『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

恐怖!次々伝染!モザイク病

おはようございます。
本日は少し恐いお話です

 

先日、畑で発見したもの・・・

サトイモの葉がもやもやっと黄色くなっています。

ここで『』とこないといけません。

『やばい…。モザイク病だ』 と。

 

モザイク病。

それはそれは恐ろしいウィルス病です。

まず、治す薬がない。

できることは伝染させないこと。

アブラムシ、アザミウマが媒介するので、殺虫が防除となります。

そして、

モザイク病が恐ろしいのは、45科190種以上の植物に伝染するという点。

雑草からでも虫を介して伝染するのです。

 

 

サトイモの場合は、分かりやすくモザイク病の病斑がでますが、

他の作物の初期症状は、葉が黄色くなって枯れるという症状。

生理障害、要素欠乏とも考えられ、判断がつきにくいのです。

対処が遅れ、または異なる対処をして、病気がほ場全体に蔓延してしまうのです。

 

モザイク病の病原菌は土壌に残ったりはしませんので、土壌消毒等は必要ありません。
モザイク病が多発するキュウリ等では抵抗品種が出ていますので、抵抗品種を採用するのが良いでしょう。

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ベランダの癒し

先週の蒸し蒸ししてこのまま梅雨に入ってしまうのではないかと思われる天候から一転、今週は爽やかな天候に恵まれている名古屋ですこんなに天候の変化が大きいと、体調を崩している人も多いようで週末には「風邪をひいて咳がとまらなくて」という話をよく耳にしました。みなさんも、気を付けてくださいね

——

さてミズホには自宅でも畑やベランダ菜園をしている社員が多いのですが、私もその中の一人

今は夏野菜を定植して成長を見守っているところですが、ハーブや花木は花盛り中でもローズゼラニウムはかわいい花と共に良い香りにとても癒されます

このローズゼラニウムの香りは、不安は気持ちを静めて明るい気分にしてくれたり、女性の不調にも効果があるということで体調が不安定になりやすい今の時期にぴったりなのではないでしょうか

虫よけにも効果があるという話も聞きますが効果の程はまだ分かりませんただ、特別な防除をしている訳ではないのですが、害虫には全く襲われていません香りの効果でベランダにある他の作物にも害虫が軽減されるといいなと淡い期待を寄せております

おまけ

九州から営業マンより、こちらも癒しの光景ネギの残渣を食べるヤギさんネギ農家の方のご家族とのこと結構おいしそうにネギ残渣を食べてくれるそうですよ

ヤギを使った残渣処理や除草は、人件費よりも導入費が安いということで、法面の除草などに採用する自治体もあるようです。ヤギのミルクはヒトの母乳の成分に近く、体に優しいそうなので、一度飲んでみたいなと思いました

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2018.05.21|

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葉色板

ミズホは、苗づくりに使用していただく資材『苗上手A・B』のお問合せがひと段落した今日この頃

 

で、田植えシーズン到来

5月に田植えをして、
それから、健康な分ゲツをとるために
6月中旬頃の調節肥は、かかせません。


調節肥の施肥量を決める目安の一つが、葉色。
そう、『葉色板』の出番です

葉色板を使って、
色が薄いから肥料が切れているかも…とか、
色が濃いから過繁茂になっているから、肥料の量は…とか、

葉色板を使って葉色を確認してみてください

そして、調整費の施肥量が決まったら、施肥作業が楽にできる流水施肥がおすすめです

実際のやり方は、こちらのユーチューブでも確認できます。

流水施肥の動画

 

これからの季節、熱中症にはお気をつけて作業してください



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土作りのススメ

5/13~5/14にかけて、ミズホのある愛知県を含んだ、近畿地方から関東・甲信地方に大雨が降りました私の地元の地域でも、河川が増水し警戒水位を超えたところもあるようでした。結局何事もなく無事に済んでよかったのですが、大雨が降ると畑の手入れが困ったことになります

こちらは今手入れしている畑ですが、排水性が悪いため、降雨三日後でもまだウネ間に水が溜まっていますこれでは機械作業はもとより、人力での作業も効率が悪く、体力を消耗するばかりです

排水が悪いために、定植10日目のトウモロコシも根が傷んで、葉先が黄化してきています。ウネはある程度の高さに作りましたが、雨で落ち着いてしまって、根がある辺りはずっと過湿状態なんでしょうねこれは早急にウネ間の水の逃げ道を作ってやらねばなりません

 

農業の基本は「土作り」!土をしっかり作ることができれば、作物生育が支障なく進むだけでなく、畑内でのすべての作業が効率よくなります

土作りには有機物分解微生物群がたっぷり入ったバクヤーゼKを使い、収穫残渣などの有機物を腐植に変えて、健全な土壌作りをしていきましょう

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2018.05.16|

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稲と鴨と

おはようございます 昨日は結構な雨で肌寒く、今日は一転快晴で蒸し暑いという名古屋です 今週は全国的に暑くなりそうですね

ちょっと前に、稲から大嘗祭の話を書きましたが、稲つながりでもう一つ 僕が学生の頃、合鴨農法を研究している研究室がありました 田植えの後に合鴨の雛を田んぼに放すと、雑草を食べてくれるので除草の手間が省けるうんぬんかんぬんという農法で、当時の研究発表を聞く限りでは、稲の出来はいまいちで、育った鴨はある日突然いなくなったとか 動物か人の仕業かは分かりませんが、僕の出身大学では放牧中の山羊が食べられるという事件も発生しているぐらいですので・・・

※合鴨農法の写真がなかったのでイメージ図です

ということで鴨ですが、埼玉鴨場と新浜鴨場という2ヶ所の鴨場というものがあります 宮内庁が管理しており、内外の賓客の接遇の場として使われています 野生の鴨を無傷で捕獲する独特の文化として残っています 鴨場は池と細い水路になっていて、まず青首アヒルを餌付けします アヒルに水路で餌がもらえると教え込み、鴨が飛来する時期にアヒルにつられて水路にやってきた鴨を脅かし、飛び立つところを大きな網で一網打尽という仕組みです アヒルは飛べないので、鴨だけ獲れるという優れた仕組み何ですね 現在では、捕らえた鴨には標識をつけてすべて放鳥しているということですあまり知られていないであろう、日本の伝統文化でした

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2018.05.14|

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すくすくと育ちますように

5月に入り、新緑が目に鮮やかな時期ですね今年は連休明けは少し冷たい空気となっていますが、連休中に暑かったこともあり、駐車場の桃の木にはアブラムシの群衆が・・・・アブラムシは単為生殖のため爆発的に増殖するので早め早めの対策が必要ですね

さて、苗作りを進めていたバケツ稲連休前に田植えを無事終えて、活着した様子だったので間引き作業を行いましたまだまだ幼い苗なので、1本にするとちょっと寂しい感じです。でもこれから、窒素と共にMリンPK、サンレッドを活用して、がっしりと強く、着実に分げつを増やしていく予定です

今年のバケツ稲にもこうご期待

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