株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
今年のミカンも仕上げの時期
ずいぶん秋も深まってきましたね季節の変わり目、私は朝晩の冷え込みで体調を崩しがちなので、食欲の秋にという名目でたくさん食べて体調を維持していこうと思います
さて、10月も半ばを過ぎ、ミカンの着色も進んでくる時期となりました今年の愛知は暖かい秋となり、平年よりも着色の始まりが遅い印象です。写真は10月10日の物ですが、ホタル尻になるにはあと1週間くらいかかりそうです
この時期から収穫まで仕上げの葉面散布が始まりますPフォスタ500倍液とリーフA液材800倍液を基本に、状況によりリーフアップバリア500倍液、またはリーフアップCa500倍液を混用し、仕上げていきますまだまだ梅雨明け以後に施用したぼかし肥の肥効が出ていますので、Pフォスタを強めの割合にしています。
今年もいい品質のみかんが作れるようがんばりたいと思います
良いものを作るには根が重要!
この度の台風19号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を願っております。
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水稲は収穫時期を迎えています。
今の時期に田んぼに行って見る点は「根」。
上の写真は、同じ土質の田んぼで施肥を変えて栽培したもの。
左がMリン栽培、右は慣行です。
右の方が根が赤く茶けているのが分かると思います。
「鉄分が多い土質だと根は茶色くなる」と言われることもありますが、お仕事をしてくれる根は「白い根」。
沢山収穫する!美味しく作る!を目標とする場合に一番重要視するのは「根」であります。
稲の場合は収穫時に「白い根が沢山あること」が美味しくて沢山取る秘訣。
そのためには、土の中の未熟有機物(ワラ)を分解して根腐れしにくい土を作っておくことが重要です。
バクヤーゼKでしっかり土作りを行って下さい。
台風通過後の対策
大型で猛烈な勢力の台風19号が、3連休に直撃しそうです
前回の台風では、千葉県で大停電が発生しましたので、
まずは、充電器、電灯、飲料水などを準備して、早めに台風対策をとろうと思います。
そして、作物被害を最小限に食い止めるため、
通過後の対策をまとめましたので、参考にしてください。
露地野菜の場合(10a当り)
弱った作物を回復させるため、
Pフォスタ 500倍液
リーフアップバリア 500倍液
を回復するまで2~3日おきに
葉面散布で葉から栄養を与えてください。
収穫前の果樹の場合、
MリンPK 30~40㎏
Pフォスタ 500倍液
リーフA液材 800倍液
収穫後の果樹の場合は、
リーフアップN 500倍液
Pフォスタ 500倍液
リーフA液材 800倍液
を回復するまで葉面散布してください。
大きなマコモダケ
少し秋の風が感じられるようになってきましたが、気になるのは週末の台風の動向ですね…かなり不安になる勢力と進路のようです残念ながら避ける事は難しい自然の猛威ですが、少しでも減災出来るように、できる備えはしておきたいですね
さて、今年も例年の生産者様より「マコモダケ」を頂きました
開けてみると、いつもより更に立派な大きさ
ところで、皆さん「マコモダケ」はご存じでしょうか「マコモダケ」は、池や沼などに茂生するイネ科の水生植物「マコモ」の花芽に黒穂菌が寄生し、根元が筍状に肥大したものです。2メートル以上に伸びた草丈の根元の直径が3~5センチに肥大した部分を食用とします。水はけの悪い田んぼでも栽培できるため、水稲からの転作でも重宝されつつあるそうです
生産者様は、今年から本業を退職されて農業一本で生産しているとのこと手をかけられるようになったので、圃場に鶏糞モミガラ堆肥を入れられたそうですもちろんMリンPKも継続使用して頂いていますそうしたらいつも以上に立派なマコモダケができたそうで満足されているとのことです
このマコモダケ、地元のホテルのシェフが利用されているそうで、シェフはいつも畑まで出来を見に来られるのだそうどのようなメニューが出来上がっているのか気になりますね
素人の私は、インターネットで調べつつ、オイスター炒めを作りました。シャキッとした食感が美味しかったです皆様も産直などで見かけたら食べてみてください
北海道 初ジャガ
初もののジャガイモです。
いつもお世話になっている岩見沢の生産者様の所で、毎年、初ジャガを購入しています。
私の実家では、最低でも10kgを4ケースは購入するほどのイモ好き家族なのです
こちらでは、『キタアカリ』と『とうや』の2種類を作っていますが、
いつも浮気をせずキタアカリだけですが、今年はとうやも購入しました。
右がとうやですが、見た目には余り違いは判りませんネ!
今年の天候は、干ばつや高温とイモの生育には不安要素がありましたが、要所要所でMリンPKを効かす事で、デンプンがしっかりと詰まったイモになりました
調理する上でのポイントは、ホクホク系の代表格のキタアカリは、シンプルにジャガバターや粉ふきいも、ポテトサラダなどホクホク感を活かす調理法がオススメ
とうやはホクホクというよりシットリとした滑らかな舌触りが特徴で、煮崩れしにくいので、肉ジャガやカレーなどの煮物料理に最適です
また、デンプン質が少なめで、低カロリーなのでダイエットにはとうやがオススメ
まぁ、どっちも、食べ過ぎは同じですけど、、、、
自然農法好きの方のお話
おはようございます
ここのところ、EUは経済が弱く、英国はEUからの離脱をもくろみ、米EUで航空機の覇権争い、米中もハイテク産業の覇権争いで、貿易摩擦の影響から中国経済は減速し、強かったアメリカ経済もいよいよ製造業がリーマンショック以来の弱さになって非製造業にも影響が出始めています 貿易戦争の結果は勝者なしというのが歴史から導き出される答えなので、当然の結果といえます
そんな中、消費増税をしてしまった日本はどうなるのでしょうか? キャッシュレス決済のポイント還元は思ったより使いにくく、景気の腰折れはないと説明する人たちが非常に胡散臭く見えてしまいます
と、景気の悪い話はこのぐらいにして、先日、自然農法の先生から学んで、自ら実践しているという方からお話を聞きました 面白かったので、ちょっとネタに使わせてもらいます
自然農法は雑草も含めた循環の中で作物からの恵みをいただくという考え方に基づくので、収量が期待できないそうです なので、その方は自分で食べる分の野菜を育てています
その分、味が良くなるとのことです 特に、ミツバチが受粉したものは非常に味が良いとその方はおっしゃっていたのですが、本当かどうかわかりません・・・(今のところ、科学的根拠はないようです)
自然農法の先生といわれていた方は、ちょっと採れすぎたけど出荷できないものを、近くの幼稚園におすそ分けしていたそうですが、おいしい野菜を食べた子供たちは家に帰ったら普通の野菜を食べなくなって、保護者の方が驚いたということもあったそうです
虫は雑草で防ぐという考え方がなかなか周りの方から理解されないで苦労しているそうですが、世の中にはいろいろなやり方で農業をやっている方がいるということで、ご紹介いたしました