株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
医者の不養生?
先月のブログでもアブラムシの話をしましたが、
GWが明け、10日ぶりに出社してみると・・・
なんか、桃の木であちこちの葉がベトベトしています
白い粉のようなものも付着してます。
こういう場合の対処法です。
①まず、すぐ上の葉をめくってみます。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
②見なかったことにして、そっと葉を戻します
あー
アブラムシがビッシリついてるよ(´・ω・`)
放置してたら大変なことになってたよ(´・ω・`)
忙しいだなんて言い訳にしちゃダメだよね(´・ω・`)
とりあえず、害虫が嫌がる数種類の植物エキスと天然せっけんを混ぜた有機100%スペシャルドリンクをかけときます
いや、リーフアップV2なんだけどね(´ー`)
害虫が発生しやすくなる時期。
リーフアップV2はこの時期が一番オススメですよ
「いつやるの?今でしょ!」
アブラムシ注意報!!
こんにちは。
昨日までは夏のような暑さでしたが、今日は寒くて強風。
社内にはフリースを着ている人がチラホラ・・・。
気温差が激しすぎますので、皆様、お身体にはお気をつけ下さい。
さて、先日岡山の桃生産者の方を訪問した際に、『今年はアブラムシがとにかく多いわ~』とのお話。
もちろん、篤農家でいらっしゃる生産者さんのほ場では、アブラムシ対策をされていて、桃には全然アブラムシが付いていません
そして、名古屋に戻り
名古屋のアブラムシはどうなのかな?と公園の雑草を見たところ・・・
うわっ
黒い部分が全部アブラムシです
大量発生しています
アブラムシは新芽が大好き。
さすがの雑草も大量のアブラムシに樹液を吸われて、新芽が曲がっています。。。
アブラムシは20℃~25℃が生育適温。
今はアブラムシにとって、とても心地よい気温です。
大量発生を防ぐためには、事前の防除が一番効果的です。
まずは、雑草を刈ってほ場をキレイにすること。
そして、予防の為にリーフアップV1を散布しましょう。
― と、偉そうに講釈をたれましたが・・・
ふと見たら、会社の桃の樹にも、しっかりとアブラムシが発生していたのでした
病気は予防が大事
おはようございます
寒かったり、暑かったり・・・
気温差が激しい毎日が続きます。
4月に入ると、冬物は着てはいけないような雰囲気・・・
凍える日でも、春物で頑張っています
さて、只今、美味しい果物を食べたい社員が、会社の果樹の手入れを頑張ってくれています。
いつもは病気多発の会社のモモ。
上の写真は縮葉病になったモモです。
今年は病気防止の為に、食酢を散布しました!!
野菜や果樹の病気の原因の多くが 「カビ」
お酢のチカラは結構効果があるんです
病気予防には、葉の出始めに防除資材を散布するのが良いそうです。
もちろん、リーフアップV1の散布もオススメ。
トウガラシエキスやニンニクエキスが入って、効果バツグンです。
病気になってから対策するより、病気になる前の予防が大切。
人も植物も一緒ですね
スナップエンドウのさび病
こんにちは。
今日の名古屋は暖かく、昨日までの寒さがウソのよう・・・
小鳥も 「春が来たよ~」 と さえずっているような気がします
っ・・・・・・ちょっと待って
晩秋に植えつけたブロッコリーやレタスが、小鳥に食い尽くされているではありませんか
どうやら。
「おいしかったよ~」
だったようで
さて、今日はスナップエンドウのさび病の様子をご紹介。
スナップエンドウの葉っぱにこんな斑点が出てきたら、「さび病」です。
暖かく、雨が多いときに多く発生します。
黄色い斑点が病変の部分。
拡大すると・・・
こんな感じ。
黄色の部分から胞子を放出して、周りに被害を拡大させます。
被害を発見したら、すぐに葉っぱを取って、焼却して下さい。
葉っぱを取って下に落としたりしておくと、胞子が飛んで被害拡大の原因となりますので注意して下さい。
まずは病気にならないような管理をすること。
チッ素過多は葉っぱの細胞が大きく肥大して、病原菌が入り込みやすくなります。
リン酸を効かせて、小さい細胞がいっぱいのち密な葉っぱだと、病原菌も入りにくくなりますよ
葉っぱが黄色くなる
連休中にちょっとした事件が起こった内勤のおねーさんです。
・・・どんな事件かといいますと。
知らぬ間に家庭菜園の畑に、どっさりと見知らぬ土が盛られていたのです
「畑の土が足りないからって、園芸屋さんが持ってきてくれた」
・・・ということなのですが、イマイチ由緒が分からない土のようで。。。
一体どこの土地力は肥料は
土の色が真っ白なのが、とっても気になります。
そんなわけで、今作は土の状態が何も分からずに作付けを行う羽目になりました
欠乏症が多発しそうです・・・。
そこで、今日は葉っぱが黄色くなる欠乏症のお話。
葉っぱが全体的に黄色くなってきたら、まず、チッ素欠乏を疑って下さい。
もともと肥料が入っていなかった土地などでは、いかに効きやすいチッ素でも欠乏が起こります。
同じく葉っぱが黄色くなる欠乏症で、マグネシウム欠乏があります。
マグネシウム欠乏の場合は、葉っぱが葉脈に沿って黄色くなります。
下の写真はキュウリのマグネシウム欠乏の様子。葉脈が黄色くなっています。
同じ「葉っぱが黄色くなる」でも症状が異なりますので、「じっくり観察する」ことが大事です。
地力が低い土地では、様々な欠乏症が出やすくなります。
しっかりと土作りを行って、地力の高い土にすることで対策することができます。
もともとの土の色もありますが、大まかには土の色が黒い方が肥えた土。
堆肥を沢山入れて耕すと、黒い土になっていきます。
また、堆肥の有機物は微量要素の補給にもなりますので、堆肥の投入は欠乏症予防にもなります。
ワタクシも真っ白な土を真っ黒にするべく、頑張りたいと思います
じゃがいものそうか病
こんにちは。
そろそろ、ジャガイモを植える準備をしなくちゃいけないな~と思っている内勤のおねーさんです。
ジャガイモを何年も植え続けていると発生するのが、「ジャガイモのそうか病」。
家庭菜園ではもちろん、プロの生産者の方も悩ませるジャガイモの宿命のような病気。
この病気。ジャガイモがどうなってしまうのかと言いますと・・・
上の写真のように、表面がザラザラになる病気です。
病原菌が原因となっており、アルカリ性土壌や未熟有機を多用すると発生しやすくなります。
また、毎年ジャガイモばかりを作る(連作する)と、病気が発生します。
そうか病のジャガイモは食べられますが、皮を厚くむかなければいけません。
いくら家庭菜園と言えども、やっぱりキレイなイモを収穫したいですよね
そのためには、しっかりとした土作りがカンジン。
今から土作りをしておけば、暖かくなってからの植え付けに十分間に合います。
そうか病が出て困っているという畑では、Mイーシーの施肥もお勧めです。