『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

農機販社展示会

こんにちは
会社の桃の花が咲きました。
春が来ましたね~
ポカポカで、心も浮き立ちます。

さて、先日、(株)東海クボタ恵那営業所様の展示会に行ってまいりました。

こちらが展示会を開催されるのはとってもお久しぶり。
沢山の人でにぎわっていました

欲しかった機械の説明を納得いくまで聞いてみたり・・・

お子さんをトラクターに乗せて写真を撮ったり・・・

こういう機会じゃないとできないお楽しみがいっぱいです。

カッコいい草刈機もありましたよ

他にも地元の特産「唐辛子」が練りこまれたうどんの無料提供があったり、
格安でGETできるお菓子の販売があったり、
刃物で有名な関の包丁が販売されていたり・・・

機械を見るだけではなく、色々な人が楽しめるイベントでした。

そして・・・

Mリンカリンも完売御礼!!
ありがとうございました!!

まだ、展示会に行ったことがないというそこのアナタ
意外な掘り出し物が見つかるかも
楽しいので、是非足を運んでみてくださいネ

 

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2015.03.23|

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マルチ時の追肥について②

こんにちは。
今日はブログを書かなきゃいけないし、機関誌も締切が迫ってるしで胃が痛いです
隣の席のお姉様からは、「ハーゲンダッツで締切を見逃してやる」という裏取引を持ちかけられ、心が揺らぐワタクシです・・・

さて、先日マルチ時の追肥についての記事を書きましたが、
(→マルチ時の追肥について
たまたま出かけた先で面白い事例があったので紹介します。

ナタマメ追肥跡

写真は昨年作ったナタマメの株の残骸。
よく見ると、株のすぐ近くに白いツブツブが見えます。
MリンPKのカスです。

そうです。
ここではマルチの穴(株元)に、1株1株スプーンを使ってMリンPKを施肥していたのです

「えぇっ!大変だったんじゃないですか?」
「一日中地面に這いつくばって大変でしたよー」

なんでも、農業の経験が浅く、株元に施肥しなきゃいけないと思っていたようです。


実は、植物は根から養分を吸収しますが、どの部分からも同じように吸える訳ではありません。
チッソは比較的どこからでも吸えますが、リン酸や微量要素などは主に毛細根と呼ばれる細かい根から吸収されます。
毛細根は根の先端に多くあるので、追肥をやるときは「株元」ではなく、「根が伸びている先に置く」のが正しい施肥の仕方です
ですから、株がある程度大きくなってきたら、ウネ肩やウネ間に施肥するのがオススメです。
また、土に浸み込んだ雨水は、乾いた方向へ浸透していくので、マルチの下の部分にも水と水に溶けた肥料はちゃんと浸み込むのです。
余談ですが、ハウス栽培のブドウやサクランボで、ハウスの外周りにMリンPKを施肥して、裂果の防止や食味向上を実現している生産者もいらっしゃいます。

サトイモの追肥で、畝間に大量の水と一緒に流し込みをする方もいますし、一口に追肥といっても様々な方法があって難しいですが、ちょっとした原理を知っていれば作業をラクにする工夫もできるんです

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徒長防止に…

日本百名山の一つに挙げられる鹿児島県の霧島山の麓でキャベツを生産されているミズホ会員さんを訪問しました。

 

ハウスに入ると早速、徒長し始めたキャベツ苗にPフォスタ』1,000倍液を葉面散布したところ、「バッチり止まった!これは効くぞ」と太鼓判をいただきました。

これは、 Pフォスタのリン酸が窒素過多の解消、つまりブレーキ役となり、徒長防止や根量を増加させる働きがあるからです。

ちなみにキャベツの追肥時期は、定植15日後と結球が始まる頃が目安です。その頃に10a当たり МリンPK20~30㎏、硫安10~30㎏を施肥し肥料切れを起こさないようにしましょう

 

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2015.03.18|

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コマツ菜の花2

天気が崩れて、また回復する。その繰り返しのたびに暖かくなり、春らしくなっていくこの時期。「花は桜木、人は武士」ということわざが示すように、日本で花といったら多くの人が桜を挙げるでしょう桜ばかりに気がいきがちですが、別の花の話を一つ。

先日、古い町並みが魅力の岐阜北部の観光地で買い物をしていた際、和風小物のお店で、かわいらしい梅柄のがま口を見かけました。和物では梅柄がよくありますが、梅柄にはどんな意味があるのかと尋ねてみると、「この梅は寒梅です。新年を迎えて間もない、冬の風雪の中でも、あらゆる花に先駆けて咲く姿から、生命力の象徴として昔から縁起物とされていますヨ」と。

生命活動が見えにくい冬の中で凛と咲く梅の花、真っ白な雪景色の中の紅一点を見ていると、農作業にもやる気が湧いたのだろうなぁと想像が膨らみました桜が咲くまでは梅を意識して眺めてみようと思います

 

さて、前置きが長くなりました。3月2日にお伝えした会社の畑の様子ですが、少し変化がありました

こちらは3月5日のコマツナの様子。つぼみが膨らみ張っていて、開花間近という様子

 

その数日後……

一番日当たりが良いつぼみだけ、先端だけ花が咲きました

ちなみに写真を撮った当日は、名古屋で季節外れの降雪写真の中の白い点が雪です。衣替えをしたのにまた寒くなった学生を見ているような気分になりました

さて、この種取りコマツナ1株にどのくらいのつぼみがついているか、数えてみたところ……多すぎて途中で挫折しましたつぼみの塊がざっと100以上、塊にはつぼみがおよそ20~40ほどついていました。
比較対象となるMリンを効かせていない普通のコマツナがないのが残念ですが、引き続き種の収穫まで追っていきます

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2015.03.16|

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さくら・サクラ・SAKURA・桜…in 三浦半島(神奈川県)

内輪事ですが、ミズホのブログ、実は「書き手」が6名います。

前回私は「ベニバナインゲン」の記事を書きましたが、その記事の頃、群馬で大雪、降り積もりました。当初の執筆予定3/11は名古屋は、3月史上稀にみるような降雪&積雪でした(笑)

そんな雪男から、」の話題をご提供。

Mリン農法の話でも、技術論でも、篤農情報でもありませんが、一足先に「春」をお届けします。

Mリン農法普及の仕事で降り立った、神奈川県は三浦市。「三浦ダイコン」で有名ですが、実は写真のような「三浦ダイコン」というのは、三浦地区で生産されているダイコンのうち、ほんの1%にすぎません。

そんな希少三浦ダイコンのうち一部は焼酎になります。ほとんどが一般的な青首ダイコンです。

ダイコンにMリンを使うと「生育の揃いが良くなる」、「歩留まりが良くなる」、「糖度が上がる」、「日持ちが良くなる」、「細胞が締まり重量感が出る」、「耐病性が強化される」等良い事沢山あります。

が、今日は「花より団子(大根)」ではなく、「大根より花見の焼酎より”花そのもの”」の写真。

この時期、「河津桜」が咲き誇ります。まだまだ寒風吹きさらす三浦の地でも、今年も桜は咲きます。

 

Q…桜はなぜ咲くのか?

A…1年に1度、無条件に人の心を優しくするため、精一杯、咲き誇ります。桜も全身全霊で。(今日のブログ執筆者Iの解釈です)

米作り、春夏の畑の野菜作り、農家の皆さんの仕事も本格化。ふっと桜を眺めてみませんか?

「今、必死に咲き誇る姿」を愛でて、植物の心を感じ、今年もいい収穫できるように「一所懸命」必死に田畑と作物と会話しましょう!

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2015.03.13|

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手作業の苦労

昨日、今日と大寒波が来ていますね

ここ名古屋も雪が降り、うっすらと積もりました

不安定な気候ですが、みなさまの地域では影響が出ていませんでしょうか??

 

さて、先週渥美半島の田原市へ出張してまいりました

田原市は電照菊で有名ですが、大規模に栽培を行っている農家が多いので、

出荷の際の選別や箱詰めなども集荷場で機械化されているものもあります

しかし、どの作物を栽培していても農作業の中には機械化できない作業があると思います

菊栽培の中でも人間の手作業に頼らざるを得ないものが多く、

その一つが「わき芽とり(やご掻き)」と「つぼみとり(つぼみ掻き)」です

菊の中でも輪菊は一本の茎に対して、花は一つにします。

しかし、菊はわき芽も出ますし、つぼみも複数できてしまいます

温室には数千~数万本の菊がありますが、

その一本一本のわき芽とつぼみを手で取っていきます

葉や残すつぼみを傷つけては商品価値が下がってしまうので、神経を使う作業となります

何日もかけて行う作業で、人手があったほうが早く終わるため、

田原市では菊の芽掻きのパートをしている方もたくさんいらっしゃいます

 

日本ではお悔やみの場面で使われることの多い輪菊ですが、

お手に取った際にはぜひ葉の付け根を見てみてください

わき芽を取った跡が分かると思います

 

どの作物でも機械化できない部分があり、人の手を経て出荷されていきます。

一人の消費者として、生産者様の思いを感じながら作物を購入していきたいですね

 

 

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2015.03.11|

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