株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
極暑
昨日の名古屋の最高気温は、39.6℃。
外に出ると息苦しく感じるほどの極暑でした
高温が続く場合、樹勢や根の活力が低下しますので、作物にも栄養補給が大切です。
MリンPK液肥の素 2㎏ と アミビタゴールド 10~20㎏ のカン水をお勧めします。(10a当り)
高温時は、消化吸収の良いアミノ酸液肥での窒素分補給が最適です。
本日も12時現在、名古屋の最高気温は38.5℃
ミズホ社屋屋上からバケツ稲をバックに撮ってみました
肌を刺す日差しの強さです
熱中症には、くれぐれもお気をつけください。
もし脱水症状を感じたら、塩分を効率よく補って下さい
ちなみに手元に経口補水液が無い場合、緊急対策として水1ℓに対して、砂糖20~40g、塩3gの分量でできます。
水やりは大切!
この夏は、豪雨・長引く猛暑・逆走する台風と、次から次に自然災害に見舞われている印象です特にミズホのある名古屋近辺では雨が降らず、台風の日でさえほんの3ミリほどの降雨で終わってしまいました前三ヶ月間の降水量は平年の110%ですが、ここ20日間は平年の5%と、雨がかなり少ない状況です。しかし全国規模で見れば、新潟や東北、北関東は名古屋よりも降水量が更に少ない状況です。このような干ばつの時は、葉の乾燥を防ぎ、蒸散を防ぐリーフSG、生育の維持・促進のためのリーフA液材やリーフアップNの葉面散布を行って下さいこういった農業県での天候不良は消費者に直接響く問題です少しでも早く雨が降ることを願っています
さて、雨が無いので頻繁に試験圃場の水やりに行っています。先日は上流の方で大量に使用していたのか、まったく水が出ず、オクラが残念なほどに萎れていました水不足になると、根に持っている養分を消耗しながら体を維持しますので、根が弱ってしまいます。バイオ根助で根張り促進を意識しながら、水やりを行おうと思います
そんな水の無い中、ソルゴーはほどほど元気に育っています。 根の作りが違うのでしょうか、それとも密植で土壌水分が逃げにくいのでしょうか
ソルゴーは有機物の生産が目的で、すき込む際の作業性から、敢えて軟弱徒長させるために尿素をまいています。しかし、雨が降らないため肥効が発揮できていません手前のシンボルソルゴー(生育の早いソルゴー)並みの葉色にするため、作業の合間にこちらも水やりをしたいと思います
水にまつわる話
日本の別名は水穂国(古事記より)といわれるほど、水と深くかかわっています 世界で水道水を直接飲める国というのは僅かに15ヵ国ですが、もちろん日本も入っています 水道の普及率も97.9%と欠かすことのできないインフラですが、先人達が整備してきた水道が転機を迎えているようです
日本中がワールドカップに熱中する最中の6/28に水道民営化法が審議入りし、僅か数日後の7/5には衆議院の本会議で強行採決されるという事態になりました ただ、反対意見も多くなり、7月の国会では参議院での審議が見送られるということになりました
記憶の新しいところでの民営化といえば郵政 当時は民営化すれば国家公務員が24万人減る、法人税が増えるなどと言われ、国民に問う衆議院選挙も行われました しかし、当時の郵政は独立採算制をとっていたので職員24万人が減ったからといっても特に公務員全体の給与額は変わらず、逆に利益剰余分は全額国に収めていたものが法人税分だけに減り、一部のサービスも悪くなったという結果でした 選んだのは国民なので文句は言えませんが、裏事情としてアメリカが郵便貯金に眠る100兆円を狙って民営化を迫ったとういうことが伝わっています
IR推進法案もアメリカのカジノ業界からの要望だという報道があり、胴元として外資が参入して日本から利益が吸い上げられるという構図が出来上がりつつあります
水道民営化も、世界の先例を見ると外資参入の可能性大です そして、水道料金が4~5倍になったという事例(フィリピン・マニラ)や平均月収の1/5の料金になり紛争という事態まで発展した事例(ボリビア・コチャバンバ)もあり、水道民営化をした35ヶ国180以上の自治体が再公営化を余儀なくされています ちなみに、自治体が契約解除を申し入れた際に、違約金と賠償金を請求されたという例もあります
以上のように、デメリットしかないと思われる水道民営化ですが、新聞でも取り上げられるようになってきたので、これからどうなるのか注目していきたいと思います
台風接近中
日々猛暑ですね名古屋では最高気温が35度以上の猛暑日がかれこれ二週間ほど続いています夜も気温が30度以下に下がらない日も多く、さすがに暑いという状況に慣れてきてしまいました昨日の最高気温は35度ちょうど。今までよりは低めだったので、少し涼しいと感じてしまいました・・・
猛暑が続いたと思ったら次は台風が接近中。今年は天候変化が極端ですね
今回の台風は動きがこの時期の例年とは異なるため、思わぬ被害が出る可能性があります。西日本では2018年7月豪雨の被害も残っている状態となっていますので、最大限の警戒と対策が必要です
台風前後の対策は下記の通りです。ご参考にお願い致します
ミズホ本社でも、バケツ稲を倒れにくいように対策をしたり、野外に置いてあった小物を片づけたりしました。皆様の地方でも大きな被害が出ないことを祈っております
効果てきめん
暑さが続いています
もはや災害レベルの暑さだとか
ここ、名古屋は連日の39℃。
35℃を越えると蚊が死ぬそうですね。
たしかに、今年の夏は蚊には襲われないですんでいます。
この暑さで作物たちは干からびています。
暑さによる根痛みが発生しやすいので、こういう時は葉面散布で栄養を補給してあげましょう。
葉色が落ちている場合は、リーフA液材500倍液の葉面散布がお勧めです。
ただし、暑いので葉面散布は、気温が下がる早朝か夕方に行って下さいね。
さて、先日、営業車で走っていましたら・・・
おおっと!人が渡ろうとしている。減速、減速・・・ でも、やけに姿勢が良い人だなぁ。
って、あれ?顔がペールオレンジ色のバケツ
・・・ご丁寧にペットボトルを持ったカカシ
いやぁ、驚きました
驚きすぎて、曲がるのを忘れました
リアルな案山子氏で、減速効果はバッチリです
大暑
今日は、二十四節季のなかで最も暑いとされる『大暑』
ここ名古屋は、昨日の最高気温は39.5℃。
今日も13時現在の最高気温39。2℃
生産者の皆さま 熱中症にはお気をつけください。
そんな夏の暑さに負けないパワー食材の一つが『オクラ』
某テレビ番組で紹介されてからスーパーでは品薄状態らしいのですが、ミズホの試験圃場でオクラを栽培しているおかげで、ミズホ社員は、毎日のように食しております
オクラのネバネバには、胃粘膜の保護、たんぱく質の消化促進といったはたらきがあります
さらに、カリウムを豊富に含んでいるため長時間の作業による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
ちなみにオクラの施肥は、多収穫のために、3~7日おきにカン水施肥をおすすめしています。
・アミビタゴールド 20~30㎏
・MリンPK液肥の素 2~3㎏
ご参考にしてください。