株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
今年は花が多いです
日に日に気温が上昇してきています、新緑の季節です名古屋ではゴールデンウイーク明けに早くも最高気温29℃と真夏日手前まで上がりましたが、昨年の2019年はゴールデンウイークには既に30℃を超える日もありました。今年は特段暑いというわけではないので昨年よりは過ごしやすいですが、気温の上下が激しい印象です。体調管理に気を配って、徐々に夏仕様の体を作っていきたいものですね
さて、毎年お世話しているみかんの防除を行ってきました今年は例年よりみかんの開花が遅いのではと感じましたが、記録を掘り返してみると2016年並み、2017年より早く、2018年より遅く、2019年より少々遅い、といった具合でした生育状況とは別に違いがあるのは、虫の発生状況です。今年は例年よりスリップスの発生が若干遅いと感じました。アブラムシは例年並みに出ており、お世話をした5月12日の時点では発生初期段階でしたので防除を行い、もちろん薬効を高めるための展着材としてリーフSGを混用しました
写真を見ていただければわかるように、今年は着花がやたらと多いです。2019年の冬に強く剪定をしたためですが、今年は摘果が忙しくなりそうです
今年の花見は・・・
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言延長になり、全国的には、減少傾向にありますが、
北海道では、ここに来て感染者が増え始め第2波の予断を許しません
毎年5月の連休明け一発目のブログは桜の写真を載せていますが、今年はそういう状況のため、我が実家でのプチ花見写真をお送りします
こ~んな感じで、季節ごとの花々も咲かせています
その横には、野菜用の畑があり、両親がせっせと耕しておりました。
新ぼかし大将とMリンPKを施肥し準備万端です
今年は何を栽培するのでしょうかね~
ここにはホウレンソウを植えるという事で、一カ月以上前に消石灰を入れてました。
機会があれば、生育期間中の状況も載せたいと思います
施設園芸の土作り
施設栽培の生産者の皆様、令和元年産の成果はいかがでしたでしょうか?
土壌病害や高塩基障害で収穫が今一歩だった方は、地力の早期回復が、令和2年産のカギを握ります
ということで、次作に向けた土作り『ミズホ式土壌まるごと発酵法』をご紹介します
これは、消毒薬を使わずに連作障害を軽減させる太陽熱を利用した高温消毒法です。
使用資材は、10a当たり
・Mイーシー 1~2袋
・バクヤーゼK 20~30袋
・米ヌカ 100~200㎏
・完熟堆肥 3~5トン
この土作りのメリットは盛りだくさん
未熟堆肥を有効利用
堆肥、有機質肥料を利用することで腐食率が高まる
EC、pHの調整
有効ミネラル分の補給
土壌病害菌の減少
有効微生物群が大繁殖
具体的な作業方法は、ミズホまでお問合せください。
植物性の有機物を使った稲わら分解
おはようございます
ここのところ、スーパーや産直にはタケノコが並んでいるので、見かけるたびに買ってはあく抜きを繰り返しています
たけのこご飯、青椒肉絲(チンジャオロース)、みそ田楽、天ぷらなど、季節の味を楽しんでいます
さて、田んぼではもう少しで田植えという感じでしょうか
ミズホでは例年、秋にバクヤーゼKを使った稲わら分解を推奨しています しかし、とあるお客様から、植物性の有機物で土作りをすることが出来ないかという問い合わせがありました
そこで、稲わらにバクヤーゼと炭素率60になるように植物性の有機物と水を加えて保管してみると・・・
最初がこんな感じで
5週後
10週後
10週後にはまずまず稲わらの分解が進んでいるように見えます
稲わらが分解されやすい環境を作れば、バクヤーゼに含まれる菌の働きで十分な効果が期待できそうなので、秋までにいくつかの植物性の有機物を試してみたいなと思っています
春の低温で収量低下?
日本列島はちょっとした寒の戻りになっています本日まで気温が低く、来週半ばからはまた暖かくなる予報ですが、温度の上下で体調を崩しがちです適度に体を動かし、日光を浴びる。これが私なりの健康維持の秘訣ですそのためには家庭菜園を始めるのがベストですよ
さて、先日山形県のお店さんがこんな話をしていました
「今年はサクランボの量が少なくなるかもしれない」。話を伺うと、平年ではサクラとサクランボの開花は重ならないが、今年は春の低温でサクラの花が長持ちし、サクランボが開花しても残っているとのこと。そこで私は、「花粉が混ざるからですか?」と聞くと、「違う」と。サクランボの授粉を助けるハチは、サクランボよりサクラの花の方が好きだそうで、そのせいで授粉率が低下し、結実量が減るかもしれない、とのことでした。
この話を聞いて「風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざを思い浮かべたのと同時に、まだまだ自然のつながりの大きさを理解できていないと勉強不足を反省しました
果樹だけでなく、果菜類などの結実率向上には、授粉体制の強化および花粉の質・量の増加が大切ですそのためには、開花1週間前または夏の貯蔵養分作りの時期にMリンPKの施用がポイントとなります。結実する作物にはマグネシウム配合のMリンPKマグもオススメです。結実に不安をお持ちの方は、夏にMリンPKを施用し、来年の花粉の質を向上させましょう使い方等の詳細は、当社までお問合せ下さい
しばらく低温が続くようです
おはようございます。
先日、苗売り場コーナーに行きましたら、大変に混んでいました。
夏野菜の定植時期がやってきましたね
苗売り場コーナーは三密状態でしたが、畑の作業は三密とは程遠い環境。
マスクなしで作業(運動?)って気持ちいいですね
外出自粛もあり、畑仕事に精が出ます
さて、苗が無くなってしまいそうなので、夏野菜を早めに定植したくなるのですが…
今年の4月はやや低温傾向。
気象庁から出されている1ヵ月予報も
(画像は気象庁HPより)
気温が全国的に真っ青です。
つまり、平年よりも低いってことですね。。
夏野菜は概ね15℃以下になると生育障害が起きる可能性が高くなります。
昼は暖かくても、夜温が下がるようなら要注意。
今年は定植後に保温してあげた方が良いです。
保温キャップを使ってもよし。
肥料袋で行灯を作ってもよし。
4月中に定植を計画されている方は、保温対策をお忘れなく!