株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
秋の味覚
先週末、岐阜県中津川市の有名な和菓子店さんが、『栗きんとん』の生産を始めたニュースが新聞記事に載っていました。
この栗きんとんの栗は、熊本県の早生栗で、新たにミズホ資材を使用いただいている生産者さんもこちらの有名和菓子店に納めています
で、ミズホ営業担当者も、現地にて初物の栗を少しいただいてきました。
生産者さん曰く、ミズホ資材を使い始めて、結果がこれほどわかりやすく表れるとはなぁと、驚かれていました
(驚きの内容は、前回のブログをご覧ください➡8/23ブログ記事)
ちなみに、新聞記事によると、栗きんとんは、9月から全国で販売されるそうで、昨年の天候不順により生栗の仕入れ価格があがったため、今年は10円上がるそうですが、どうしても食べたくなる秋の味覚の一つです
緑肥の処理
8月4週目は、遅ればせながらの夏本番、といった気温になっていた愛知県週末からは一転し、気温が3度下がり、今週半ばからはまた暑くなりそう、という不安定な天候になっています。また、関東では多雨による日照不足、東北は低温・日照不足で、野菜の供給不足が懸念されていますこのような天候の時こそ、Mリンユーザーとそうでない方の差が出ます天候不良時は、根から吸収させるMリンPK、葉面散布のPフォスタ・リーフアップバリアを少量多回数施用して、常に作物の代謝促進を意識した生育調整をして下さい
さて、7月上旬にお伝えした、緑肥の話題です5月末に蒔いて、7月上旬に15~20㎝、そして8月下旬の様子がこちらの写真です
写真に写っている人は170㎝ですので、緑肥は約2メートルにまで伸びましたここまで伸びると、上の方ではちらほら花が咲いていました。案の定、元気なものは根元付近が直径3㎝ほどになっており、刈るのがちょっと大変でした
地力の乏しい畑ですので、緑肥のために途中で2回の窒素追肥と、1回のMリンPK追肥を行っています。種を蒔いただけでは1メートルにもならなかった、という話も聞きますので、追肥して正解だったと思っています
草刈り機で上から順々に細かく切断した後、土中堆肥化のためバクヤーゼと米ヌカと鶏ふんを散布しました。あとはすき込むだけです
上の写真は細断を行った二日後の様子で、緑肥の水分が抜けているのが分かります。来年の春まで土作りをするため、水分が抜けた方が土作りの面で都合がいいです
この緑肥と土中堆肥化の効果が分かるのは来年になりますが、来年の栽培が今から楽しみでなりませんがんばって土作りをするのはいいものですね
緑のカーテン~その2~
おはようございます今年の夏は東西で暑い、涼しいが分かれていましたが、昨日、今日と全国的に暑くなっているようなので、外で作業をされる方は大変だと思います朝晩はちょっと涼しくなってきて、虫の声も聞こえてきたなと思っていた時期の熱帯夜は体にこたえるので、ラジオの天気予報でも言っていましたが、エアコンを適度に使うことも必要かと思います
8月も後半になり、緑のカーテンとしてパッションフルーツがようやく本領発揮となっています。隣のかぼちゃと並んでこんな感じです。ついでにゴーヤもまだまだ健在です。
また、暑い時期だからと植えてみたパイナップルのヘタからは根っこが出て、アボカドの種は発芽して順調に育っています。僕と違って寒い時期が苦手なこいつらは、もうしばらく暑さが続いてほしいと思っているのでしょうか?
栗の樹にもMリンPK
雨が大量にふっています。
農作物の生育も遅れがち。
日照量が少ないときほどMリンPKの出番。
リン酸は光合成を促進する働きがありますので、日照不足時のお日様の代わりになります。
さて、もうすぐ栗の季節がやってきますね。
現在、熊本県の栗生産者様にMリンPKを試験導入していただいています。
栗の樹は樹勢が強いのが特徴。
どんどん伸びていってしまうので、管理が難しいのです。
幼木にMリンPKを使用していただいています。
成果もまあまあ出てきているようです
夏になると枝が伸びてきてしまうのですが、MリンPKを使ったところでは二次伸長がなかったそうです。
また、栗の肥大も良好。
少しアブラムシの害も出つつ・・・
概ね良好な状態であるそうです。
この栗の行き先は、90%が加工用。
加工用なので、粒が大きな栗の方が良いそうです。
実を太らせるためにもMリンPKは有効です。
こちらは栗きんとんで有名な中津川〇上屋さんと契約されているそうです。
地元名古屋では〇上屋さんの栗きんとんといったら、秋の風物詩。
秋になったら食べたいものの一つ
あの栗きんとんになるのか~ ・・・と思うと感慨深いです