株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
土作りで排水改善!
おはようございます
先日鍬で畑を耕していたら、勢いをつけすぎて(?)鍬の先が吹っ飛んでしまいました
皆さん、農作業中の事故には十分注意しましょう。
ところで、名古屋市周辺はカチカチに硬い黄色土が多いです。
教科書どおりなら、『黄色土=果樹が最適』 となりますが、
色々な都合で畑にしたり、水田にしたりします。
特にこの辺りは、
『いい焼き物が作れるんじゃない?』
というくらい、粘土質。
意識して土作りをしないと、排水性、保肥性、保水性のいずれも悪い畑となります。
排水性が悪く、雨が降った後はしばらく沼になることも
そこで!
土作り資材であるバクヤーゼK、もしくはバクヤーゼの登場
土作りが早く進んで、ふかふかの土になります。
私も沼になって仕方がない畑で、バクヤーゼKを使用したところ・・・
排水性が改善されて、雨が降っても沼にならなくなりました
何年もかけて土を作るのも良いですが、農を生業とするにはスピードも必要。
堆肥+微生物+微生物の栄養を使うことで、土作りの時間が短縮できますヨ。
苗づくりにお勧め資材
今日の日本農業新聞に『14年家計調査』の記事が載っていました。
記事によると、食料支出は微増したものの、米の購入数量、支出金額ともに減少していました。
農業に携わり、毎日3食、お米を食べている米好きとしては、何とも残念な結果です。
とはいえ、高品質のお米の需要が高いのも事実です。
ミズホは、農家の○○さんが作った美味しいお米を食べたら、もう他のお米は食べられない!と言ってもらえるお米作りを応援しています。
ということで、『苗半作』という言葉もあるように、美味しいお米作りに重要な『苗作り』のポイントは、3つです
比重の重いモミを選ぶ
薄まきにする(1箱当たり催芽モミ100~120g)
ガッチリ苗を作る
腰の低いガッチリ苗は、根張りが良く、太い分ケツを取ることができます。
ということで、『苗上手 ブレーキ』でリン酸効かせてガッチリ苗を作りましょう
伝統野菜 聖護院大根
こんにちは。
今週の日曜日の夜、とある番組で三浦ダイコンを取り上げていましたね。
そう、農家や大工をする傍ら、たまに楽器も手にするあのアイドルグループの番組です( ^ω^)
あの番組を観つつ、NHKの動物番組を観て、大河ドラマを観るのが日曜夜の黄金パターンとなっています(´ω`)
さて、三浦ダイコンは、普段目にする青首ダイコンと違い、先の方が太くなっています。
作付けはずいぶんと減ってしまったようですが、まだまだ根強い人気があるようですね。
そして、先日は京都にお邪魔した際、帰り際に聖護院ダイコンを頂いてしまいましたヽ( ´ー`)丿
京野菜として有名な聖護院ダイコンは、カブのように丸いのが特徴です。
甘みが強く、煮崩れしにくいため、おでんや煮物にオススメなんだそうです。
今では栽培しやすい品種が主流になってしまいましたが、たまにはこういった地域の伝統野菜をいろいろ食べ比べてみるのもいいかもしれませんね
国際土壌年の土作り
2015年が始まって早2週間、時間の流れの早さを感じます
ギリシア神話の神様でクロノスさんとカイロスさんがいます。クロノスは時間の神様で、時計で表現されるような全ての人に平等に流れる時間を表し、カイロスは時刻の神様で、個人の感覚によって伸び縮みする時間を表します。同じ一日でも、たくさん行動できた充実した一日では、一日を長く感じられるものです。一日の中でカイロス時間を長く感じられるよう、積極的な一年にしていきたいものですね
さて、今年は「国際土壌年」という取り組みがあるのをご存知ですか?簡単に言うと「土壌はかけがえのない大切なものだから、その重要性を多くの人に理解してもらおう」という取り組みです
ミズホのMリン農法の第一の柱に「作物を支える土と根作り」があります様々な書籍等に「良い土とは、肥沃で柔らかく団粒構造の発達したフカフカした土。保水性が高く、排水性が高く、肥持ちの良い土。」との記載があります。何やら難しい単語が並んでいますが、要約すると「フカフカした腐植質の多い土」となりますそのような土には多くの微生物が住み、彼らの生活が活発になることによって作物の根も元気になり、多くの栄養を吸収できるようになります
では堆肥をたくさん入れたら良いのか、となりますが半分アタリで半分ハズレです。堆肥は堆肥でも発酵が完了した「バクヤーゼ堆肥」のような完熟堆肥でなければ十分な効果が発揮できません。未熟堆肥も土中で堆肥化が進むので、長い目で見ると入れないよりは良いのですが、すぐに栽培を始める場合には適しません
そして、堆肥で栽培の土台作りをしたら、「新ボカシ大将」や「MB動物有機」など、ボカシ肥を使って微生物と栄養の補給も忘れずに堆肥の団粒構造が微生物の住処となり、普通の土に施肥するよりも効果的に使えますよ
今年の栽培が例年以上の良いものになるよう、土壌をしっかりと整え、国際土壌年を盛り上げていきましょう
MB動物有機
こんにちは。
あっというまに寒くなり、寒波が度々押し寄せています
寒さが凍みて、収穫作業が厳しくなってまいりました。
ですが、寒いときこそ『土作り!!』
シャベルで約40cmの深耕をしていたら、ポッカポカになりました
さて、先日、とある畑で、
なにやら、見覚えのある袋・・・。
な、なんと!
MB動物有機 ではありませんか
思わぬところで使った形跡が見られるのは、とっても嬉しいです
MB動物有機????
何それと思われた、そこのアナタ
MB動物有機とは、有機100%の有機質肥料。
緩やかに効きながら、パワーがあるのが特徴。
施肥をしてからじわじわと効いていくのですが、肥効が長期間続くのです。
穴を掘って埋めておき、その上に定植すると、置き肥になります。
特に、生長をしながら実をつけていく果菜類には、生り疲れ防止に置き肥がとても有効。
化成肥料では肥料分が流れていってしまいますが、有機質肥料なので肥料分が流れる心配もありません。
昨今は夏がとても暑いですから、暑い中の追肥作業を省くという意味でも有効かもしれませんね
機関誌11月号
会員の皆様、機関誌『THEミズホ』11月号が出来上がりました
今月号では、施設園芸でのガス害対策や乳白米の発生原因などなど、
農家さんのためになる記事が盛りだくさんです。(手前みそで恐縮です)
さらに、今回でラストを迎える40周年農産物プレゼント応募用紙を同封していますので、どしどしご応募くださいませ
お待ちしております
なお、11月号の内容は、こちらをご覧ください。→目次