株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
サツマイモの食害
秋らしい季節がますます深まってきました地下鉄の駅からミズホ本社までの道のりにちょっとしたイチョウ並木がありまして、ぎんなんがコロコロ転がりながら独特の臭気を放っています。あの臭いに慣れるのはなかなか難しそうですところで、ぎんなんは秋の味覚の一つですが、食べ過ぎは食中毒になるそうなので、茶碗蒸しに一つ入っているくらいがちょうどいいのかもしれませんね
さて、ミズホの試験圃場は秋冬作の準備が着々と進んでおりまして、今圃場に残っているのはサツマイモだけとなっています。
このサツマイモ、序盤中盤と順調に育っていましたが、後半に入りかかった頃から葉に穴が開いているのが目立ってきました。
これまで原因となる虫が分からず、ちらほら見かけたバッタのせいかな、と思っていました。とりあえずサツマイモの代謝促進と害虫への嫌がらせも兼ねてリーフアップバリアを500倍液で散布していました。
先日、同じようにリーフアップバリアを散布していたとき、サツマイモの茂みの中から白い小さな蛾がいっぱい飛び立っていきました。きっとこの幼虫が原因だなと見当を付け調べてみると、「ヒルガオハモグリガ」にたどり着きました。
この「ヒルガオハモグリガ」は名前の通り、サツマイモなどのヒルガオ科の葉を食べて育つ虫で、8月以降に発生量が増えるとのことです。穴あき葉が目立ってきたのも、夏の盛り頃からでしたので、得心したところです
10月下旬以降の収穫に向けて様子を見ながら、リーフアップバリアや、リーフアップV2でヒルガオハモグリガの対策をしていきます。それと同時に、養分を素早くイモに流すためにPフォスタも散布して、イモの肥大を促進していきます
続バケツ稲
旬の瑞々しさ
最近朝夕はひんやりとするようになり、めっきり秋めいてきましたね秋の味覚が美味しい時期になってきて、楽しみな気分です
そんな中、ミズホ本社には福島の生産者様より、美味しいお裾分けが
梨の「豊水」です
豊水は豊かな水という名前の通り、豊富な水分量を持ち、甘さは幸水以上少々酸味もあるので爽やかさも楽しめる梨です幸水よりも保存性も高いとか
早速頂きましたが、今年は日照不足で甘味が載りにくい果樹が多い中、しっかりと14度以上
やはり、栽培管理方法で不利な天候の際にも品質を保つことができるのだなと納得
これから秋本番たくさんの旬の食べ物を楽しみたいと思います
良い生き物を増やそう!
台風18号により被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げますとともに、
いち早い回復をお祈り申しあげます。
名古屋でも大変な風雨となりました。
バケツ稲も風の影響で倒れてしまったものがいくつかあります。
収穫までもう少し。なるべく回復するように手を尽くしていきたいと思います。
バケツ稲では今年あるものが大発生しました。
それは、「タマミジンコ(仮)」(←生物学者じゃないので、多分タマミジンコかな?ということで)
昨年のバケツ稲の土と残渣をバクヤーゼKで発酵させて、今年の土に使ったところ・・・
ミジンコ大発生!!
この子たちが大変に働く!
藻は食べる!ボウフラも湧かない!
バケツ稲に必須な生き物です
例年バクヤーゼKを使っていただいている生産者様の田んぼをよく見ると、やっぱりミジンコがいます。
バクヤーゼKは良い生き物を増やしてくれる資材だなぁと実感しております。
さて、こちらの田んぼは在来のタニシが増えましたよ~というご報告。
バクヤーゼKを使い始めて2年目の田んぼ。
ジャンボタニシをある程度捕殺したところ、在来のタニシが増えてジャンボタニシはほとんどいなくなったのだそうです。
捕殺されていますので、もちろんバクヤーゼKのみの働きではないのですが・・・
良い生き物が増えると、悪さをする生き物は減る!
微生物の世界と同じで、面白いですね
草の上にルンバ?!
9月初めに行われた『山形県農業まつり農機ショー』に弊社の代理店さんが毎年参加されているので、ミズホ担当者も毎回お邪魔してMリン農法についての相談会を行っています
で、その時の写真をパラパラと見ていたら、カッコいいラジコンカー?を発見
担当者に聞いてみると、
スウェーデンのメーカー、ハスクバーナの自動芝刈機とのこと
全長70㎝、重量13㎏。GPS機能付きで3000㎡の範囲までなら区画を登録すれば、自動で芝を刈る、まさにお掃除ロボ、ルンバのよう
写真の〇印が、車庫にあたる充電器で充電が少なくなると、勝手に戻って24時間働き続けるそうな
気になるお値段は70万円ぐらい
農業界隈もIT化が進んでますねぇ