株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
今が旬のイチゴ
福岡県の大人気のイチゴ『あまおう』
『あかくて、まるくて、おおきくて、うまい』 が特徴で名前の由来にもなっています。
でも近頃、スーパーで販売している『あまおう』は、奇形果が多いなと思いませんか?
それは、秋の日照不足が原因で、頂果の形が崩れてしまったせいなんです。
ちょっと説明すると、今期、秋は曇天が多く、天候不順で2番果房の花芽分化が乱れてしまいました。
通常、内葉数が4~5枚で良い形のイチゴがなるところ、展葉スピードが遅くなり、1週間に1枚での展葉で7~8枚に内葉数が増えたため奇形が多く、出蕾も遅れているのです。
しかし、MリンPKの施肥で光合成促進をさせて生産者さんは、まずまずの出来のようで、九州担当者の営業マンは安堵しております
ほくほくトロっとMリンサトイモ
早いもので2020年も一ヶ月を過ぎようとしています今年は本当に暖冬ですね…先日東北に行きましたが、雪は路肩にちょろっとあるくらいでした農家の方は口々に「春先の水不足」を心配されておりました。2019年の春も秋田の一部地域では、水不足で代掻きが出来ず、お米の作付けが出来ない事態になっておりました…。2月は山の上の方に雪がドカっと降るといいのですが
さて、東北だよりです山形の斎藤商会さんの所で教えて頂いた、Mリンサトイモです。
デザイナーさんに依頼したというスタイリッシュな箱が目を引きますね
中のサトイモは、形、大きさが揃った子イモがビッシリサトイモの表情から、トロっとしていそうなのが伝わってきますね
サトイモは水を欲しがりますが、水があり過ぎると酸欠となって腐ってしまうものです。また、肥料をたくさん欲しがる作物でもあります。サトイモの葉っぱの形や付き方が、それを物語っていますねそのような特性のため、土作りが大変重要です
作付けの30日以上前にバクヤーゼ堆肥のような完熟堆肥をたっぷり2~3トン/反 施用し、よく土に馴染ませておきます。こうして圃場に良質な腐植を増やし、肥料成分の保持力を高めておかないと、施用した窒素分が流れやすくなってしまいます。また土作りによって土壌の気相を高めておかないと、根の酸欠によって腐りが出やすくなります。
またサトイモは通常のMリンPKも良いですが、リン加里比から見るとMリンPKマグが最適です。元肥と2回の土寄せ&追肥のタイミングで15~30㎏を追肥して、ほくほくトロっとするサトイモを作ってみませんか作付けまではまだまだ時間がありますので、Mリンカリンで自家配合するのも間に合いますよ~
雪がない!➡地力消耗に注意
おはようございます
今年は暖かい冬ですね。
雪が全然降りません。
まぁ、名古屋はあまり雪が降らないんですけどね
1月なのに北陸が雨マークというのはやっぱり異常です。
本来降るべきものが降らない。。。
夏に水が足りなくなるんじゃないか
とか、色々心配になってしまいます
さて、暖かい冬は『地力の消耗に注意』
知らず知らずのうちに地力がなくなってしまい、いつもと同じ管理では作物の元気がない なんてことになってしまいます。
そこで、雪が降らない冬には土作りをいつもよりしっかりと行うのが◎
いつもバクヤーゼKを3袋/反入れているという方は5袋/反というように、バクヤーゼKを少し増量して散布しておきましょう。
土作りの成果が出るのは夏の盛り。
後で『しまった』と思わないように対策をしておきましょう
リン酸が効くと綺麗なハートになるね
おはようございます。
名古屋は暖かい日が続いていましたが、11月になってようやく秋らしい涼しさになってきました。
秋の味覚が美味しくなるのはこれから
食味向上の追い込みはPフォスタの葉面散布がオススメです
さて
下の写真はジネンジョ栽培でMリンPKとバクヤーゼKを使っていただいたところの葉の様子です。
つるぼけを心配して、例年はあまり葉が茂らないように管理をされているそうなのですが、毎年イモができなくて困っていたそうです。
今年はまず、リン酸を効かせながら葉をしっかり作りましょう!と提案。
デンプンを作る光合成は葉で行われます。
葉ができなければ、イモに貯まるデンプンも作られない!なので、夏までに葉づくりをしないといけないのです。
「葉を作ろうとして肥料をやると葉の形がいびつになるけど、MリンPKをやったら綺麗なハート型になった」
と、感想をいただきました。
また、「リン酸が効いたから花が沢山咲いた」(花が多く付いてむかごが沢山できる時はイモができない)と困っていらっしゃいましたが、リン酸が効いても「花は咲くけどむかごは付かない」状態で、イモの肥大が期待できそうです。
秋以降は光合成で作ったデンプンをイモに送る時期。
光合成促進の為に雨の前にMリンPKをまいてもらっています。
葉色が落ちてきたらデンプンがイモに送られた証拠。
今の時期に葉色の落ちが悪い場合はPフォスタ500倍液の葉面散布を3~4日置きに行うと最後の仕上げになります。
良いものを作るには根が重要!
この度の台風19号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を願っております。
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水稲は収穫時期を迎えています。
今の時期に田んぼに行って見る点は「根」。
上の写真は、同じ土質の田んぼで施肥を変えて栽培したもの。
左がMリン栽培、右は慣行です。
右の方が根が赤く茶けているのが分かると思います。
「鉄分が多い土質だと根は茶色くなる」と言われることもありますが、お仕事をしてくれる根は「白い根」。
沢山収穫する!美味しく作る!を目標とする場合に一番重要視するのは「根」であります。
稲の場合は収穫時に「白い根が沢山あること」が美味しくて沢山取る秘訣。
そのためには、土の中の未熟有機物(ワラ)を分解して根腐れしにくい土を作っておくことが重要です。
バクヤーゼKでしっかり土作りを行って下さい。
花
何の花でしょうか?
正解は・・・
そばの花でした!
夏そばは花盛り。
白い花が可愛らしいです。
そばも倒伏してしまい、倒伏すると収量が激減してしまうというお話を聞きました。
MリンPKでリン酸を効かせれば、背丈を短く作ることができますので倒伏しにくくなります。
夏そばで使うタイミングは「元肥」。
元肥にMリンPK20㎏/10aを使うのが目安です。
リン酸には花をつけるという働きもありますので、花付きも良くなります。
そばには肥料はやらなくて良い、というイメージがありますが、リン酸は施肥すると倒伏防止、花、実付きが良くなるという効果がありますので増収につながります!