『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

田んぼで稲ワラをすき込んでみよう!

こんにちは。
稲刈りも終わって稲ワラをすき込む時期になりました。
でも、翌年田植えまでにキチンと分解されていないと、
浮きワラやガス害による根腐れの原因となってしまいます。

そこで稲ワラのすき込みに絶大な威力を発揮するバクヤーゼK
よくある質問をまとめてみました

Q1:他の土壌改良材は必要ですか?
必要ありません。一般によく利用されている「ケイカル」「ようりん」「石灰チッ素」は、稲ワラなどの分解と微量要素の補充を目的に投入されますが、これらの目的はバクヤーゼKで十分にできます。また、バクヤーゼKには稲の生育に必要なカルシウム、マグネシウム、ミネラル類が豊富に含まれています。

 Q2:刈り取り後、すぐに耕起できない場合は?
天気や圃場条件によって、散布後すぐに耕起できない場合があります。バクヤーゼKは、散布しただけでも発酵分解を行います。耕起作業は、トラクターが入れる状況になってからでかまいませんが、すぐに起こした場合よりも分解スピードは遅くなります。しかし日数があれば問題ありません。したがって、刈り取り後、できるだけ早く散布していただくことが懸命です。どうしても秋に耕起できない場合は、春に耕起してください。

 Q3:バクヤーゼKを多く投入したら、問題がありますか?
秋のうちであれば問題はありません。バクヤーゼKには、栄養価の高いチッ素分が含まれていますので、春に投入した場合、チッ素分が残って初期生育の栄養分になりますので、元肥の量を調節してください。(チッ素分を減らすか、MリンPKを増やす)

 Q4:バクヤーゼKは稲ワラ分解以外の効果はありますか?
「モンガレが出なくなった!」「バクヤーゼKを使うようになってから、雑草が減った!」という声も聞こえてきます。
バクヤーゼKは、稲ワラ・稲株を分解するのが得意ですが、生育中に付いてしまった“イモチ菌”“モンガレ菌”も稲ワラを分解する時にいっしょに殺菌されます。また、稲株に生みつけられた害虫の卵も。さらには、雑草の根、地下茎、種も分解する力を持っています。ですから、これらの稲の生育を邪魔する外敵をより少なくする効果は、4~5年以上使い続けている方からよく聞きます。(被害が全くなくなるということではありません)

Q5:バクヤーゼK散布後、大雨が降り、大量の水が流れ出ました。もう一度散布しなくてもいいのですか?
雨によりバクヤーゼK中の発酵微生物と微量要素は短期間で土壌中や稲ワラに吸着されていますが、大量の雨でそれらが流れ出た場合、1回目の半量程度を目安に追加散布して下さい。

 Q7:バクヤーゼKを使用すると食味がなぜ向上するのですか?
ガス害が解消できると根張りが良くなり、食味向上成分であるリン酸やマグネシウム等を吸収できるようになり、食味が向上します。また、多くの栄養分を吸収することで稔実歩合が良くなり、クズ米が減少するので、収量は増加します。

 Q8 堆肥(きゅう肥)を入れるけど、バクヤーゼKは必要ですか?
少なくとも2袋(10a当り)は投入してください。一般の堆肥やきゅう肥にはチッ素分が含まれていますが、バクヤーゼ菌に相当する発酵菌は含まれていませんので、稲ワラなどを分解発酵させるには力不足です。

 Q9 他の使い方がありますか?
バクヤーゼKは、鶏フンや廃鶏という高タンパクの有機質肥料をバクヤーゼ菌で発酵させた発酵有機質肥料(ボカシ肥)でもあります。畑作にボカシ肥を利用すると、化学肥料に比べて高カロリーでバランスのよい栄養分を供給でき、おいしい野菜が収穫できます。また、バクヤーゼ菌などの有効な微生物が繁殖することで、病原菌などの繁殖を抑制します。


ちなみに、こういった技術的な内容は「THEミズホ」という小冊子にも載っています。
(ブ、ブログネタがなかった訳じゃないからねっ!
興味のある方は是非ご購読ください

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土作りは秋から開始

おはようございます。
台風26号が去った後、名古屋は急激に寒くなりました
今週の初めは夏日だったのに
今日は社内でフリースを着ています
寒暖差が大きい今日この頃。
皆様お風邪など召されませんように。

今は、バクヤーゼKの季節です。

稲や畑は収穫が終わった後に、バクヤーゼKをすき込んで残さを分解。
前作の残さ = 未熟な有機物
なので、そのまま残っていると暖かくなってから分解をはじめます。
分解が始まると、チッ素が消費されてしまいます。
土の中のチッ素が消費されてしまうので、作物もチッ素が足りなくなる。
・・・というわけです。

これから冬だし、春でもいいやとお考えのアナタ
土作りは 「秋でしょ!
まだ、気温がある今のうちに土作りを開始することで、より早く、より多く残さを分解することができます。
収穫が終わってから、圃場に入れるのが早ければ早いほど良い状態になっていくのが、バクヤーゼKです。

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薬用植物

こんにちは。
先週の金曜日に、名古屋市立大学薬学部で薬用植物に関する
公開講座が開かれていたので参加させていただきました。

薬用植物といえば、ドクダミやハーブ類、
それに年末になるとウコンの名前もよく聞きますね。
「ウコンの○○○」なんてCMでやってます

でも実はウコンって、カレールーやたくあんの黄色い着色に使われてたりして
結構身近なものだったりします


また、ミシマサイコやトウキ、カンゾウなどは、
根が漢方薬の材料に使われてたりします。
ただそれらの多くが中国からの輸入に頼っており、
安全性や安定供給の面から国内生産を推進する動きがあるようです。
耕作放棄地の対策として栽培しているところもあるようですね。
ただ、まだまだ栽培技術が確立しておらず、試行錯誤の連続なんだそう。

根を使う植物ならMリンPKの出番だろー!

って思ってしまいますね
これからそういった方面にも力を入れていきたいと考えているこの頃。

トウキの根トウキの根。これが漢方薬の原料になります


帰りにはツタンカーメンエンドウの種を貰いました。
なんでも、あのツタンカーメンの墓に埋葬されていた種を栽培して増やしたんだそうです
ロマンがありますね~
会社の片隅で栽培してみようか

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ラクラク葉面散布マシーン

こんにちは。
つい先日まで気温が上がらないとボヤいていたと思ったら
ここ最近で一気に気温が上がってきましたね
作物の生育が順調になる一方で、徒長には注意してくださいね
徒長した状態で梅雨に入ると病気が発生しやすくなってしまいます。

そんな徒長を抑えたり、梅雨などの日照不足時に効果的なのが葉面散布。
葉から養分を吸収させることによって、速効的な生育調整が可能になります。

でも葉面散布は面倒という生産者も多いですよね

先日訪問したお客様が便利なものを自作してたので紹介しますね( ・∀・)ノ

台車の先端両側に長いノズルを取り付け、ノズルの下から伸びたホースを電動ポンプに繋いで使用します。
畝間を歩くとノズルから噴射される液材が両側の作物にかかる仕組みなので、
畝間を歩くだけで葉面散布ができます。
作業時間が大幅に短縮されるだけじゃなくて、体力的にもラクチンですよね

現代農業の1月号にも、この方の記事とこの機械が載ってるので、
みなさんも参考にしてくださいね

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