株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
稲の結果が出てきました
全国で稲の結果が出てきました。
2018年は数十年に一度の災害が多発した年でした。
やはり、結果は全国的に良くないようで・・・。
長雨の影響、干ばつの影響、高温の影響、強風の影響、塩害等々
影響がなかった地域はほぼないのではないでしょうか。
下の写真はMリンPKを使っていない圃場。
ばったり倒れちゃっています。
収穫間際の強風台風は辛かったですね。
倒伏防止には調節肥のMリンPKが効きます!
さてそんな中、こんな天気でも豊作だった!というお声もいただいています。
そういった方々は何をやったのか?!
実肥での葉面散布です。
不稔を少なくし、穂を太らせて千粒重を重くする。
冷夏の際にもPフォスタの葉面散布で収量を維持させたという事例がありますが、
高温時の不稔にも効果あり!です。
異常気象時にはPフォスタの葉面散布が効きますヨ!
バケツ稲の穭
おはようございます 台風24号が明日から10月1日にかけて、日本列島を縦断しそうなので、進路にあたる地域の方はくれぐれもご注意ください
また、日本とアメリカ間で物品貿易協定(TAG)の交渉を行うことが決まりました 聞きなれない言葉ですが、アメリカ側は自由貿易協定(FTA)のことだと言っています おそらく日本側の都合で、新しい言葉を作っただけということです 自動車産業を守るために、農業分野でTPP並みかそれ以上の譲歩を余儀なくされるかもしれないということなので、しばらくは交渉の行方を注視したいと思います
バケツ稲と温度
おはようございます 名古屋では1910年に統計を取り始めて以来、年間の猛暑日最多記録を更新中です 長期予報をみると、9月に入っても気温が高い日が多いということなので、まだ数日は35℃を超す猛暑日があるかもしれませんが、そろそろご遠慮願いたいと思う次第です
平年より気温が高いということで、今年はバケツ稲でも苦戦しております 出穂はしたものの、7月中盤から8月後半にかけて、最低気温が25℃以上、最高気温は35℃以上、平均気温も30℃を超えるという高温の為、現在はこんな感じです
こしひかり、ハイブリッドとうごう4号は出穂からの積算温度が1150℃を超えているので、収穫しても良い時期なのですが、青い実が多く、触ってみると中身が入っていません 開花期の高温による不稔、登熟期の高温による未熟粒や白濁粒などが発生した模様です 残念ながら、高温障害ということになります
2007年は関東や東海で異常高温があり、出穂・開花の時期に高温に遭遇した地域では、高い割合で不稔が発生しています あくまでも数字上ですが、今年は2007年を上回る暑さになっているので、どうなることやらと危惧しております
今年の名古屋の気温はというと…(7/20から8/12まで順に(平均気温)最高気温、最低気温で示しますと)
7/20 (30.8) 36.6 27.6、7/21 (30.5) 36.5 26.6、7/22 (32.7) 39.5 26.5、7/23 (33.3) 39.6 28.7、 7/24 (32.2) 38.6 27.9、7/25 (30.8) 36.5 27.6、7/26 (29.3) 35.0 26.7、7/27 (28.4) 32.9 25.7、7/28 (29.2) 35.6 25.4、7/29 (28.4) 34.1 25.4、7/30 (29.6) 36.4 25.1、7/31 (29.9) 35.0 27.2、 8/1 (31.0) 37.7 26.2、8/2 (33.1) 39.6 28.0、 8/3 (32.8) 40.3 27.8、8/4 (31.7) 37.4 27.2、 8/5 (32.7) 39.9 27.7、8/6 (33.0) 39.4 28.8、 8/7 (29.6) 33.4 26.7、8/8 (30.2) 38.3 25.5、 8/9 (31.5) 38.2 26.9、8/10 (30.8) 35.9 28.2、8/11 (31.3) 38.2 27.6、8/12 (28.2) 35.6 23.7
はい、8/12までは全部25℃以上の熱帯夜ですね ちなみに、最高気温が30℃以下になるのは、この後8/15の1日だけです 猛暑はもはや災害ということがよく分かる夏でした
高温すぎて白穂
おはようございます
ここ、名古屋もついに!
40℃を越しました~
40℃越え当日は、社内で拍手喝采
なぜなら、全国の猛暑地域から「今日は40℃にもなって暑かった」とご連絡をいただくのですが、40℃を越していないので名古屋は暑いと認めてもらえない雰囲気だったからです
しかし、名古屋は毎日毎日38~39℃!でした!
地味~に毎日地獄のような暑さ。
やはり、40℃の大台を超えないと暑いと認めてもらえない…
こんなに毎日暑いのに…
40℃を越して、晴れて暑い地区の仲間入りです
暑さの弊害?
もちろんあります。
出穂時期が台風12号の襲来と重なってしまったこと。
出穂期に水が切れてしまったこと。
台風以後35℃以上の高温が続いたこと。
が、原因と考えられます。
この猛暑で干ばつになっている地区も多々あるとの情報が入っています。
出穂時期の水切れは白穂の原因となりますので、絶対に避けてください。
根がしっかりと作れているほ場では、多少水がなくても元気でピンピンしています。
干ばつ時こそ、しっかりとした根作りが必要だと認識させられます。
イネの根作りは土作りから。
今年の教訓を生かして、秋の土作り微生物資材バクヤーゼ、バクヤーゼKでの土作りをお忘れなく!!
北海道発 夏は来るのか~
とうとう、1年の半分が終わりました
ちょうど1ケ月前、北海道の6月は気温が高く前半は30℃を超える日も、との予想でした。
確かに前半は天気も良く、気温も高かった。が、それも10日まで。
それ以降、日照不足で曇天が続き気温も上がらず、6月半ばになっても最低気温で5℃を下回る地域もありました。
雨は例年の2~3倍の降雨量がありました
当然、作物の生育には遅れが出ています
特に稲は田植え後、約1ヶ月になりますが、分ケツが進まず、このままでは出穂までに目標の茎数が確保できず収量は激減してしまいます。
今年は昨年より5日程田植えが遅かったのですが、昨年、同時期に比べ分ケツも遅れチッソが動いてない為、葉色が褪めています。
6月の末から気温は徐々に上がっていますが、7月に入って、今週も雨と曇りマークがビッシリと続いています。
そこで、MリンPKによる流水施肥の出番になるのです。
遅れている分ケツの促進と徒長を抑え固く締まった稲を作り、出穂までに茎数を確保してくるでしょう。
「流水施肥動画はこちら」
https://www.youtube.com/watch?v=cYbLIdfHQe0
または、不明な点は当社までお問い合わせください