株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
V2施用、結果は?
日本列島に台風が近づいています・・・・7月に台風直撃、本当に心配です
被害がないのが一番なのですが、最小限に食い止められるように作物や施設の対策を万全にお願い致します
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さて、駐車場の隅っこに自生してしまったコマツナ達
前回大量のカブラハバチの幼虫の被害を受けておりましたので、リーフアップV2を施用しました
1回目は500倍液、その2日後に2回目は200倍液
その結果、見事復活しました
現在は間引きもして、成長してきたので少し畑らしくなってきたかな・・・
せっかく復活したので、これからも観察していきたいと思います
食害軽減には、ぜひリーフアップV2をおためし下さい
イモチ病 対策
今日の名古屋は、雨。今週は、すべて雨予報です。
水稲で、この時期に長雨が続くと心配なのが、『イモチ病』
雨や曇りの日が続き、湿度が高く、気温がそれほど高くないと、稲の葉が乾きにくくなるため、イモチ菌が発生し増殖してしまいます。
そこで、おススメなのが、有機酸含有量が高い『リーフアップV1』
有機酸は、抗菌力を持ち合わせていると同時に、植物体を守る有効菌のエサにもなっているんです
さらに、光合成によって作られる有機酸は、植物の体を硬くする糖質の原料になるため、作物が強くたくましくなります
ちなみに、リーフアップV1は、畑にも有効です。葉色が濃すぎたり、葉が大きすぎたり、葉肉が薄い場合は、軟弱な生育になっているため病気にかかりやくすなっています。
早め早めの予防で、大事な作物を病気から守りましょう
カブラハバチ
駐車場の隅で大量発生してしまったコマツナ達
間引きも全くせず、暫く目を離していたのですが
そのまますくすくと成長し、一面緑のじゅうたんに
こんなに密植していてもしっかり生長するんですね・・・・
しかし、近くで見てみると不規則な穴と、触れるところっと丸くなって地面に落ちる黒いイモムシが
「カブラハバチ」の幼虫」です
アブラナ科の柔らかい葉を好むこの幼虫。
アブラナ科のコマツナのみが密集しているこの場所は楽園状態だったのでしょう
大量発生してしまっていたので、まず間引きをして「リーフアップV2」を施用しました
密植は害虫発生の温床となってしまうということを改めて実感した出来事でした
適度な株間は健全育成の第一歩ですね
夏野菜の試験栽培1
九州や四国では梅雨入りが発表されました沖縄など南の方は平年よりも遅く、九州・四国は平年より早い梅雨入りとなりました。そのまま本州も梅雨入りが平年より早まるかと思いきや、名古屋の予報を見る限り、東海の梅雨入りは平年並みとなりそうです梅雨で日照不足が続きますと、作物に多大な悪影響を与えますので、しっかりとした事前準備と予防をしておきたいものです
さて、今年の夏野菜栽培は比較栽培を実施します。弊社の青枯れ菌や根コブセンチュウが大量にいる病気土壌を活用した比較栽培もやります
実施する比較栽培は二つ一つは市販の土を使っての真っ当な比較栽培(接木ホーム桃太郎・接木とげなし千両2号)で、もう一つは病害土壌を使った耐病性比較栽培(自根ホーム桃太郎)です
通常の比較栽培は、1/2000アールのワグネルポットに購入した土を入れ、Mリン農法区・一般資材区・ブランク区の三つに分け、その生育の差を記録します。
耐病性比較栽培では、1/2000アールのワグネルポットに病害土壌の土を入れ、自根のトマト苗を用いてMリン農法区・通常栽培区の二つに分け、発病までの期間や発病後の生育を記録します。
さて、どのような結果が出るか、Mリン区だけ過保護にならないよう気を配ってがんばるぞと、声を大にして言いたいところですが、設置して栽培を始めた早々に問題発生……
風で根元からポッキリ
折れたのは通常栽培のブランク区と耐病性比較栽培のMリン区のトマト苗です。いろいろと手を打ちましたが回復の兆しは見えず……出鼻をくじかれましたが、残ったものの管理に注力していきます
ピンクの卵
徳島へ水稲の現地研修を行った営業マンより、この写真、何かわかる?と軽いテスト問題
もちろん、知ってます。稲の天敵『ジャンボタニシの卵!』
流水施肥の現地研修会場のあちらこちらで発生していたとか。
稲を食害するジャンボタニの卵は、抜き取って駆除するしか方法はありませんが、実は、ミズホ会員さんのなかは、天敵のジャンボタニシを生きた除草剤として駆除せず活用している農家さんもいらっしゃるんです。
その秘策は、ガス害対策の『田干し』。
ジャンボタニシが泳いで稲を食べ散らかさないように田干しをし、稲の背丈が伸び、雑草が生えてきたら、水を張ります。するとジャンボタニシは、背の高い硬くなって食べずらくなった稲よりも、柔らかく食べやすい雑草を好んでたべてくれるのです。
ちなみに益虫としてジャンボタニシを活用している農家さんは、完全無農薬として、高価格で米の取引をされているそうです。
台風(大雨・風)後の処置
おはようございます。
予想外の5月の台風襲来。
春の長雨といい、『想定外の天候』が続いています。
悪天候 みんなが悪けりゃ 仕方ない
・・・ではなくてっ想定外の天候の時こそ、Mリンの効果を実感する時なのデス!
Mリンでしっかりリン酸を効かせると、細胞が詰まって緻密になりますので病気も入りにくくなります。
春の長雨で慣行が不作の中、『良いもんができたよ~』というお声も沢山伺っています
しかし!想定外の風雨で傷がついてしまった場合は、そこから病原菌が入る危険性があります
今日中に病気予防を行ってくださいネ
特にGWに定植したものは、まだ赤ちゃん
小さな傷が、後々に大きな障害を引き起こすので要注意です。
【激しい風雨後の対策】
・Pフォスタ 500倍液
・リーフアップV1 500倍液 の葉面散布
Pフォスタで細胞を緻密にし、リーフアップV1で病原菌の繁殖を抑える為に行います。
ポイントは葉面散布。
定植直後で根がまだ弱いので、根系施肥よりも葉面施肥の方が効果があります。
台風7号も不穏な動き…
もう一つ台風が来るつもりで、早めの対策を行いましょう!