株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
我が家の家庭菜園事情 ~スナップエンドウ~
おはようございます
春の選抜高校野球が中止、プロ野球も開幕延期など、3月いっぱいまでは全国各地で自粛ムードが続きます 新型コロナウイルスが世界中で蔓延していて、パンデミックと宣言されました
一括りに風邪と言っているものでも、従来型のコロナウイルスが原因であることも多いのですが、6歳までに風邪をひいて、免疫(抗体)を持っている場合がほとんどのようです しかし、今回の新型コロナウイルスは、当然ながら免疫を持っている人はいないと考えられるので、世界中で大流行する可能性が高くなっています
ただの風邪という意見もありますが、みんなが同時に風邪をひいたら学級閉鎖や学校閉鎖になり、会社の機能も停止してしまう(すでに一部ではそうなっていますが)ので、さあ大変だ、となっています
この騒ぎは、季節性の流行だった、ワクチンが開発された、みんな感染して抗体を持ったということがない限り、まだ収まらないのかなと思っています
さて、前置きが長くなりましたが、我が家のスナップエンドウにも花が咲き始めました今年は冬が温かく、思ったよりも生長が早くなってしまったので心配していましたが、特に冷え込むこともなく3月になりました 今から収穫が楽しみです
こちらは紫エンドウ 実エンドウです やや花の数が少ないです これからの生育に期待したいところです
春の足音が近づいてきてます
おはようございます
最近は気温も上がってきて寒い日も減ってきた感じがしますね。
ミズホの管理している圃場でも草の芽がちらちらと確認でき始めたのでそろそろ草刈りの準備をしないといけないです。
昨日畑を見ていた時に、ブーンと音がしたので気になって調べてみると…
ミツバチが飛んでいました!
色が黄色っぽいのでセイヨウミツバチだと思いますが、まだ寒い日があっても虫たちの活動が始まっているようです。もしかしたら畑の周辺に養蜂をされている方がいるのかもしれませんね
小さな体に花粉を一杯につけながらせっせこせっせこ飛び回っていました!
ミツバチが飛ぶということは他の虫も活動を始める気温になってきたと思いますので、これからの作物の管理は冬とは違い虫の様子も定期的に確認をしていきます。
今後の畑の準備も含めてこの3~5月にかけて忙しくなりそうです!
異常な暖冬、水不足の懸念
3月になり、めっきり春らしく色めきだってきましたね先日、家内が産直市場にて、ミモザの花枝のドライフラワーを買ってきました。野球のグローブくらいの大きさで1500円はお買い得だったとのことです。通販等を見てみると、同じ大きさで2000円~3000円くらいしていますので、確かにお買い得でしたが「1500円出すならおいしいイチゴを買いたい」と思うのは私だけでしょうか
さて、今回は新聞みたいな見出しでスタートです。令和2年は異常な暖冬でスタートしたのは記憶に新しいと思います。2月に入り少し落ち着きましたが、それでも果樹類の開花が1~2週間早いところが多く、中国地方でも2月中にナシの花が咲くなど、暖冬ぶりが際立っておりますまた東北地方では冬の降雪が非常に少ないです。例年ではこの時期は雪解け水で川が増水しているのですが、夏のような川の様子だとのことそのため農家のみなさんは水不足をとても心配されております。
稲作が盛んな所では、水不足になると代掻きが遅れることが多々あります。これはつまり、育苗期間が延びるということです育苗期間が延びれば、その分後半は温度がよくかかり徒長しやすくなりますし、培土の肥料切れが起こる可能性も高まります。
代掻きの遅れによる田植え遅れでは、作業が重なって大変忙しくなると思いますが、「苗半作」の言葉を思い出し、育苗管理にも気を払っていただきたいと思います
培土の肥料切れには、青の「苗上手アクセルA」。
徒長予防には、黄色の「苗上手ブレーキB」。
総合的な栄養補給は苗上手A・Bの混用散布をして調整し、ぜひとも良い状態の苗のまま定植まで進めて下さい
スナップエンドウはプリプリが正解
こんにちは
今年は桜の開花が早いようですね。
木や草の動きも例年よりも早そうです。
管理は例年よりも早めにご準備下さい。
さて、先週の金曜日に引き続き、愛知県田原市の安田農園さんからの情報です。
イチゴが美味しい安田農園さんですが、スナップエンドウ栽培歴の方が長いんですよ~と伺いました。
スナップエンドウは育種者から栽培方法を伝授された程だそうです。
育種者曰く「生で食べても甘くて美味しい。サラダとして食べれられる」のがスナップエンドウなのだとか。
スナップエンドウ本来の姿にこだわって栽培されていました。
本来の姿とは
プリプリ、パンパンに膨らんだところで収穫する
この状態であれば、青くさくなく、生で食べても甘くて美味しい本来のスナップエンドウの味が楽しめます。
ちなみに
こちらはまだまだ膨らみが足りない「ペラ莢」だそうです。
スーパー等で見かける太さではありますが、これはまだ収穫適期ではないのだそう。
もっともっと太らせてから収穫すると、育種者が目指した美味しさになるそうです。
では、なぜ皆さん「ペラ莢」で出荷するのか?
何でもそうですが、樹上完熟させると樹が疲れます。
プリプリになるまで樹に付けると、樹勢がすぐに落ちて樹が弱ってしまいます。
樹勢が落ちないように水やり、追肥、管理を行うのは、技術が必要とされるのです。
反して、「ペラ莢」で収穫すると、樹はそれほど疲れることなく管理も比較的楽にできるということで、やや早めの収穫になっていると思われます。
ある程度実をつけておいて、値が良くなったところでPフォスタをかけると一気に太って出荷できるようになる。という小技も教えていただきました
安田農園さんでは、イチゴと一緒にスナップエンドウも販売されています。
甘くて美味しい本物のスナップエンドウを是非ご賞味下さい