株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
水やりは大切!
この夏は、豪雨・長引く猛暑・逆走する台風と、次から次に自然災害に見舞われている印象です特にミズホのある名古屋近辺では雨が降らず、台風の日でさえほんの3ミリほどの降雨で終わってしまいました前三ヶ月間の降水量は平年の110%ですが、ここ20日間は平年の5%と、雨がかなり少ない状況です。しかし全国規模で見れば、新潟や東北、北関東は名古屋よりも降水量が更に少ない状況です。このような干ばつの時は、葉の乾燥を防ぎ、蒸散を防ぐリーフSG、生育の維持・促進のためのリーフA液材やリーフアップNの葉面散布を行って下さいこういった農業県での天候不良は消費者に直接響く問題です少しでも早く雨が降ることを願っています
さて、雨が無いので頻繁に試験圃場の水やりに行っています。先日は上流の方で大量に使用していたのか、まったく水が出ず、オクラが残念なほどに萎れていました水不足になると、根に持っている養分を消耗しながら体を維持しますので、根が弱ってしまいます。バイオ根助で根張り促進を意識しながら、水やりを行おうと思います
そんな水の無い中、ソルゴーはほどほど元気に育っています。 根の作りが違うのでしょうか、それとも密植で土壌水分が逃げにくいのでしょうか
ソルゴーは有機物の生産が目的で、すき込む際の作業性から、敢えて軟弱徒長させるために尿素をまいています。しかし、雨が降らないため肥効が発揮できていません手前のシンボルソルゴー(生育の早いソルゴー)並みの葉色にするため、作業の合間にこちらも水やりをしたいと思います
畑作業での初体験!
しばらく暑い日が続いています暑さでジワジワと体力を持って行かれているところに、涼しい室内と暑い外との温度差で更に体調を崩しやすくなっています。こんな暑い時は体の調子を整える野菜、特に体を冷やす夏野菜を摂取するように心がけています個人的なオススメは、泉州の水ナス。瑞々しい中にヌカの良い香りがあり、疲れた時でもどんどん食べられますよ
さて、試験圃場の管理中に色々なことを経験しましたが、つい最近、初体験の出来事がありましたそれは……
獣による食害です。虫の被害はこれまでも経験して、その苦々しさが身に染みてきた所でしたので、今年の虫対策は昨年よりもしっかりと行っていました。その結果、虫の被害は目立たなくなり、ほっと一息付いていた所だったのですが…
このトウモロコシを食べた犯人は、おそらくヌートリアで、寒い地域の方は馴染みがない動物だと思います。ヌートリアは川の岸辺などに巣を作る大型のネズミで、体長60㎝ほどにまで生長するようです。主に水生植物を食べていますが、水辺から上がって農作物を荒らすことも多々あります。
今回被害にあった圃場は隣に小川が流れており、きっとそこがヌートリアの棲家でしょう。被害はトウモロコシだけでしたが、約3割ほど写真の様に実を食べられたものもあれば、実の上から下まできれいに1列だけかじったもの、株ごとなぎ倒され実をかじられたものもありました
対策は圃場に入れないようにすることです。電気柵が有効との情報がありますが、持っていませんので気休め程度にネットで囲って嫌がらせをしようと思います
そろそろ食べごろ
梅雨明けしたと思ったらうだるような暑さが続いていますね。週末は3連休ですが、名古屋は最高気温38度予想…7月前半からこのような暑さで今後が不安です
雨の降り方も突然降りだす夕立のような降り方に代わり、季節が変わったのだということを感じますゲリラ豪雨も多く、7月豪雨の被災地域への影響が心配です
さて、駐車場でシロウト内勤者が育てているモモ。今年は袋掛けをしなかったせいか、とてもきれいな桃色に色づいています今週に入ってから少しづつ味見をしていますが、雨がやんでから日にちが経つにつれて甘くなってきていました
営業マンより桃農家の方は雨をとても気にしているよと聞いていましたが、本当に雨が降ってすぐはとても味が薄く、ぼんやりとしていましたでも、雨が止んでから数日経過すると、口に入れたときの桃の香味もはっきりとしてきたので、水管理の大切さが分かりました
三連休もあるので本日収穫キレイな状態で収穫できたものはそんなに多くはないですが、やはり収穫できるとうれしいですね
すくすくと育ちますように
5月に入り、新緑が目に鮮やかな時期ですね今年は連休明けは少し冷たい空気となっていますが、連休中に暑かったこともあり、駐車場の桃の木にはアブラムシの群衆が・・・・アブラムシは単為生殖のため爆発的に増殖するので早め早めの対策が必要ですね
さて、苗作りを進めていたバケツ稲連休前に田植えを無事終えて、活着した様子だったので間引き作業を行いましたまだまだ幼い苗なので、1本にするとちょっと寂しい感じです。でもこれから、窒素と共にMリンPK、サンレッドを活用して、がっしりと強く、着実に分げつを増やしていく予定です
今年のバケツ稲にもこうご期待
モミガラから生まれたもの
おはようございます。
今年の5月は雨が多いそうです。
田干しは田植えをしてから(除草剤を効かせ)2週間後~行って下さい。
今年は天気が悪そうなので、早めに取り掛かれるようにすると良いですよ
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弊社の畑で明渠に入れるために山積みにしていたモミガラから
意外なものが生まれていました。
子ネズミです。
まだ、目は開いていません。生まれたてです。
兄弟たちもいます。
モミガラの中は暖かいので、何か住み着くことは想定内でしたが
まさか、誕生しているとはっ?!
…農作物を食害するんだろうな
…屋内でも悪さするんだろうな
駆除すべきか?
しかし、赤ちゃんというのは何であってもかわいいもので、自分で手を下すのはためらわれる。。。
そっ…とモミガラの中に子ネズミたちを戻すワタクシなのでした。
縮こまったジャガイモの葉
昨日から今朝にかけての雨で、暑い春が一段落しました名古屋では結構な量が降り、そのせいで畑もビチャビチャになりました。排水性の悪い畑は、こういう時に畑に入れず、作業が止まってしまうのが難点ですバクヤーゼ堆肥とバクヤーゼKを活用して、少しでも早く改善していきたいところです
ところで、もうじきゴールデンウィークですね休みの長い方も、カレンダー通りの方も、大いに日頃のリフレッシュが出来ることと思います。とは言ったものの、農作物の管理に休みはありません。畑管理の人員は必要であれば休日でも畑いじりに出るつもりでいます
さて、ここしばらく別のことにかまけていて、二月末に植えたジャガイモの管理が全く出来ていませんでした久しぶりに畑内をのぞいてみると……
これはいかんと、除草を兼ねた培土を行い、ようやく畑らしい見た目にまで戻しました。ですが、雑草が無くなりジャガイモが露わになって見直してみると、何だかジャガイモの様子が変……
ジャガイモの芽吹きってこんな感じ?こんなに葉っぱが内向きに丸まっていたかなぁ?
良く効くリン酸MリンPKで抑制が強くかかりすぎているのか、と考えて元肥の施肥を見直しましたが、窒素リン酸カリをバランス良く施用していますので、施肥の問題ではないようでした。
ミズホの先輩にこの写真を見てもらったところ「種イモの養分で動いている段階だから、施肥の問題ではなくて、水不足か種イモの問題」との意見をもらいました。水不足であれば、今朝までの雨で解消されたはずですので、近いうちに観察に行って、問題点の解明を進めて行きたいと思います
【おまけ】
ジャガイモ畑の手入れ中、一株に一匹の割合で付いていた虫です。
調べたところ、カブラハバチの仲間のようです。名前の通りアブラナ科を食害する虫なのですが、なぜナス科のジャガイモに群がっていたのかは分かりません幸いにジャガイモの葉はあまり食害を受けていませんでしたが、これからふ化する幼虫が悪さをするかもしれません。こちらも要観察ですね