株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
チョットした事ですが・・・
世界中で新型コロナウィルスが蔓延し、日本でも感染者のニュースで戦々恐々とした毎日を過ごしてております。
その様な物々しい中でも、北海道も4月に入り山間部ではまだ残っている雪も、平地ではだいぶ雪も解け始め畑ではトラクターの姿が見られるようになっています
これから、次々と作物の栽培が始まろうとしています。
定植までもう少し先という事で、育苗中のポイントをお伝えします
トマトなどの果菜類は、育苗期間中に徒長させてしまうと花芽が遅れたり、老化させると後々まで響いてしまう。
育苗期間中は肥料切れや水不足で老化苗や徒長苗にしないようにしましょう
肥料切れや生育遅れには、苗上手アクセルAやアミビタ1号を、徒長防止や窒素過多、高温時は苗上手ブレーキBやPフォスタで調整して下さい。
また、苗の生長とともに隣同士の葉が触れて傷着けないようにポットをずらし、また、受光体勢を良くする事が大事です
このチョットしたひと手間が、品質の良し悪しに関わってきます。
そして、定植時は浅植え、たこ足植えで根作りに励みましょう
根作りのポイントは4月3日のブログを参考にして下さい。
根作りのワザ
夏野菜の栽培が始まります
病気に強く、長期収穫できるように、まずは根作りを重点に栽培管理をしていきましょう
ということで、根をはやく活着させる方法についてご紹介します
①植穴にバイオ根助、キトチンキ、リーフアップAを各1,000倍液でカン水。
②苗にも同様の1,000倍液を2秒ほど漬けてから、浅植え。
③定植後も同様の1,000倍液を活着するまで数回カン水。
④定植30~40日後から『根洗い』を週1回のペースで開始。
ちなみに、『根洗い』とは、浅植えで露出した表土をカン水で洗い流すこと。
根洗いによって、根の活性が高まり、樹勢が強くても、軟弱・徒長・窒素過多を防ぎます。
この管理栽培をプラスすることで高知のナス生産者さんは、12月中旬まで収穫されています
ぜひ、お試しください
四月朔日、桜が見頃ですが・・・
おはようございます
タイトルの四月朔日(一日)は「わたぬき」とも読みます 旧暦の4月は現在の5月中旬です 衣替えで着物の綿を抜くことから、わたぬきとなったそうです このような当て字は時々見かけますね
本日は4/1、エイプリルフールです 世の中自粛ムードですが、ちょっとした笑いを取り入れた嘘はむしろ必要ではないでしょうか?
4月に入り、名古屋では桜の満開が近くなっていますが、今年は静かなお花見となっています 人がほとんどいなかったので、ゆっくり写真が撮れました
名古屋市 桜の名所の某古墳
名古屋市 桜の名所の某公園
パンデミックの歴史を見ると、1956年に中国で発生し、1957年に東南アジアで広がり始め、徐々にアジア全域とヨーロッパ、翌年にアメリカ大陸へと広がったアジア風邪(新型インフルエンザ)があります 当時の感染の広がり方が今回の新型コロナウイルスと似ています 人の移動が速い分、今回は急速に拡大したということでしょう
ワクチンが開発されるか、6割程の人が免疫(=抗体)を持つか、いずれにしても終息はまだまだ先になりそうです 8割の人は感染しても無症状や軽症と言われていますが、高齢や持病があると重症化することも分かってきていますので、日頃からうがい手洗いなど、できる対策は行っていきたいと思います
収穫の時期が近づいてきました
おはようございます!
愛知では雨が多くなり始める季節になってきました。
畑の準備と丁度かち合う時期になるので上手に作業を調整して植え付けまでに準備を終えたいところです。
試験圃場で栽培中のニンニクはこの時期に降る雨から病気になりやすいので、抵抗性を高める+葉の軟弱な成長を防ぐためにリーフアップバリアを300倍、Pフォスタを500倍の濃度で散布しています。他にも根腐れ気味だったのでバイオ根助を300倍こちらは灌水で与えて対応しています。
こちらのメニューで対応していたおかげか農薬散布回数も去年に比べ1/3の回数で済んでいます
その作業中に見つけたのですが…
少し見にくいですが止葉が上がってきていましたとなると収穫まで逆算してあまり時間がありません
全ての株から出ていたわけではありませんが、暖冬傾向もあり例年に比べ生育が少し早いのかもしれないです…
今後伸びた止葉を順次処理していくことになりますが、同時に草勢が低下しやすくなるのでミズホ資材を併用して品質の良いニンニクを収穫できるように管理していきます!
果樹園によくある光景
名古屋では3月22日に桜の開花が発表され、見ごろは3月末から4月頭とのこと。ミズホの駐車場のモモの花が8部咲きになり、日増しに春が深まってきましたこんな季節は花見で一杯といきたいものですね
さて、写真は愛知県の果樹園に伺っていたときのことです。
先輩社員から話には聞いていましたが、実際に見たのは初めてですブドウなどの棚の果樹栽培の作業時に、車が樹に当たらないように上部を切り取った軽トラ。運搬車代わりにもってこいですねこういったものを見ると、つくづく農家の皆さんは応用が上手だなぁと思います
今年は暖冬の影響で果樹関係の開花が約1週間ほど早まっているそうです。今年は、というより、今年もですかねそのうちこの1週間早い、のが基本になりそうな昨今。過渡期にあると考えると、新しい管理や頭に切替えなければならない「今」が、一番難しい時期いうことになります。今まで通りの管理は前倒しで行い、何かあった時に調整が出来るように資材を準備しておくと心配が少ないです。基本的にリン酸不足状態が、様々な原因になっているため、速効性の高いPフォスタを予め準備しておくと良いと思いますヨ不調の兆しがある、不調になった時に500倍液の葉面散布です
ブドウが病気になる前に病気になる雑草がある
おはようございます
ここ名古屋は寒かったり、暑かったり…
変な風邪が流行っているおかげで『体調管理は万全に』という指令が出ていますので、幸い体調を崩す人はおりませんが
体調を崩しやすい時節柄ですので、病気には気を付けて下さい。
さて、作物にも病気の発生があります。
イネでも、イモチ病になる前に、周りに生えているイネ科の雑草にイモチ病のような病斑が出たりします。
さて、今回はブドウでも同じように雑草から病気の兆候が分かると伺いましたのでご紹介です。
その兆候が見られる雑草が、コレ
アップにすると、こう
なんてことはない雑草ですが、調べてみますと「ムラサキケマン」という雑草だそうです。
春先によく見かけます。
この雑草が白く病気になると、ブドウに伝染するのだとか。
雑草が白くなったら、すぐに防除をかけるのだそうです。
そもそも、雑草の病気が伝染するのであれば、雑草を生やさなければ良い
と、いうことで、雑草が生えない状況を作るのも大事なのだそうです。
今年は暖冬でしたので、病原菌の越冬数も多いと思われます。
少しでも病気を少なくするために、雑草対策も行って下さい。
病気予防には『リーフアップバリア』の葉面散布も効果的です。