢山とれそうですね

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2015.09.30|

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ニンジンの発芽のコツ

おはようございます

連日35℃を越えて、畑の野菜たちはぐったり。
おもいきって引っこ抜き、土壌まるごと発酵を行ったら、良い具合に団粒化しました!

 

さて、秋冬野菜の播種、定植が始まっています。

これからの家庭菜園で特に難しいのは 『ニンジン』。

発芽率が悪いのがニンジンの難しさ!
ニンジンの種は太陽の光を浴びて発芽するので、土に浅く植えます。
気温が35℃を超えると発芽しなくなるので、酷暑が続く場合は涼しくなるのを待って種まきを行ってください。
種まきしてからの保水はしっかりと、発芽後は排水を良くするのが、ニンジン作りのコツです。
・・・とは言ったものの、夏の盛りに播種をするので、一日に何回も水をやらなければいけません。それでも乾くのが、夏

そこで、ちょっとしたコツがあります。

ニンジンを播種した上から、ぎゅっぎゅっと圧をかけると水が蒸発しにくくなるので、発芽率がアップします。つまり、種まきをしたら、上から踏むと良いのです。
ニンジンの発芽が上手くいかないという方は試してみてくださいね

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2015.08.28|

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夏野菜の試験栽培6

台風15号、16号が近づいています特に15号は日本列島を南からなぞっていくような気配があり、台風の影響で稲の倒伏を心配される方も多いと思います

Mリン農法稲作は、リン酸を効かせて根張りを促進し、早期落水と間断カン水でさらに根づくりを強化しますまた、出穂45~30日前の調節肥で、根張り促進と稲の根元部分の節間を太く・短くし、さらにさらに倒伏に強くなりますこれらのことを実践できたかどうか、試金石となる台風になるのではないでしょうか悪天候に強いMリンの腕の見せ所ですね

 

さて、終了間近の試験栽培の報告です

少し前の話です。猛暑が続いた8月上旬。人間だけでなく、ポットの野菜たちもグッタリしています。そして、弱ったところに寄って来るのが虫や病気です

猛暑で体調が崩れた野菜に取りつく赤い小さな虫、ダニひどい樹ではダニの糸が絡みついているため、ダニはダニでもハダニですねナス・トマトともにダニが付き、被害の大きい樹では、葉の黄化が急速に進行しています。特に化成肥料のみで栽培しているナスでダニの被害が甚大。もはや手に負えない段階まで進行していますダニにはリーフA液材を500倍で散布するのが効果的と社内の先輩に聞き、試そうと思った矢先……お盆休みに突入です(①)。

このお盆休みの連休で数日間ポットのお世話ができない状況です水やりは散水機でできますが、夏の猛暑で暖まったポットを冷やすため、多くの水を掛け流す設定にしています。つまり、与えた肥料分がすぐに流亡する状況です(②)

 

さて、この①と②の状況が重なった状況で、私は対応として「切り返し」を選択しましたただ、ダニ被害があるため、一般的な葉を2.3枚残して先を切る切り返しではなく、最も勢いのある枝を残して、他をすべて切り落とすこととしました。

さっぱりした姿のナス。とても形がいびつですが、リン酸を効かせて根が元気な状態なら、きっと復活してくれるでしょうトマトも根元付近から伸びた脇芽を残して剪定。本来なら脇芽を摘んで新たに植えたいところですが、樹の根量測定のためこのような処置としました

 

しかし、根圏が制限され、根が高温にさらされるポット栽培で、安易に切り返しを選択したことを後悔するのは、連休明けのことでした……つづく。

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恒例・猛暑下の 群馬県「Mリンコンニャク」現地研修レポート!

残暑 お伺い申し上げます。

 8/12〜16まで夏季休暇を頂き、お問合わせ(電話/FAX/メール)をはじめ、お急ぎの所、出荷面でもご不便をおかけしました。

本日17日より通常業務を再開しています。

順次、連絡回答、商品発送をさせて頂きます。お待ち下さいませ。

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 さてさて、

連日熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。今日は準々決勝

弊社ミズホ本社から車で5分程度の距離にある「中京大中京高校」は、残念ながら昨日敗退してしまいましたが、筆者も今年も現地で「この一瞬に、命を燃やす」高校生から元気をもらってきました

 

閑話休題。今日のブログタイトル本題。

10日前の暑い暑い8月6日。群馬県利根沼田地区において、

 熱闘甲子園の高校生以上に「熱いコンニャク生産者」が多く集まり、恒例の「Mリンコンニャク現地研修会」が行われました。

 

2015年の現地研修テーマは、

「よい作物栽培をするのではなく、健康で健全な栽培をしよう!」

 

Mリン農法・技術・資材で、「健康で健全な活力のある根」を作ることができます。

「効くリン酸」があれば、様々な気象条件にも負けずに、窒素コントロールを思いのままにできます。

今夏は例年以上に厳しい気象環境が続くコンニャク畑。

そんな中、Mリン栽培実践者のコンニャク畑は「どこ吹く風」の順調栽培中です。

 

窒素成分は作物生長には不可欠。

窒素がなければ、イモ(タマ)の肥大もしない。

しかし、窒素過多は「メタボ」に陥り「健康を害する」事になる。

だからこそ、リン酸を効かせ、だぶついた窒素を消化させる。

暴走すると危険なアクセルワーク(窒素施肥)に、ブレーキコントロール(リン酸施肥)をする。

でも、普通のリン酸資材を施肥しても「土中固定化」されてしまって、ほとんど効かない。

 

だからこそ、Mリンカリンの酵素微生物で、発酵処理した「MリンPK=効くリン酸」を使う。

「Mリン持ってれば、大丈夫だ!」

群馬県内の「篤農家」の皆さんの間では、「合言葉」になっています。

 

初めて「Mリンコンニャク畑」を見た初参加者の方々も、「どうして病気も出さずに、こんな樹勢の素晴らしい姿になるんだ」と目を丸くして見ながら、Mリンの使い方をミズホ指導員と先人栽培者に、日が暮れてもまだ熱心に聞いていました。

 

あとは、Mリンを使いこなす技術。

土壌環境は畑の千差万別が故、使ってみて、効果を体験してはじめて「自分の技術」になる。

まずは、チャレンジしましょう。するしないは、あなた次第。

こう述べたのは、Mリンコンニャクの先駆者(78歳)。

 

もちろん、すべての作物に、同じことが言えます。

「健康な作物を作ることが、良品多収穫の第一歩」

 

さぁ、今年の秋冬野菜は、Mリンでカッチリ!

 

 (わかる人にはわかる写真)

 (※写真説明=Mリンで、健康健全な根が張れているコンニャクはこのように「根元がひび割れ」するほどの根量です。そして、活力のある根が後半まで持続するので、病気になりにくく、肥大も進み、反収向上が実現できます!)

 

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夏野菜の試験栽培5

うだるような暑さが始まっています毎年夏を迎えるにつれてどんどんと暑くなっているように感じます昨年も書きましたが、化石燃料を使っているから、ますます地上の温度が上がるのだと思っています(昨年の記事)。とは言いつつも、夏の盛りはエアコンに頼ってしまいがちです。少しでもエネルギー節約のためと、休みの日中は自宅でエアコン独り占めするのではなく、公共の涼しい場で過ごそうと心がけていますまた、山間部に避暑に行くと、季節が夏から春に戻った気分になります。縦に長い日本を動き回れば、一年中春や秋の季節を過ごすことも可能なのではないでしょうか

 

では、試験栽培の続きです

本格的な暑さが始まってから、ポットの野菜はみんな水不足でしおれ気味

植物がしおれるのは、汗をたくさんかいたのに水分補給が間に合っていないからです設備の関係から一日二回までしか自動散水できませんので、水分を補うため必要であれば日中でも散水します。ポット栽培では、普通は涼しいはずの根周辺の土壌も太陽熱で温められますので、水やりには気を使わなければいけません。

熱くなったポットを冷やすための個人的な散水方法が、肥料が流れ出ようが気にせず、ポットを冷やすために大量に水をかけることですこれはポットの排水性が良くなければ、表面の暖かい水がポット内に溜まって悪さをするのでできません。何をするにも土台作りが大切ということですね

 と、いろいろと講釈を垂れましたが、下の写真を見てください。気根です。根周りの管理ができていない証拠です

ポット栽培の一つの目標として、気根を発生させないことを掲げていたのですが・・・。リン酸が効いて根づくりが盛んになり、狭いポットいっぱいの根があるため気根が発生したと、良い方向に考えることもできます。

 チッ素を強めに効かせて、樹勢が強くなったところでリン酸を効かせる自根苗の耐病性試験は間もなく終結しそうですので、接ぎ木苗(今回の写真)はMリン農法の基本にのっとって、今後も管理をしていきます。

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ジャガイモのでこぼこ。なぜ?

脱皮真っ最中の蝉がいました。

夏真っ盛りです!
農作業中の熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい

 

さて、先日、ポンっとジャガイモを渡され

『どうしてこうなった?』

デコボコになったジャガイモ

・・・と、聞かれました。

ジャガイモがデコボコになってしまう原因として挙げられるのは、

①そうか病 ・・・ でも、そうか病特有のアザがありません

②黒あざ病 ・・・ 陥没したところだけでなく、周りも黒くなるはず?あざも亀裂状のはず?だから違うのでは

③塊茎えそ病 ・・・ 陥没症状の場合、表面に1cmぐらいの黒色の穴ができて、深さ1cmくらいまで変色します
              ウィルスが原因で、アブラムシが媒介します。
             →5~6月にアブラムシが多発。状況、症状は一致

④二次成長 ・・・ 乾燥と多湿に急激に当たると、イモが二次成長をして凸ができてしまいます
             →5月の乾燥、6月の多雨というお天気から考えて、合致します

⑤皮目肥大 ・・・ 多湿になると皮目が肥大して、見た目に凹ができます
             →6月の多雨が原因と考えられます

⑥シストセンチュウ ・・・ 凸凹を作るという症状は似ていますが、センチュウは根っこにシスト(殻)をたくさん作ります。
                シストが見られないので、センチュウではないと考えられます。

 

つまり、乾燥と多湿による二次成長と皮目肥大によってデコボコが生じ、変色を伴った凹みは塊茎えそ病だと考えられます。

病気や障害はお天気と密接に関係しています

 

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