株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
穂発芽
秋も深まってきました筆者の地域では、10月末の本祭に向けて、毎週毎週どこかしらの町内がお祭りをやっていて、賑やかなことこの上ない時期になってきましたと思いきや、週末から一気に気温が低くなり、11月中旬並みの涼しい日が続いています。また、台風21号も日本に向かって進んできていると、いくつかの予想で言われています。
ほとんどの地域でイネの収穫&バクヤーゼKの散布が終わっていると思いますが、まだの所は収穫と共に散布するようにした方が、残渣の分解に少しでも温度が稼げていいと思いますヨ
さて、こちらの写真をご覧ください。
穂についたまま発芽しています、いわゆる「穂発芽」です。穂発芽した経緯は次のようになります。先日もブログに書きましたバケツ稲で、生育後半にアワヨトウの食害を受けて茎が折れ、水が溜まっている地面に穂先が浸り、穂発芽に至りました
実際の圃場では、倒伏や長雨などの気象条件によって起こる事があります。気象条件は別としても、倒伏は調節肥のMリンPKで防ぐことができます
MリンPKは酵素微生物資材Mリンカリンと所定の材料で作る事ができます刈取り後の閑散期に仕込んでおくと、来年の春まで長いこと寝かせられますので、効きがダンゼン違います是非お試しください
(はじめての方は、ページ左上にあります「自家配GO」もご一考ください)
バケツ稲、脱穀始めました
おはようございます
昨日までの暑さと打って変わって、今日からはひんやりとした気温になり、ずっと雨が続くようです「一雨ごとに秋が深まる」とは言いますが、一週間続けて雨が降る場合はどれだけ秋が深まるのでしょうか?「秋の長雨」ともいうので、秋らしい天気とも言えますし、「秋の日はつるべおとし」というのも実感できる今日この頃です
9月に収穫したバケツ稲が適度に乾燥したので、脱穀して粒数を数えてみました結果は以下の通りです
前年はあさひの夢の12,895粒が最高だったので、ちょっとだけ記録更新です写真で見ると、あさひの夢の方が多く見えるのですが、千粒重から計算値で求めたので、こしひかりの方が多くなりました
残るはまだ乾燥中のとうごうだけです穂数は98本だったのですが、1本の穂に200粒以上実っているので、最終的にとうごうが逆転するのではないかと思っています結果は次回の担当分(2週間後?)までお待ちください
年に一度の旬の味
今年もお客様が秋の味覚を送ってくださいました。こちらです
マコモダケ
マコモダケはマコモというイネ科マコモ属の多年草の新芽に「黒穂菌」という菌が寄生することによって肥大した部分の事を言います。食べられるようになった歴史は長く、なんと万葉集にもマコモダケが登場するようですよ日本ではまだ馴染みが薄めですが、アジア圏では比較的よく食されています
タケノコよりも少し柔らかい感じの食感で、ほんのり甘く、クセが少ない野菜なので、様々な料理に使用しやすいのですが、今回はシンプルに丸焼きにしてみました
皮を残したまま、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼きます。焼いている間は香ばしくてとても良い香りがしますよ焼けたら皮をむいて柔らかい部分を頂きます。醤油をつけただけですが、香ばしい香りとしゃくっとした食感が美味しい今が旬のマコモダケでした
そんなマコモダケ、「黒穂菌」が寄生したものと書きましたが、その名前の通りでマコモダケは収穫時期を逃すときれいな白色から黒い斑点が出るようになります。そうなると食感も食味も落ちてしまいますので、なるべく新鮮なうちに召し上がるのをおすすめします
今が旬のマコモダケ。産直なので見かけたら食べてみて下さいね
紅葉させるのも技術の一つ!
こんにちは。
すっかり涼しくなり、秋の味覚や紅葉が楽しみな季節になってきました。
弊社近くの紅葉スポットでは、モミジの葉っぱを揚げて作ったモミジ煎餅が名物です。
とっても美味しいんですよ
さて、落葉樹やアスパラガスなどでは、「紅葉」が重要なカギを握っています。
篤農家ほどしっかり、きれいに紅葉させています。と、言っても過言ではありません。
紅葉した・・ということは、葉で作った栄養分を幹や根に送り、貯めたということになります。
つまり、春の萌芽や花をつけるための栄養分を作っておくには「紅葉」が必要になるのです。
紅葉ができたところでは、春先の動きが早く、しっかりとできますので、該当の作物はしっかりと紅葉させてくださいね。
いつまでも暑かったり、寒暖の差がなかったりすると紅葉が上手く進みません。
その時は、リン酸の葉面散布材「Pフォスタ」が大活躍です。
500倍液を3~5日おきに葉面散布すると、紅葉が進みます。
紅葉は綺麗なだけでなく、来作の出来不出来にも係わってきます。
Pフォスタを使って、しっかり紅葉させましょう!!
回復させるぞ!軟弱徒長のイチゴ苗
先日、 群馬県東毛地区のイチゴ圃場周りをしてきました。
ちょっとここまでの状況をまとめると…
(1)今年の7月下旬から8月ひと月の天候不順・日照量不足によって、イチゴ苗は軟弱徒長気味に。。。
(2)慣行指導では、「軟弱徒長の育苗後半=窒素切り生育調整」として窒素レベルを低下させ、結果として「心どまり」や「クラウンの不充実」を引き起こしがちに。。。
(3)去年のように秋の長雨が続くと「炭疽病」「うどんこ病」のリスクも高くなりがちに。。。
こういった「悪いサイクル」で定植時期を迎えてしまった方が今年は例年より多かった気がします。
でも、それを悔いても仕方ない。
イチゴの生長ステージは日々、次へ次へ。
じゃぁどうする?どう立て直す?
「苗質不良」「毛細根の根量」等もイマイチ?出遅れた?と思わず嘆き節…でも、
コッカラバンカイ!バンカイ!!
●定植後の「Mリン秀品イチゴ栽培」ポイント●
を書いておきます。
❶ 活着
❷ 根づくり
❸ 樹勢維持
健全な 根量・根張りの良さが、「収穫の谷」のない「連続安定出荷」につながります。
今こそ、しっかり健全な「主根・細根・:毛細根」を張ることが重要です。
ミズホ地区担当は、皆さんには
“「粘りある収穫」こそ、「初期の根張り」が、大事ですよ~” と 語り続けています。
※ 具体的な「基本の」一手 ※
・適度な土壌水分 = 「活着促進」には、土壌が乾きすぎないように。肩までたっぷり水を。
・確実かつ安定した活着 = 「バイオ根助(500倍液)」 を 5日に1度はチューブかん水または手かん水を。
・徒長STOP、耐病性強化 = 「Pフォスタ(500倍液)」 を3~5日おきに、葉面散布を。
・タイムリーかつ持続的な「高栄養補給」= 「アミビタゴールド(500倍液)」をかん水。月に1~2本程度を。また、「MリンPK液肥の素(500倍液)」を混用する事で、更なる健全な根づくりとアクセル(窒素)コントロールに。
知行合一! 善は、急げ!です。
Mリン(ミズホ)は、ピンチを救います。
北海道 とうとうやって来ました!
北海道に、とうとう奴らがやって来ました
9月28日、大雪山系黒岳では初雪が降ったようです
昨年より1週間ほど早い初雪となりました。
8月頃から気温の低い日が多く、稲の生育も遅れており例年なら9月20日前後から徐々に刈り取りが始まりますが、今年は作業が進んでおりません。
遠目でみると頃合いのようですが、近くで見るとかなり青米が残っています。
MリンPKを使っている田んぼでは、若干の遅れは出ていまが、すでに刈り取りが終わっていました
逆に果樹などは、気温の寒暖差で色艶もよく甘~いリンゴが生りました