株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
イチゴ施設の土づくり
福岡県のイチゴ圃場
こちらの生産者さんは、早くも土づくりのスタートです
土づくりの際に問題になるのが、クラウンの残渣処理。
残渣を圃場の外に持ち出し、焼却したところ近隣の住民の方から苦情が生じた生産者さんもいるとか
土づくりは、残渣をそのまま漉き込むか、それとも地上部だけ刈り取って漉き込むか、生産者さんによって方法もバラバラです。
手間を省くなら、イチゴ株の残渣は圃場の外に持ち出さず、ハウス内で処理する『ミズホ式土壌まるごと発酵法』がオススメです
こちらの生産者さんは、不耕起栽培圃場
只今、ミズホ式土壌まるごと発酵 準備中です
圃場だより~トウモロコシ①~
5月も半ばを過ぎました。思い起こせば昨年の5月は涼しく過ごしやすかったのですが、今年はほぼ平年通りの気温で、日中の外仕事は汗ばむくらいになっています農作業をする身としては、少しずつ汗をかいて夏仕様の体にしていく大事な時期です
また畑作物にとっては、今年は暖冬から高めの気温で平穏に推移したことによって生育が前倒しになっていますが、果樹では暖冬による休眠不足で開花等の出足が遅いところも多いようです農業は毎年一年生と言いますが、どんな年でも状態を確認し適宜調整していく技術があれば安定した農業経営ができるはずミズホの葉面散布材は様々な状況に対応できるラインナップとなっていますので、気軽にお問合せ下さい
さて、ミズホの試験圃場も夏秋作物で埋まってきました
私の担当(?)はトウモロコシ(若干間延びして窒素が強いかなぁという写真ですが・・・)。昨年は近くの別圃場で栽培したのですが、ほとんどヌートリア(大型の水棲ネズミ)にかじられてダメになった苦い経験がありますなので今年は獣害対策用フェンスを導入し、収穫まで守り切れるよう画策中です
サツマイモの苗
おはようございます
先日、会社にサツマイモの苗が届きました。
事前に苗屋さんから、
『苗がイノシシに食べられてしまったので違う品種にして下さい』
という連絡をいただいていました。
今年は亥年。
イノシシの活動が活発です。
今年は、タケノコがイノシシに食い尽くされ、収穫ができないなんて話もよく聞きます。
私たちも獣害には大変に迷惑をこうむっていますので、品種を変えて数をお願いしました。
無事に届いてよかったです。
さて、サツマイモの苗はちょっと外の空気に当ててから定植した方がよいそうです。
なので、養生中の保管は
こう
苗を横にしておくと重みでつぶれて苗が悪くなってしまうので(何度かやらかしています)、縦にして保管。
2~3日後に定植します。
水につけておくと茎が軟らかくなってしまってよくないのだそうです。
定植時にはバイオ根助50~100倍液にさっとどぶ漬けしてから土にさすと、発根性が高まりますヨ
流水施肥
急に暑くなりました。
昨日の名古屋の気温は、28度。今日は午前中で25度を超えています
外での作業の際は、熱中症には、お気をつけください。
さて、田植えは、終わりました?
稲作で一番怖いのが、倒伏
倒伏は、窒素過多、過繁茂が主な原因です。
それは、過剰な窒素成分が稲を軟弱徒長させ、茎や葉を柔らかくしてしまうからです。
また、窒素過多は、病気がちになったり、タンパク含量が増えて食味を低下させます。
そこで、出番なのがMリンPK
Mリン稲作は、元肥の窒素を少なめにして、穂肥中心に施肥管理していきます。
MリンPKは、リン酸の肥効が高いため、稲が固くなり倒伏にも強く、食味も良くなります。
お勧めの施肥は作業がラクな流水施肥。
田んぼに流し込むだけでOKです。
流水施肥の仕方は、こちらの動画で確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=cYbLIdfHQe0
新入社員奮闘記!まさに変わり種?!アジアの葉物野菜
最近は一気に暖かくなり、月曜日は最高気温が28℃を超えるなど、
外で農作業をするには少し暑い季節になってきましたね
日差しも強いので、熱中症には十分気をつけてください
ちなみにアグリ部の圃場では、キジがよく鳴いていました
キジも恋の季節でしょうか
鳥好きな私にとって、キジは可愛くてつい見入ってしまいますが、
どうやらトウモロコシが好きなようで、少し警戒しています
さて、「変わり種」の葉物に挑戦することになりました
左からエンツァイ(エンサイ、空心菜)、パクチー、サイシンです
空芯菜は、産直でもたまに見かけるヒルガオ科の野菜で、
パクチーは、タイ料理やベトナム料理でお馴染みのセリ科の野菜で、
サイシンは、中国や香港でよく食べられるアブラナ科の野菜です
この中でいうと、サイシン(菜心)が一番マイナーでしょうか
写真は、香港の飲茶です
子供の頃から好きな味ですね~
サイシンに関しては「機関誌令和元年5月号」の「食べる健康美味しい野菜「サイシン(菜心)」P44」でも紹介してますので、良かったら読んでみてください