株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
長雨対策
なかなか梅雨が明けません
長雨によって、作物のトラブルが想定されます
水稲では、急激に葉色が低下すると、不稔・粒数の減少や、長雨から気温が上昇するとイモチ病が発生しやすくなります
畑作では、日照不足によって発根環境が悪くなり、せっかくの肥料が吸収できなくなっています
果樹では、新梢の二次伸長によって品質低下や病害虫の被害が懸念されます
そこで、作物別対策として
【水稲】 イモチ病予防に
●リーフアップバリアとPフォスタ 各500倍液の葉面散布
【畑作】 即効の栄養補給と根の活性強化に(10a当たり)
●アミビタゴールドVer5…10~20㎏
●バイオ根助 …20ℓ
【果樹】 品質低下予防・病害虫予防に(10a当たり)
●MリンPKマグ…30~40㎏ を根系施肥
●Pフォスタ、リーフアップCa 各500倍液の葉面散布
天気が回復したらなるべく早く追肥を行って樹勢の維持に努めてください。
半分が過ぎました!
早くも令和2年も、半分が過ぎてしまいました。
年々、1年過ぎるのが早く感じるのは私だけでしょうか
九州では、命の危険が感じる程の大雨に見舞われており、コロナもまだ終息していない状況の中で非常に心配です。
6月の北海道は、低気圧の影響で気温は低めで日照も少ない日が多かったです
特に後半は、平年の35%程度の日照時間しかなかったようです。
7月に入っても日照不足は続きそうで、長期予報では気温は平年~高め傾向で日照が少なく、雨量は平年~多めの予想が出ております。
このままでは、花や実の着きが悪くなり、チッソ過多による軟弱な生育になり、作物の生育にも大きく影響が出てしまいます
2日以上日照がない場合、リン酸によるブレーキ中心の管理を心掛けて下さい
根系、葉面のどちらからも、MリンPKシリーズ(MリンPK粒・粉、スーパーMリンPK、MリンPKマグ)とMリンPK液肥の素、Pフォスタのリン酸シリーズをお奨めします
このリン酸トリオで天候不良を乗り切りましょう
詳しくはお知りになりたい方は、ミズホまでお問い合わせ下さい
新入社員奮闘記~梅雨後半戦~
おはようございます
梅雨も後半戦に入りましたね
沖縄ではすでに梅雨が明けたそうです
今回は、梅雨・梅雨明け時に使える資材をご紹介します
まずはリーフアップバリアです
リーフアップバリアは、代謝促進・養分の転流を行うことによって、作物体内のだぶついた窒素の消化を助け、耐病性を高めることができる葉面散布資材です
雨・日照不足など窒素が消化しにくい時期にお使いください
次にリーフSGです
今年は暖冬の影響で夏の水不足が予測されます
そのため、梅雨が明け夏が到来したらリーフSGをお使いください
リーフSGは、葉面の保護を行うと同時に葉面からの蒸散を抑える葉面散布資材です
また、展着剤としての役割を持っており、他の葉面散布材の肥効を高めることができます
葉面散布を使いこなし梅雨と夏を乗り切りましょう
寒蘭
寒蘭(カンラン)をご存じですか?
寒蘭とは東洋ランの名称で、細長い葉っぱの間から茎を伸ばし、花をいくつも咲かせる趣のあるお花で、
愛好会が各地にあり、展覧会が開催されているようです
その寒蘭の愛好家さんがSNSでフザリウムによる腐敗病対策の一つとして『キトチンキ』を使っているとご紹介くださったみたいで、九州地方の寒蘭愛好家の皆さんからお問合せを多数いただいております。
キトチンキとは、カニ殻から抽出したキチン質を独自製法によって低分子化した高品質キトサンの高濃度液材です
特徴は、
◆耐病性と抵抗力を強化し、外敵から植物を守るとともに植物内部の免疫力アップ
◆土中では、キトサンオリゴ糖となり、選択的に有効微生物の増殖を促進
◆葉面施用では、葉面に保護膜をつくり、外敵の侵入をブロック
もちろん夏野菜のトマトやきゅうりなどの長期獲りする作物の成り疲れ防止にもOKです。
その際は、バイオ根助を混用してお使いください。
施設園芸の土作り
施設栽培の生産者の皆様、令和元年産の成果はいかがでしたでしょうか?
土壌病害や高塩基障害で収穫が今一歩だった方は、地力の早期回復が、令和2年産のカギを握ります
ということで、次作に向けた土作り『ミズホ式土壌まるごと発酵法』をご紹介します
これは、消毒薬を使わずに連作障害を軽減させる太陽熱を利用した高温消毒法です。
使用資材は、10a当たり
・Mイーシー 1~2袋
・バクヤーゼK 20~30袋
・米ヌカ 100~200㎏
・完熟堆肥 3~5トン
この土作りのメリットは盛りだくさん
未熟堆肥を有効利用
堆肥、有機質肥料を利用することで腐食率が高まる
EC、pHの調整
有効ミネラル分の補給
土壌病害菌の減少
有効微生物群が大繁殖
具体的な作業方法は、ミズホまでお問合せください。