『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

三年越しの効果

束の間、春並の暖かい日になっています暖かいのはいいのですが、気温の上下は人間も植物も負担がかかってしまいます。世間ではインフルエンザも流行しているようですので、こんな時こそ早寝早起き・粗食・適度な運動で、健康体を保ちたいものです植物の場合は、代謝を促進するリーフアップバリアの葉面散布ですね

 

さて先日、手入れを初めて今年で4年目になる、試験ミカン園の剪定を行ってきました。

まだ隔年結果を解消できていませんので、裏年で生りが少ない樹は、ぼうぼうに伸びています。樹勢回復のために多めに施肥していることも影響があるのでしょうが、伸び放題でした

この姿を見て思い出したのが、お手入れ当初に園主さんから言われた「たっぷり肥料をやったなぁ、みかんは反応が鈍いから、三年後にドカッと影響が出るよ」の言葉。

一、二年前のこの時期の姿と見比べても枝の伸びが良く、やっと見た目に影響が出てきたと実感しました

 

一般的には窒素の施用で勢いが付き過ぎた場合、施肥でどうにかすることは難しいとされています。それは窒素(アクセル)だけで樹勢をコントロールしようとしているためです。「窒素だけ」になってしまったのは、リン酸(ブレーキ)が効かないから

しかし、ミズホにはMリンカリンMリンPK)があり、リン酸が良く効きますそのためアクセルとブレーキ、どちらも使った樹勢コントロールが出来るという訳です

先ほどのミカンの樹のように、窒素(アクセル)をやって樹勢を強化し、スピードが出過ぎた場合はリン酸(ブレーキ)をやってコントロールすればよいのです。スピードが出過ぎて抑えた分は、根作り・体作り・花や実作りに回され、無駄になることはありません

 

試験ミカン園地の今年の目標

①三年越しの肥料の影響をコントロールすること

②コクのあるミカン作り

この二つを目指して、今年もお世話に精を出します

 

【おまけ】

剪定時に見つけた「優曇華の花」、この園地で二回目ですねこの吉兆が糧となるよう活かしていきたいものです。

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100リットルで約10kg

本格的な冬が近づいています。ここ名古屋でも早朝は水たまりの表面が凍るくらいに冷えてきました私は暑い夏より寒い冬のほうが得意なのですが、畑作業の時、長靴を履いたつま先が冷たいのだけはどうにも苦手です畑仕事も増えてきましたので、寒冷地仕様の長靴を用意すべきですかね

 

さて、私の平成30年最初の仕事は・・・もみ殻の確保です新年早々、もみ殻配布所がオープンすると同時に確保してきました最終的な量、およそ20,000リットル手作業で袋詰め→運搬積み下ろしをやりましたので、一日かけて15,000リットルくらいが限度でした。ダンプカーなど適した機械があればもっと早く出来たのでしょうが、贅沢は言えません。そこは気力でカバーです

ただいま手を入れている畑は排水性が悪いうえに、畑上部で水が湧いている状態で、いつ見に行っても水たまりができていますこの状態ではいい作物を作る事は難しいため、確保したもみ殻を使って畑の排水性を改善していきます

その一帯の所々で水が湧いているので、周りの農家さんも排水には苦労されているご様子。高畝にしたり、砂をまいたりされています。その中で皆さんに共通している対策は、毎年堆肥を投入していること。ある農家さんは「三年やり続けて、やっと少し作れるようになった」と言っていました。堆肥の効果はやり続けていくことで分かるものだ、という事例ですね

 

『土作り』はMリン農法の柱の一つ、ミズホの得意とするところです。

良質な堆肥の投入、または有機物の土中堆肥化で土を作り、栽培の土台を作ります。

ミズホのバクヤーゼ堆肥は好気性発酵菌バクヤーゼで分解させた完熟堆肥です。腐植質の補給だけでなく、有効菌・有効微生物の補給にもなります。農作業は迷うくらいなら早め早めに。寒い冬の間に春作の準備を整えましょう

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最終のミカン収穫

度々お伝えしておりました圃場のミカンですが、昨日今年の最終収穫をしてきました

一昨日は寒かったのですが、昨日はとても良い気候で絶好のミカン狩り日和

普段は内勤の私もお手伝いに行ってきました

今回収穫した木は今年は裏年という事もあり、実の生りは去年と比較すると少ない状態でしたが、樹勢が強い樹であったため、内側や上の方は枝をかき分けながらの収穫となりました

会社に戻ってからは恒例の糖酸度測定収穫しに行った3人でこれぞ!という果実の糖度を測定したのですが、私が選んだものが一番低かったです・・・やはり経験の違いでしょうか果実の良い状態を判断できるのも農業では大切な技術だと思うので、これから経験を積んでいかないといけないですね

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第19回米・食味分析コンクール国際大会に出展しました

こんにちは。

去る11月25~26日に山形県真室川町にて第19回米・食味分析コンクール国際大会が開催されました!

私共も大会の企業ブースに初出展!
もっと良い米づくりをしたいという方の応援がしたい!とPRしてきました。

出発前に、
真室川は雪が深いぞー!!
めちゃくちゃ積もるぞー!
・・・などと言われておりましたが、『さすがに冗談でしょ』と甘くみていました。

ですが、

 

リアルに大雪
さすがに11月にこれほど降るのは珍しいそうなのですが。
普段現地研修で使用している長靴が大活躍でした

さて、この食味分析コンクール。
米の食味値と整粒値を測定するのが1次審査。
1次審査を通過すると2次審査で味度メーターで味度値を測定。
ちなみに味度メーターは炊飯した米のおねば(米の周りにできるねばねば)の量を測定した値だそうです。
1次審査と2次審査の合計点が高かった人が決勝に進出するという仕組みだそうです。

決勝では食味鑑定士が実食。

 

投票によって金賞受賞者が決定します。

金賞か否かは、オリンピックでメダルをとるか否かと同じくらいの違い。
それくらい大きな差がある金賞は、今年は1票差で決まる大接戦でした。

食味コンクールの会場に足を運んでいる方は、多くが『更においしいお米を作りたい』という方々。

私共の『よく効くリン酸=MリンPK』のお話も、多くの方に立ち止まって聞いていただきました。
来年は高山での開催。
地元(ちょっと距離がありますが)開催なので、来年もぜひ参加したいです

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第一回、みかん収穫

急に冬らしい気温になってきましたまだ自宅のコタツは出していませんが、そろそろ準備しないといけないな!と言うくらい、冬の様相を深めていますね

ところで、コタツと言えば?

そう、ミカンです11月中旬に今年一回目のみかんの収穫をしてきました今年は「裏年」で生りが少なく、無摘果ですがどうしても大玉化してしまいました。ですが、昨年休ませた生りの多い樹もありまして、一回目の収穫は1本あたり平均56kgとなりましたまだ未収穫の樹もありますが、樹勢が強いのでこのまま樹生り完熟まで持って行こうと思います

収量はいいとして、その品質は…?

 

10個ほど糖酸度を測定した結果、平均糖度11.1、平均酸度0.97。まずまずの数値となり、ほっと一息と言ったところですしかし、実際に食べてみると、水っぽく感じます…いわゆる「コクが足りない」という事でしょうか。ちなみに写真は比較的良い数値のものです

昨年は表年で、生りが多いための品質低下を気にして、収穫一ヶ月半前からリーフA液材を主体とした葉面散布を週一回、収穫二週間前からは週二回行っていました。今年は生りも少なく、少々気が緩んでしまい、収穫一ヶ月前から葉面散布を始め、週一回ペースで実施しました。

 コクが足りないと感じるのはこれが原因でしょう。やっぱり作物は手を掛けた分だけ応えてくれますね。そして改めてリーフA液材の効果を実感しました

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B品のイモは

先週の芋掘りでたくさんのサツマイモがとれました

良いイモはキュアリングへ

B品のイモはお試しで干し芋にすることにしました

干し芋を作るのは小学生ぶりでしたので、懐かしい気分に浸りつつ茹でイモの皮むきを。準備ができたイモは会社にあったザルに並べて上にペーパータオルをかけた状態で1日半くらい天日干し

それでも少し乾き不足だったので、今度はオーブンの低温で焼いてみました

出来上がりがこちら

茹でが少し足りなかったのか、見た目はちょっと市販品には遠い感じですが、試食してみると干し芋らしい食感に大分近い感じ

試作品としてはまずまずの出来栄えでした

せっかく大切に育てたサツマイモなので、B品まで美味しく頂けるのはうれしいです

 

コメント

2017.11.20|

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