『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

元気な土を作りましょう!!

ずっと不安定なお天気が続いていますね皆様の地域は大丈夫でしょうか?

さて、こちらのブログや機関誌でもご紹介しておりますが、今年は国際土壌年です

国際土壌年とは2013年の国連総会で採択され、「元気な暮らしは、元気な土から」をテーマに、土壌を正しく認識し、適切に管理し、守っていくことを目的としています

その一環で先日の農業新聞では「宮崎県のODD運動」について紹介されていました。

ODD運動とは・・・Organic(有機物の適正利用)、Deep Plowing(深耕)、Diagnosis(土壌診断)の頭文字を取って名づけられた土壌健全化運動で1991年から行われているそうです。

土壌診断を行い、圃場の状態を確認しつつ、家畜ふん堆肥などの有機物を適切に使用し深耕することでふかふかで作物の育ちやすい土作りを進めているとのこと。

これは当社のお勧めしている土作りと少し似ていますね

当社も有機物残渣がしっかりと分解された、ふかふかの作物の育ちやすい土壌となるように、バクヤーゼやバクヤーゼKの使用をおすすめしています

当社には土壌医や土作りマスターなどもおりますので、土壌をよりよくする為のお力になれるとおもいます(ちなみに、私はまだ勉強中の身です・・・・

元気な土で、美味しい作物を栽培しましょう

↓↓↓バクヤーゼKの詳細はこちら↓↓↓

バクヤーゼKチラシ

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スゴいんです。「THEミズホ」という有料機関誌。

こんにちは。今日は日本中が思わず「寒い」と言った日ではなかったでしょうか?

関東では朝から雪が降っている所が多く、温暖な千葉県銚子市でも統計開始以来、最も遅い降雪を観測したとか。

千葉県内のとある地区からは『定植して間もないスイカ、前半からこの低温基調だと、今年は「荒れる」年になるぞ!』との声も。

電話口の担当者は思わず「じゃぁ、Mリンの出番ですね!」と回答したのは、言うまでもありません。

「葉桜」になった(地区もあります)後の「三寒四温」もまたおかしな気象状況ですが、天候気象条件は、毎年変わります。

ミズホの発信する情報源の一つ「機関誌・THEミズホ」には、そんな「異常気象を克服する篤農技術」が満載です。

●そもそも、機関誌って何?

●読んでみたい!

●うちが作っている作物の記事が読みたい!

というアナタ!

(こちらは、バックナンバーです)

052-763-4171 まで、是非お電話ください。

もちろん「メール」でもOKです!

「読みたい方」には、「ブログ見たよ!」の一声をいただければ、バックナンバーも含め、「読んでいただけるように」ご提供します!(よろしければ、年間購読してください!)

  今年2015年の機関誌THEミズホは「根菜特集!」です。

根菜特集第2弾は5月25日発送。メインテーマは「○○○」です!

只今、精鋭部隊社員が、鋭意編集中です!

(年間購読者のミズホ会員様、いつもご愛読ありがとうございます)

 

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春雨前線

春雨といっても、食べる方の春雨じゃありません
ちなみに、食べる春雨の原料はデンプンで、日本ではジャガイモ、本場中国では緑豆からデンプンを取るんだそうです。
日本で緑豆といえば、もやしですよね。

さて、ここ数日はグズグズした天気が続いていますね
この時期に降る長雨のことを、「春雨前線」だとか「菜種梅雨」などと言い、他にもいろいろな表現があるみたいです。
日本語の豊かさですね
ただ、来週もスッキリしない天気のようで、田んぼや畑が乾かずヤキモキしている方も多いと思います


こういう時は、定植時期が遅れる→老化苗の使用→栽培が順調にいかない
という事態になりかねません

ただ、しっかりとした苗を作っておけば、多少定植が遅れても、苗の活力や品質を維持できます。
苗づくりにはこういった利点もあるんですね


現代農業2014年8月号にも苗づくりのコツが載ってますので、「晴耕雨読」ぜひ読んでみてください
現代農業 苗づくり

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マルチ時の追肥について②

こんにちは。
今日はブログを書かなきゃいけないし、機関誌も締切が迫ってるしで胃が痛いです
隣の席のお姉様からは、「ハーゲンダッツで締切を見逃してやる」という裏取引を持ちかけられ、心が揺らぐワタクシです・・・

さて、先日マルチ時の追肥についての記事を書きましたが、
(→マルチ時の追肥について
たまたま出かけた先で面白い事例があったので紹介します。

ナタマメ追肥跡

写真は昨年作ったナタマメの株の残骸。
よく見ると、株のすぐ近くに白いツブツブが見えます。
MリンPKのカスです。

そうです。
ここではマルチの穴(株元)に、1株1株スプーンを使ってMリンPKを施肥していたのです

「えぇっ!大変だったんじゃないですか?」
「一日中地面に這いつくばって大変でしたよー」

なんでも、農業の経験が浅く、株元に施肥しなきゃいけないと思っていたようです。


実は、植物は根から養分を吸収しますが、どの部分からも同じように吸える訳ではありません。
チッソは比較的どこからでも吸えますが、リン酸や微量要素などは主に毛細根と呼ばれる細かい根から吸収されます。
毛細根は根の先端に多くあるので、追肥をやるときは「株元」ではなく、「根が伸びている先に置く」のが正しい施肥の仕方です
ですから、株がある程度大きくなってきたら、ウネ肩やウネ間に施肥するのがオススメです。
また、土に浸み込んだ雨水は、乾いた方向へ浸透していくので、マルチの下の部分にも水と水に溶けた肥料はちゃんと浸み込むのです。
余談ですが、ハウス栽培のブドウやサクランボで、ハウスの外周りにMリンPKを施肥して、裂果の防止や食味向上を実現している生産者もいらっしゃいます。

サトイモの追肥で、畝間に大量の水と一緒に流し込みをする方もいますし、一口に追肥といっても様々な方法があって難しいですが、ちょっとした原理を知っていれば作業をラクにする工夫もできるんです

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手作業の苦労

昨日、今日と大寒波が来ていますね

ここ名古屋も雪が降り、うっすらと積もりました

不安定な気候ですが、みなさまの地域では影響が出ていませんでしょうか??

 

さて、先週渥美半島の田原市へ出張してまいりました

田原市は電照菊で有名ですが、大規模に栽培を行っている農家が多いので、

出荷の際の選別や箱詰めなども集荷場で機械化されているものもあります

しかし、どの作物を栽培していても農作業の中には機械化できない作業があると思います

菊栽培の中でも人間の手作業に頼らざるを得ないものが多く、

その一つが「わき芽とり(やご掻き)」と「つぼみとり(つぼみ掻き)」です

菊の中でも輪菊は一本の茎に対して、花は一つにします。

しかし、菊はわき芽も出ますし、つぼみも複数できてしまいます

温室には数千~数万本の菊がありますが、

その一本一本のわき芽とつぼみを手で取っていきます

葉や残すつぼみを傷つけては商品価値が下がってしまうので、神経を使う作業となります

何日もかけて行う作業で、人手があったほうが早く終わるため、

田原市では菊の芽掻きのパートをしている方もたくさんいらっしゃいます

 

日本ではお悔やみの場面で使われることの多い輪菊ですが、

お手に取った際にはぜひ葉の付け根を見てみてください

わき芽を取った跡が分かると思います

 

どの作物でも機械化できない部分があり、人の手を経て出荷されていきます。

一人の消費者として、生産者様の思いを感じながら作物を購入していきたいですね

 

 

コメント

2015.03.11|

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マルチ時の追肥について

おはようございます。
最近は徐々に暖かくなってきましたね
風も春らしくなってきました。

そして、ワタクシはこの時期になると、決まって鼻がムズムズします

花粉症じゃないかって?
いや、風邪です!断じて花粉症ではなーい!
晴れた日はクシャミが出やすくなるし、たまに目もかゆくなるけど、ただの風邪です!
毎年この時期になるのは、ただの偶然です
ワタクシは認めない!


えっと、とりあえず、こんな戯言は放っておいて・・・

前回のブログではタマネギのお話をしました。
(前回の記事はこちら →タマネギのべと病について

記事の中で、マルチを張ったタマネギ畑の写真がありましたが、
「マルチを張った状態で追肥はどうするの?」
という質問を頂きました。

たしかにおっしゃる通りです
「マルチの上から肥料撒いて効果あるの?」
「いちいちマルチを剥がしてたら手間がかかりすぎてやってられないよ!」
誰もがこう考えると思います。

結論から言えば、マルチの上からやっても大丈夫です
ただし、MリンPKや硫安などの水溶性の肥料がオススメです。
マルチの上にあっても、雨で肥料成分が溶けて、マルチの穴から土へ浸み込みます。
同じリン酸肥料でも、グアノやようりん、骨粉などのク溶性肥料ではあまり効果はありません。

また、Pフォスタの葉面散布や、MリンPK液肥の素のカン水もお勧めです。


ちなみに、下は5月に撮った晩生品種の写真。
手前が慣行区、奥がMリンPK使用区です。
色の違いが分かりますか?
手前は色が濃いのに対して、奥は鮮やかな緑をしています。
同じ作物でも、栽培方法でこんなに変わるんですねー
葉色は作物の健康状態を表す鏡です。
濃い葉色はチッソの効きすぎ。
人間でいえばメタボにあたり、病気や品質低下の原因となります。
リン酸を上手く効かせて、チッソとのバランスを心がけましょう

Mリン使用区、慣行区比較

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