『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

「アレ」のご準備は、よろしいですか?

先週末にかけて、西日本から関東甲信地区は梅雨入りしましたね。

連休田植えの方は、そろそろ田植えから1か月経過。

皆さんの地域の稲の生育状況はいかがでしょうか?

 

今年は春先から気温の高い日が続き、「生育が3~4日早い」との情報もあります。日々、生育観察に余念ないと思いますが、その時に必要な「アレ」、ご準備はよろしいでしょうか?

 

「アレ」とは…

 

これ、です。

 

「葉色板」です。

(↑クリックして下さい。使い方説明が出ます)

 

これを使って、稲の健康状態を確認します。

 窒素食い過ぎ?

 はたまた栄養不足?

 

調節肥、穂肥、何をどれだけ投入するか、目安にします。

しかし肥料の効き方は、天候にも大きく左右されます。

葉っぱの色を見ながら、「適切な時に、適切な量」の追肥が出来るようにしましょう。

 

これからの2カ月、ミズホ指導員によって全国各地で開催される「稲作現地研修」でも、「みんな持ってる」必須のアイテムです!

 

「葉色板」は、数量限定生産ですので、ご購入を検討されている方は、お早めのご注文をお願い致します。

 

ご注文は、電話、FAX、メール(アドレス: bio@mizuho.to )で承っております。
氏名、住所、電話番号、商品名、必要数量をお忘れなく!

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2016.06.06|

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中干しと早期田干しは意味が違う!

おはようございます!

先日、田んぼを訪問した際に・・・

ガスが大量に発生していました。
ちょっとお邪魔して田んぼに入ると、ブクブクっとガスが出るわ、出るわ

集団転作により麦→大豆→飼料米 の後だそうですが、飼料米が1月まで田んぼに陣取っていたのだとか。
飼料米も多肥栽培で、肥料分が残っているのに、残さも分解できていない。
そして、気温の高さ
ガス発生の条件が勢ぞろいです。

たかがガスと侮るなかれ。

周りではせっかく田植えした苗が消えているところが多々見受けられました。

ガス発生→根腐れ→苗消滅

田んぼの半分くらいの苗が消えてしまっているところもあり、ビックリしました。

そんな中、Mリンユーザーさんは 『しっかり溝切り』『しっかり田干し』

苗がなくなることはありません!


早期田干しは、ガスの発生とガス抜きの他に、根を切って新根を出させるという目的もあります。
これから分ゲツしていこうという時期は、根が次々に出る時。
ここで干して根っこを切ると、新しい根っこが出てきて根張りが良くなります。

これに対して、分ゲツが十分に取れた後の田干し=中干しは、過剰分ゲツを減らすためのもの。
根を切って、弱い茎をなくすことが目的となります。

早期田干しをすると葉色が薄く、『大丈夫か?』と心配になりますが、水を入れると葉色が上がりますので大丈夫。

ガス湧きで困っている場合は、是非田んぼを干して下さい。

 

田んぼが干せない場合は光合成細菌「サンレッド」を100~200㎖/反流し込むと、ガス害対策となります!

 

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2016.06.03|

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5月は各地で病害大発生!

今年の春は高温と雨で各地で病気が発生しているそうです
特に耳に入ってくるのがタマネギやニンニクのベト病。
去年に続いて大打撃です

先日お邪魔した圃場ではこんな病気も。
ナス褐紋病

ナス褐紋病です。
主にナスの露地栽培で発生する病気。
カビの一種ですが、土中に残った菌が雨などで地上に近い葉に付着することで発病します。

対策としては、排水性の改善、症状が出た葉が散る前に葉を取って圃場の外で処分することが一般的です。
一番環境にも作物にも優しいのは、善玉菌を増やして悪い菌を押さえつける方法。

バクヤーゼKを元肥に施肥すると、バクヤーゼの善玉菌が増え病原菌の増殖を抑えてくれます。
目安は、10坪当たり1袋。
ナスは肥料喰いなので、追肥でもお勧めです!

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羽ばたくスイートコーン

 

出荷待ちの立派なスイートコーン

その出荷先は、香港


宮崎県の生産者さんは、輸出入を代行する企業に卸しています。

最初にサンプルとして送ったスイートコーンは、細くてNGだったため、太くて立派なスイートコーンにするためにМリンPKを施肥して、見事、海外へ出発する運びになりました

ちなみにMリン スイートコーンの特長は、茎丈が短く、太いこと
つまり、スイートコーンに栄養分がぎゅーっと詰まっている証拠。
他の畑と見比べると一目瞭然。Мリンスイートコーンは、15センチぐらい背が低いのです。

 

 

施肥管理は、本葉6~8枚の頃と雄穂出穂期にМリンPKと硫安を20㎏ずつ追肥。

夏野菜の定番だからこそ、他の生産者と『見た目』と『味』で差をつけたいものです


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※ 5月18日(水)ブログ記事について

いつも弊社ブログをご覧頂き有難うございます。

過日5月18日のブログ記事について、Mリン農法・Mリン稲作をご理解・実践されている方から、ご指摘ご質問を頂戴しました。

「 田植え後の水管理について 」

南北に広い日本、全国統一された栽培管理はありません。寒冷地・暖地によって、土質環境によって、考え方・打つ手は様々です。

しかし、「Mリン農法の稲作」の「基本的な管理」は、「変わらない考え方」があります。

前述の記事で一部、「Mリン稲作」と「慣行稲作」の違いについて、誤解を招く表現がありました。

本日は、もう一度「Mリン稲作」における「田植え期の水管理」についてお話します。

➡ 「植干し法」です。

——————————————————

「Mリン稲作」では「田植え時のポイント」は、

①浅植え ②疎植 ③細植え ④補植無し をお伝えしています。

すると、「深く植えないと ”浮き苗” になって”欠株”ができてしまうじゃないか!」とご指摘を受けます。

では、どうして「浮き苗=欠株」になるのか?

 【原因】➡ よほどの箱苗不良が無い限り、田植機の性能も良いので欠株はないですが、田植え後、風が吹いて波が立つと、その波の力で浮き苗になり、抜けてしまい欠株になります。

 

原因が解れば、「対策」を立てられます。

 

Mリン稲作では「植干し法」を浮き苗対策➡美味しい米作りをするために、提唱しています

 

 【植干し法】

<目的>➡強い根を出し、開帳型で太い分けつを作る。

(1)代かき後、水が澄んで来たら(土が落ち着いて来たら) 、浅植えで田植えをします。その後、落水します。

(2)田植え後、スグの入水はしません。3~5日程度、入水は控えます(植干し状態)。

※ 根を出し活着します(天候が良ければ3~4日で活着します)

(4)根が活着したら、入水します。(冠水➡除草対策)

 

●「浅植え+植干し法」のメリット

①浮き苗が無くなる

②活着良好

③開帳型の分ケツ➡受光体勢良好➡茎質が太く・硬くなる

 

 

ちなみに…

○「深植え法」のデメリット

①土中地温は上層部よりも低い(3℃程度)

②土の圧力に押され分ケツがとれない

③深植え苗は節位が上に伸び弱くなる

 です。

 

これから田植えの地域もあると思います。是非ご参考になさって下さい。

———————————————–

 

これからも弊ブログでは、「Mリン農法」として、「農」に纏わる皆様への「お役立ち」にこだわり、様々な情報を発信してまいります。

記述内容にご不明な点がありましたら、何なりとミズホ本部へご質問ください。

電話  052-763-4171

FAX   052-761-3771

メール bio@mizuho.to

 

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2016.05.27|

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持ってて良かった活性剤

ここ名古屋では、例年は6月上旬に梅雨入りします。気温の上昇に伴って湿度も上がってきたように感じますしかし沖縄の梅雨入りが1週間ほど遅れましたので、名古屋も1週間遅れるかもしれません。

また、今年は台風の発生が遅れていますが、エルニーニョ現象と関係があるようですエルニーニョが発生しているときは台風が多く、その終息とともに台風発生数が減少する傾向があります。気象庁の予報では、この春から初夏でエルニーニョが終息するとされています。今年は台風の発生が遅れ、台風の数も少な目になると頭の片隅に置いておくのも良いかと思います

 

さて、着果過多のミカン園の様子を見に行った時のことですミカンの方はすくすくと生育ステージが進み、開花を終えて実が生り始めていました。

ただ、相変わらず着果は多いため、整理落果の様子を確認しながら、6月に入ったところで摘果をしていこうと考えています

 

さて、ここでもう一枚写真を。

葉っぱの上に小さな白い蛾みたいなのがいますね…生理落果するかどうか、枝を軽く揺さぶっていたら、結構な数の白い虫が舞っていました

これは「ミカンコナジラミ」。写真の姿は成虫で、幼虫も成虫も吸汁するので樹勢を弱らせます。また、幼虫の排泄物がすす病を誘発します。以前紹介したカイガラムシも、このコナジラミもすす病を誘発する原因であるため、対応が必要になります。

そこで今回のタイトル「持ってて良かった活性剤」『リーフアップバリア』の登場ですコナジラミのいる現状を見かけ、濃いめの300倍をすぐに葉面散布でたっぷりとかけました同時に樹勢強化のリーフA液材や光合成促進し固く丈夫にするPフォスタも混合しました今後も小まめに様子を伺い、樹勢低下の予防を取りたいと思います

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2016.05.25|

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