株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
紅葉不足で不調
おはようございます
段々暖かくなってきています。
花が咲き始めると、なんだかわくわくしてきますね
さて、先日、アスパラ生産者様より
「今年はちょっと不調」
出ているアスパラが細い・・・
原因として考えられるのが
「紅葉不足」
昨夏の台風で病気が入り、充分に紅葉させることができなかったのだそうです。
現在、回復策として行っているのが、
アミノ酸液肥のカン注施肥。
速効的に効くアミノ酸(アミビタゴールドやアミビタA液肥がオススメ)で栄養分を補給。
アスパラガスは根が深いところにあるので、カン注が大変によく効きます。
暖冬で樹体養分が少なくなってしまっているところでも、アミノ酸のカン注施肥は効きますので、樹や草が弱っている場合は是非行ってみて下さい。
デコポンのおはなし
さて、春の訪れとともにデコポンがミズホに届きました。
毎年、果物好きのミズホ社員が、大分県宇佐市の谷崎デコポン果樹園さんからお取り寄せしています。
大きさは、Lサイズから5Lサイズ。
そのうちの一つ、5Lサイズの糖度を測ってみたら16度ありました。
デコポンの出荷基準が13度ですから、間違いのない美味しさです。
では、ここで施肥管理のお話を…。
デコポンは、葉の裏の気孔が普通の柑橘より多く、
乾燥すると普通は気孔を閉じますが、
デコポンは葉の表面温度を上げないように気孔を閉じません。
つまり“汗かき”の度合いが他の柑橘より高く、
水をより多く蒸散させて体内温度を下げようとします。
なので、水を切らすことは、肥大不足、糖分の蓄積不良を招くことになるため、水を切らさないように管理しなくてはいけません。
ですが、水分の補給が窒素分の過剰吸収を誘い、品質低下や充実不良になる恐れがあります。
そこで、MリンPKの出番です
この窒素過剰を解消し、水分を必要十分に与えることができ、肥大や貯蔵養分の蓄積を促進することになります。
生産者さん曰く、お客様より甘みと酸味のバランスがいいねえといってもらえるそうです。
ワタクシの本日のおやつは、もちろんデコポンです
しだれ梅の名所 名古屋市農業センター
おはようございます 今週末は寒の戻りで少し冷え込みます(といっても、これが平年並みですが・・・) そして、雨を境にまた暖かくなるという予報ですので、冬が好きな僕にとっては束の間の寒さということになります
暖かい春とあって、さすがに名古屋市内の梅も大半が散り始めていますが、遅咲きのしだれ梅は別 今が見頃となっています
名古屋市農業センターにある700本のしだれ梅が咲き乱れ、多くの人が来ていました また、農業センターということで、梅以外にも興味を惹かれるものが せっかくなので、いろいろと撮ってきました
住宅街の一角にあり、朝9時過ぎで早くも駐車場は1時間以上待ちの大渋滞でしたが、地下鉄の駅から徒歩かバスで行けてしまうので、公共交通機関が便利です
子供連れの方も多く、都市部で農業に馴染みのない方々に少しでも興味を持ってもらえる施設ではないのかなと思いました
新入社員奮闘記 手入れと準備
花粉の舞い出す季節ですが皆様如何お過ごしでしょうか。
僕はスギ、ヒノキ両方ともアレルギーを持っているので最近は目も鼻も大変なことになって非常につらいです
畑作業の時に対策しないと仕事になりませんので薬を服用して作業しています。
今はこの春からの畑作業に向けて社内で道具や機械のメンテナンスに苗作りの準備などをせこせこと進めております。
先日の管理機も納入当日に作業をしたところ、ロータリーやカバーに土が付着していましたので落とせるだけ落としてみました
作業が忙しくなると機械や道具のメンテナンスや手入れはどうしても疎かになりがちですが、可能な限り手を尽くして長く使っていきたいですね
準備完了!?( 北海道便り)
他県は暖冬ですが、北海道は地域によってまちまちですが、気温に関しては非常に寒い冬でした。
我が工場のある江別市は1月に入っても積雪量は大したことはなく、のほほ~んとしていると、連日のドカ雪でアッという間に雪の多い年となりました
たったの1ケ月で大雪になり、おまけに平成大寒波などやって来ましたが、2月下旬からの雪解けは例年にはないハイペースで溶けだしております
さて、早いところは3月に入り春の作業が始まります
機械のメンテナンスは大丈夫ですか?
諸事情により、雪が降る前にメンテナンスを終える事が出来なかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これからハウスを設置し育苗が始まります
育苗にはポット苗箱並べ機、その名もナラベール。バッテリー充電は完了ですか。
カン水設備の設置、目詰まりなどは大丈夫?
ハウスの自動巻き上げ装置。
やる事を上げればキリはありませんが、怪我をせず春を迎えましょう