株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
中国視察レポート その5
こんにちは。
今朝も寒かったです
ですが、社内では「今朝は暖かい」という人あり、「今朝は雹が降っていた」という人あり。
名古屋市は広いですから、端と端では季節が違うんですかね(笑)
天気予報では今週から来週にかけて、非常に寒くなるそう。
凍結・霜害にはくれぐれもお気をつけ下さい。
さて、中国視察レポート 第5弾です。
今日のレポートは「お土産」。
雲南省昆明市の近くに普洱という場所があります。
ここでは普洱茶が名産品です。
普洱茶=プーアル茶。日本でも有名ですね。
もちろん、お土産用のプーアル茶というものも販売されているのですが・・・
こんな状態。
炊飯器の袋(?)のようなものに、円盤状のお茶の葉が8枚ほど入っていました。
不思議な形状にビックリ
そして、袋の裏に記載された地図で、プーアルの位置を確認。
湧き上がる 「プーアル」って地名だったんだぁ~・・・ という声。
日本で言う、「静岡茶」とか「八女茶」みたいなものですね
さてさて、せっかくのお土産ですから、おいしくいただきましたよ
中国視察レポートはこれで最後です。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
中国視察レポート その4
おはようございます。
寒い日が続いていますね。
一足先に桜の花を見て、春の気分を味わうというのはいかがでしょうか?
中国視察レポート 第4弾です。
今日のレポートは「民族」
仕事を組んでいても、どうしてもぽっかりと空いてしまう時間はあるもの。
せっかくなので、近くの観光施設を覗いてきたそうです。
中国全土では56の民族が暮らしているそうなのですが、雲南省には26の民族が暮らしているそうです。
雲南省で暮らす少数民族の生活や文化を伝える施設=「雲南民族村」に見学をしてきたそうです。
佤族(ワ族)は、お金持ちのシンボルとして 牛の頭骨に赤いリボンを付けて飾って置くそうです。牛を沢山持っていたことが自慢みたいです。
佤族(ワ族)の男性は、結婚するまで髪を伸ばし続け、結婚したら髪を短く切るそうです。
そして、髪は真っ黒にしなければいけないのだとか。
歳をとったら白髪になりますよね?白髪になったら染めるんですか?
・・・これは誰もが疑問に思うこと。
しかし、回答は意外なもの。
髪が白くならない洗い方があるんですよ
なんですとっ
洗い方で白髪にならない方法があるなんて
もちろん、その方法は社員も聞いたそうなのですが・・・
レモンと何かと何か…で洗うって言っていました(うろ覚え)
そこ、重要なのに~
あわよくば白髪止め(?)の新商品開発となったのに…。
残念でした
中国視察レポート その3
おはようございます。
週末にかけて出張していた社員が戻ってきました。
大雪で大変な目にあったもよう。
冬の出張は大変です。
さて、中国視察レポート 第3弾です。
今日のレポートは「食事」。
いくらお仕事とは言えど、ご飯は食べねばなりません
雲南省は中国でも南の方。
料理は四川料理に近く、トウガラシたっぷりの辛い料理が多いそうです。
そして、こんなのも・・・
中国出張に行った社員は・・・
出るかな~ とは思ったんだよね~ (冷静な所感)
気になる部分を拡大すると・・・
虫を揚げて、トウガラシをまぶした料理!!
ハチノコはいいけど、タケムシって何
そこで、調べてもらいました。
タケムシ・・・別名、竹のハチ。竹のウジムシ。
ハチの幼虫で、始めは竹の子を食べて成長し、竹筒の中で寄生する。
アミノ酸、不飽和脂肪酸が多く、中国では理想的な健康食品の一つなのだそうです。
自然にいるのをとってきたり、養殖もしているのだとか?
見た目はちょっとアレですが、食べた感じはサクサクとしていて、まぁまぁ食べられるそう。
イモムシ系のクリーミーさはない
さすが、色々なところに飛んでいる人は度胸が違います
もちろん、普通の美味しい料理もたくさん出たそうです。
中国視察レポート その2
こんにちは。
寒い日が続いています。
名古屋ではインフルエンザ警報が発令されたようですが、社員は元気に仕事に励んでいます
さて、中国視察レポートの第2弾です
第1弾では昆明に到着したところまで報告しました。
早速、原料工場に向かいます。
リン鉱石の鉱脈は、雲南省の国境付近に多く存在しています。
多くが中国でリン鉱石を過リン酸石灰や重過リン酸石灰に加工してから輸入しますので、日本でリン鉱石そのものを見ることはほとんどありません。
リン鉱石ってどういうもの?
興味がわくところです。
そして、これが・・・
リン鉱石です!
って、・・・ただの土
リン鉱石の見た目は「土」みたいなのだそう。
もっと鉱石っぽいのかと思っていた
・・・というのが、社員の正直な感想。。。
ところが、この土にリン酸やら硫酸やらをかけて、あれやこれやと加工すると・・・
このように、見覚えのある重過リン酸石灰や過リン酸石灰になるのです。
ちなみに、リン鉱石の鉱脈付近では、リン鉱石の土に作物を植えて栽培を行っているそうです。
リン酸が利き過ぎちゃうんじゃないの
と、うちの社員は心配してしまいましたが、リン鉱石そのものは不溶性のリン酸で、全然効かないから大丈夫なのだそうです。
中国視察レポート その1
こんにちは。
先週は出張続きだった社内ですが、ほとんどの社員が戻ってきました。
人がたくさんいると暖かいですね
さて、社員が原料調査の為に中国へ行ってきました。
そこで、中国の視察レポートを数回に分けてご紹介します。
向かった先は中国雲南省の昆明市。
中国でも南の方です。
まずは名古屋から北京に行きます。
北京では・・・
視界がとても悪いです
曇っているわけでも黄砂が舞っているわけでもありません。
大気汚染による濃霧なのだそうです。
中国に何度か訪れたことはありますが、こんなに前が見えないほど煙ってはいなかったので、写真を見て驚きました
そして、北京から乗り換えて更に昆明に飛びます
雲南省の昆明市は常春な気候。
一年を通じて、気温差があまりないそうです。
下の写真は昆明の街並み。
雲南省にはリン鉱石の鉱脈があります。
ですから、リン酸肥料の工場も雲南省に集中しています。
リン鉱石や食事などの面白いレポートが沢山あるのですが、続きはまたの機会に。
小豆のはなし
本日1/11は鏡開きですね。
会社でも毎年の行事として鏡開きを行い、ぜんざいを作って食べます。
・・・が、今日は社員の多くが出張で出ていて、社内は静か
美味しいものはみんなで楽しく食べたい!
・・・ということで、鏡開きは来週に延期となりました。。。
鏡開きで必要不可欠なのが「小豆」
小豆の中でもよく耳にするのは、大納言小豆。
大納言小豆使用
なんて書いてあると、「高級っぽい」と思わず手にとってしまいます。
今日はちょっと真面目に小豆のうんちく
そもそも「大納言小豆」というのは小豆の「種類」。
品種名に〇〇大納言といったように大納言の名称が入っているそうです。
例えば、「ベニダイナゴン」や「ほくと大納言」といった具合です。
その中でも更に大粒のものが、大納言小豆として流通し、大納言小豆でも小粒、中粒のものはただの小豆、もしくは中粒小豆として流通しているのだとか。
「小豆」も種類。
こちらは品種名に大納言の名称ははいっていません。
例えば、「赤小豆」や「ときあかり」といった具合です。
これらの品種は大粒であっても、大納言小豆ではないそうです。
・・・と言っても、小豆は稲のように品種別に販売されていることはほとんどありません。
「ベニダイナゴンの大粒」と「ほくと大納言」が一緒に入って「大納言小豆」、「ベニダイナゴンの小粒」と「赤小豆」が一緒に入って「小豆」として売っている、などということもあるのでしょう
「大納言小豆」と「小豆」があって、品種と大きさで区別されているということを知っていると、ちょっと博識ぶれるかもしれませんね(笑)
もちろん、小豆もMリン栽培可能。
開花前10~15日前にMリンPKを10~15kg/10a
開花最盛期にMリンPKを10~15kg/10aを散布します。
小豆にも根粒菌がいますので、チッ素の量は少なめです。
豆類にMリンを使うと、花が沢山付くので沢山収穫できます。