株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
新入社員奮闘記 ~ナス・オクラの栽培③~
梅雨が明けて晴天が続いています
今週は名古屋では朝晩が比較的涼しく、日中は暑くても過ごしやすい気候になっています
さて、ミズホの畑で育てているナスはそろそろ収穫できるまでに生長しました。
梅雨の間は週末に雨が降ることが多かったのであまり水の心配はしなかったのですが、今週は1日でカラカラに乾いてしまうのでちょっと警戒しています
オクラはまだ花が咲いていませんが、Mリン区と化成肥料区で葉っぱの形を比較すると、ちょっと違いが出ています
Mリン区の方がリン酸が効いて葉の切れ込みが深くなってきてます
さて、庭に勝手に育った作物シリーズですが、第三弾はトマトです
そろそろ収穫できそうです
作物が良く育つ時期なので、これからもいろいろ育ててみたいと思います m(_ _)m
新入社員奮闘記 ~ナス・オクラの栽培②~
今週は日本全国で暑い日が続き、梅雨明けしたかのような天気でしたが、今日は梅雨空が戻ってきたようです
東海地方の梅雨明けは平年並みだと7月21日頃なので、あと2週間程度といったところでしょうか
さて、前回のブログから2週間が経ち、ナス、オクラともに生長して大きくなりました。植え付けが遅かったので、ナスではやっと花が咲いたところ、オクラはまだ花が咲いていません
左がMリンの肥料、右が化成肥料で育てているのですが、葉の大きさにちょっと差が出てきたように見えます
成分量は同じになるように施肥しているので、このまま経過を観察して、実が着いたらいろいろ測定してみようかなと思っています
ついでになりますが、松から植えた覚えのない作物が生ってるシリーズで、今回は冬瓜です。こちらはそろそろ収穫できそうです
新入社員奮闘記 ~ナス・オクラの栽培①~
こんにちは。本日も暑くなってまいりました
2016年は21世紀に入って最も暑い年になりそうだと報告がありますギリシャのアテネでは40℃を超えたそうですアメリカのデスバレーでは50℃を超えたそうです
大丈夫か今年の夏
エルニーニョ現象が終息してラニーニャ現象が始まった影響で、太平洋高気圧の張り出しが強まり、日本の夏も暑くなるとの見込みです観測史上もっとも暑かった2010年に匹敵するのではといわれています
大丈夫か日本の夏
といったところで、ミズホの畑で何か作物を育ててと仰せつかり、ナスとオクラを栽培しております
左がMリンPK区、右が化成肥料区と比較して栽培を試みています。
経過はこのブログで報告していきます。
それと、1つ気になることが
苗を植えたわけではなく、生ごみをコンポストにして土に返したら、残っていたかぼちゃの種が発芽して生長したようです
かぼちゃ以外にも、トマトやきゅうりなど身に覚えのない作物が勝手に育っております
暑さに負けずに元気に育って欲しいです
新入社員奮闘記 ~あじさい~
こんにちは。
今日は梅雨の晴れ間でかなり暑くなっています。名古屋では30℃を超えたようです
梅雨というと、あじさいのイメージがあるので某公園で写真を撮ってきました
あじさいの花は青やピンク、紫とありますが、土の酸度に影響を受けるといわれています
酸性では土中のアルミニウムが溶け出し、あじさいに吸収され、アントシアニンや補助色素と反応して青色となります
中性~弱アルカリ性ではアルムニウムが溶け出さないので、反応は起こらずピンク色となります
弱酸性~中性の境目が紫色になるそうです。ただ、細かい仕組みはよくわかっておらず、品種によっては土の酸度に関係なく、花の色が決まるそうです
とはいえ、あじさいの花の色でだいたいの土の酸度が分かるというのは興味深いことです
似ている植物にご用心
先日名古屋市の市民講座に参加してきました内容は「薬用植物」についてということで、名古屋市立大学の薬学部にお邪魔してきました久しぶりの大学の雰囲気にわくわく
「生薬(しょうやく)」とは天然由来の医薬品のことをいいますが、「生薬」=「漢方薬」ではなく漢方薬が生薬を原料としているのでそう感じてしまうだけで、西洋医学においても生薬は使用するとのことでした
名古屋市立大学の薬用植物園で見学できる植物は400種類もありますが、その中でも間違えやすく気を付けたい植物はこちらです
ギョウジャニンニクとイヌサフラン、ドイツスズランです。この中ではギョウジャニンニクのみが食用できますが、イヌサフランもドイツスズランも最悪死に至ってしまう危険な植物です。写真だと少しわかりにくいですが、もう少し幼い頃はとてもよく似ているそうです
実際5月の頭に岐阜県の産直で、ギョウジャニンニクとイヌサフランを間違えて売ってしまい、購入者の方が食中毒を起こすという事故が起こってしまっています
ギョウジャニンニクとイヌサフランの違いは香りと葉の巻き方とのことでしたが、素人には見分けがつかないくらいです食中毒を起こさないように、栽培をする場合には似ている植物は隣に植えないように気を付けましょう