株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
コンニャクの生子(きご)は屋根裏で冬越え
寒波が来ています。
名古屋も寒いです。
ですが、雪が降る地域はもっともっと大変です。
昨日群馬から新潟に移動していた社員から、高速道路が通行止めになり、国道もスキー帰りの人やトラックで大混雑となり動かず・・・新潟に入ったのが24時を回ってしまいましたと連絡がありました。
そんな中、群馬県で開催されたコンニャク講習会では大勢の方にお集まりいただいたそう。
ありがとうございました。
講習会前には、コンニャク貯蔵庫を訪問させていただいたそうです。
これは何と屋根裏
しかも、囲炉裏の屋根裏デス
ずらずらずら~・・・っと並べられているのが、コンニャクの生子(きご)です。
冬を越えるためには、まず、凍らないようにすること
そして、病気にならないようにすること
囲炉裏のモクモクで燻しながら殺菌と防除
温度管理もできるので、一石二鳥というところでしょうか
(囲炉裏で煮炊きできるので一石三鳥)
しかしこのモクモク
内部はススで真っ黒。
慣れない社員は、10分ほどで息苦しくなったそう
・・・ところで、コンニャクの生子って何
写真はコンニャクの「生子(きご)」です。
生子はコンニャクの種のようなもの。
コンニャクは生子から丸いイモに成長します。
良質のコンニャクから良質の生子が出来、良質の生子から良質のコンニャクができる・・・
少しでも良い状態で作付するために、コンニャクにとって至れり尽くせりの環境が整えられています。
病気に弱いコンニャク様。
春になるまで、愛情いっぱいで大事に大事に保管されています。
東北ミズホ会講習会が開催されました
寒い日が続いています。
名古屋でも、今朝は雪がちらついていました。
寒い~と、わめいてはいますが、雪国の人からは「雪がちらつくくらいで騒ぐな」と怒られそうですね
さて、先週、山形県の寒河江市で東北ミズホ会主催の講習会が行われました。
当日は大雪。
会場である寒河江チェリーランドの周辺も、猛烈な雪。
皆様こんな雪の中、足を運んで下さるのでしょうか・・・
ところが・・・
雪の中、多くの方にお集まりいただきました。
ありがとうございます。
同行した社員が驚いていたのは、
主催代理店である㈱斎藤商会さんのおもてなし。
大雪でしたので、遅れてしまった方もいらっしゃったのですが、
「寒い中、ご苦労様です」と言って、缶コーヒーではなく、暖かいコーヒーをさっと出されたのだそうです。
このような心遣いが、皆様を惹きつけるのでしょうね。
大雪の中、欠席されたのは体調不良の方のみだったのだそう。
㈱斎藤商会さんの心遣いを見習わなくてはいけないなと、心を引き締めました
イチゴ狩り
おはようございます。
いちご狩りの季節ということで、様々な雑誌にもいちご狩りの特集が組まれているようですね。
一般的にはハウスイチゴが美味しいのは12~2月。
12月はクリスマスシーズンでいちご狩りもやや価格が高め
お正月あたりから価格も下がって、美味しいイチゴが食べられるので1~2月が狙い目なのだそうです。
いちご狩りは5月くらいまで行っているところが多いのですが、3月あたりからはやや味や量が落ちてくるのが一般的。
ほどほどの価格で美味しいイチゴを沢山食べようと思ったら、やっぱり1~2月に行くのが良いそうです。
ところが、Mリンを使って下さっているお客様のところでは、
「Mリンを使っていると、5月まで味が落ちないんですよ!」
価格が下がり始める4~5月でも、美味しいイチゴが食べられるそうです。
美味しいイチゴは、ヘタが上を向いています。
ところで、生産者の方から、「美味しいいちご狩りが出来る場所の確認の仕方」を聞いてきました。
お土産のイチゴを売っている場所で・・・
「このイチゴはここで収穫したものですかぁ~?」
と、聞いてみると良いそうです。
そのハウスで収穫したものであれば(多くの場合が)美味しいイチゴが食べられるところ。
よそから仕入れたものであれば、イチゴ狩り用の栽培(質より量)をしている可能性が高いところ。
・・・なのだそうです。
せっかく行くのですから、おいしいイチゴを食べたいですよね。
飼料に米を使うと・・・?
こんにちは。
最近ちょっと目がかゆい・・・
はっ
ついに花粉の季節到来!?と気付き、春が近づいてきたな~と実感しています。
韓流アイドルの名称だと勝手に思っていたPM2.5なるものも、実は注意が必要な物質らしいですね。
花粉、PM2.5と戦う春はもうすぐそこです
さて、最近の円安のおかげで、飼料が燃料が値上がりしているそうです。
飼料は肉類、燃料は野菜の値段に直結していますので、日々の生活に影響します。
飼料はほとんどを輸入に頼っていますが、これを改善すべく、飼料に米を作っているところもあります。
下の写真は飼料用の米粉で育てた鶏の卵。
黄身が白っぽいです。
普通の飼料で育てた卵は、黄身が赤みがかっています。
一般的な飼料には、希望の黄身の色にするための色素が含まれています。
米たまごの方が、普通の黄身の色なのですが、普段見慣れている黄身の色よりも薄いので、色がないように感じてしまいます
それに、黄身の色が濃いほうが、栄養があるように感じますよね。
Mリン農法は多収穫にもピッタリなので、Mリンで飼料用の米を栽培されている方もいらっしゃいますよ。
苗づくりの季節がやってきます
昨日はチョコレートの日でしたね。
チョコレートは貰えましたか?
通勤中の電車の中は、あま~いチョコレートの香りが漂っていて、朝からおなかが空いてしまいました
もちろん、社内でも女性陣から男性陣に、駄菓子詰め合わせの感謝チョコをプレゼントしましたよ
講習会では苗作りの話題が多く出ているようです。
もちろん苗作りでも、元肥にMリンPKを入れてリン酸を効かせて「ガッチリ」とした苗を作ることがカンジン。
写真はレタスの苗ですが、MリンPKを使ったものは葉がキュッと締まっています。
一見、大きな葉っぱの方が良いように見えますが、キュッと締まって根っこが張っている苗の方が、後々病気にもなりにくく元気に成長してくれます。
ところで、現地から「苗上手」の評判が良いよ~という報告をもらいました。
昨年も春は寒かったのに、連休明けくらいから突然暖かくなり、定植前の苗が徒長した!!という連絡をいただきました。
突然の天候変化に対応するのにオススメなのが「苗上手ブレーキ」です。
液状で苗が吸いやすい形状ですので、今すぐ徒長を止めたい!という場合に有効です。
葉っぱが黄色くなる
連休中にちょっとした事件が起こった内勤のおねーさんです。
・・・どんな事件かといいますと。
知らぬ間に家庭菜園の畑に、どっさりと見知らぬ土が盛られていたのです
「畑の土が足りないからって、園芸屋さんが持ってきてくれた」
・・・ということなのですが、イマイチ由緒が分からない土のようで。。。
一体どこの土地力は肥料は
土の色が真っ白なのが、とっても気になります。
そんなわけで、今作は土の状態が何も分からずに作付けを行う羽目になりました
欠乏症が多発しそうです・・・。
そこで、今日は葉っぱが黄色くなる欠乏症のお話。
葉っぱが全体的に黄色くなってきたら、まず、チッ素欠乏を疑って下さい。
もともと肥料が入っていなかった土地などでは、いかに効きやすいチッ素でも欠乏が起こります。
同じく葉っぱが黄色くなる欠乏症で、マグネシウム欠乏があります。
マグネシウム欠乏の場合は、葉っぱが葉脈に沿って黄色くなります。
下の写真はキュウリのマグネシウム欠乏の様子。葉脈が黄色くなっています。
同じ「葉っぱが黄色くなる」でも症状が異なりますので、「じっくり観察する」ことが大事です。
地力が低い土地では、様々な欠乏症が出やすくなります。
しっかりと土作りを行って、地力の高い土にすることで対策することができます。
もともとの土の色もありますが、大まかには土の色が黒い方が肥えた土。
堆肥を沢山入れて耕すと、黒い土になっていきます。
また、堆肥の有機物は微量要素の補給にもなりますので、堆肥の投入は欠乏症予防にもなります。
ワタクシも真っ白な土を真っ黒にするべく、頑張りたいと思います