株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
3月になったのに、、、、!
【北海道だより】
3月に入った途端、低気圧の発達によって爆弾低気圧となり1日、2日は北海道、北日本は大荒れの天候でした
今年は、全道的に雪が多く、北海道の積雪記録を44年振り更新したようです(幌加内町313cm)
また、普段は雪が降ってもそれ程積もらない地域でもかなりの積雪があるようです。
これは、『スノーポール』言って、積雪の多い北海道、東北、北陸地方に見られる標識です。
雪の中、道路との境界を示し、歩行者や車の冬の事故を防止する標識柱です。除雪車の目安にもなっています
写真の高さは約3m位で、3段階に高さを調節でき、雪のない季節は短くしておき、冬になると長く伸ばし雪に備えるのです。
この『カーブミラー』も、3.6mの物だと思いますが、例年ではここまで雪はきていません
先月と今月は雪国情報でまとめてみました
雨降り前の農作業
2月の末日は日本全国を春の嵐が襲いましたね名古屋でも夜が更けるに従って雨風が強くなり、夜中は雷が鳴る大荒れの天気でした。天気図を見ても、台風みたいな気圧配置で、強風もうなずけるというものです。
(図:気象庁HPより)
さて、そんな大荒れの雨になる前日にジャガイモを植えてきました(先日のブログでちょっと紹介した内容です)。土壌改良中の圃場なので、まだ排水性が良くなく、ここを逃すとしばらく植えられないからと、急ぎ足での定植です
種芋の量が多く、予定より大きく面積を取ってしまいましたが、なんとか無事に畝立て・定植完了です。
支柱から左側がデジマ、右側がニシユタカと農林1号です。今回はマルチ栽培ではないため、除草を兼ねた土寄せを適度に行う必要があります。手作業では大変ですが、管理機でウネ間を走れば良いようにしてあるので、肉体的には楽です
あと、こちらの種芋の写真。
切り口にMリンPK(粉)をまぶしてあります。ジャガイモの切り口の処置は、昔から言われている方法では「灰をまぶす」。最近ではジャガイモは酸性を好むため、アルカリ性である灰をまぶさず、むしろ「何も塗らない」という方法も取られているようです。
ミズホ式では「MリンPKの粉をまぶす」。ミズホ社員が実際に試した結果、初期から生育が良かったとのことで採用しています。私自身はこの方法しか見ていないので、普通の生育を知らないのは問題だと思いますが
ご覧の通り、今年の畑作業が始まりましたこのブログ上で「実体験した情報」をお届けできるようにがんばります
春支度
ここ数日少し春の空気を感じるようになってきましたねと、いうのも私は花粉を感じる体質なので自分の目がかゆくなってきたことと、天気予報の花粉情報が「少ない」→「多い」に変わってきていることで春を感じているのですが・・・
さて、会社の駐車場の木々達も続々と春支度中です先週はイチジクを柿を剪定しました
柿はあまりお世話をしておらず、伸び放題で、木も大きくなりすぎて上の方は収穫できない状態になってしまっていたので、思い切って上3分の1を切り落としてみましたもしかしたら今年は実をつけなくなってしまうかもしれませんが、柿の木はもう1本あるので問題なさそうです。
イチジクはいつも通り、2芽~3芽残して切り戻しました前年は別の場所のイチジクの木の根元で堆肥を仕込んでいたらいつもより甘いイチジクに育ったので、今年は写真のイチジクの根元で堆肥を仕込み中です美味しいイチジクになりますように
発酵熱で厳冬も関係なし!
おはようございます
ちょっと寒さが緩んだかと思ったら、また寒い日がやってきております。
今回の寒波を乗り越えれば暖かくなるようですので、春はもうすぐそこといったところでしょうか。
さて、先日愛知県のアスパラ生産者様を訪問しました。
例年1月中旬頃から10月までアスパラガスを連続出荷されています。
今年は特別に寒かったので影響はなかったですか?とお伺いしたところ…
「寒さの影響?全然ないよ」
というお答え。
実際に1月20日ごろから出荷を始め、訪問した2月初旬には連日100束のアスパラガスを出荷できているとのことでした。
寒さの影響が全然ない理由
それは、びっしりと敷き詰められるバクヤーゼで発酵された堆肥。
今年度は、くん炭と堆肥をサンドイッチ状にしてまいてあるそうです。
微生物の発酵熱のおかげか、厳冬期にもアスパラガスがニョキニョキとでていました。
しかも、太くて立派!
これは秋の紅葉を十分におこなって根に栄養を貯めた結果ですね
こちらのアスパラガスは太くても軟らかくて甘いのが特徴です。
ちなみに
堆肥は畝間にもビッシリ敷き詰められています。
根は畝間にも来ていますので、畝間も手抜かりがありません。
発酵熱のおかげか、無加温だそうです。
燃料代もかからなくて◎ですね