株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
Mリン的根活!
おはようございます
ジャガイモの芽がでない~
・・・と、悩んでおりましたら、遅い桜が散り始めると同時に出てきました!
やはり、季節に合わせて出てくるものなんですね~
さて、暖かくなってきましたので、様々な野菜の定植がはじまってきました。
収穫が長期間になる作物は、定植~一ヶ月くらいが「根作り」の時期
今シッカリ根作りすることが、長雨、猛暑に施肥管理から対処できる体作りにつながります。
いわゆる
根活=コンカツ
Mリン農法の根活の一環として、ナス科の果菜類でお勧めしているのが
「根洗い」です。
苗を定植する際に浅植えにし、活着する頃から一ヶ月くらいかけて株元を洗って根を露出させます。
洗う水に
バイオ根助、キトチンキ、リーフアップAの三種混合1000倍液を使うと根張りが向上
病気にもなりにくく、シッカリとした株ができます!
根ができていないと後で肥料をやっても効きませんので、今の根活が重要です。
ただし、根が浅いウリ科は根洗いをすると株が弱くなってしまいます。
根洗いはナス科の果菜類で有効です
プランターのさくらんぼ
ワタクシ、サクランボ狩りの美味しさに感動し、完熟、採れたてサクランボが食べたくて、3年前、苗木を2本購入しました
サクランボは、自分の花粉では受精ができない場合が多いので、高砂と佐藤錦の品種を1本ずつを丹精こめて育てています。
先週、花を咲かせ、これからいよいよ結実を迎えようとしています
一本は(写真奥)順調な生長なのですが、
もう一本が(写真手前)……
もう一本の苗木が、うんともすんとも言ってくれません
残念で残念で……
群馬県から昨日帰ってきた営業マンによると、北関東あたりでは、まだ遅霜の心配があるとのことで、サクランボの生産者さんは、リーフSGで霜対策をしなければ、と言っておられたとか。
全国的にも来週はまた寒が戻るそうなので、やっと咲いた花が落ちないよう今週中に対策をおすすめします
みかんの新芽の様子~その2~
愛知の平野部では桜も見頃を過ぎ、あちこちでピンクの絨毯が多くなってきました日に日に暖かくなり、日中の外ではちょっと動くと汗ばむほどに…4月でこの調子では夏のことを考えたくないです昨日の4月16日は、東京で最高気温が25℃を超えたそうで、今年も自然環境は波乱含みになりそうですね
波乱と言えば、今年に入ってから世界で30以上の火山が噴火していて、これはなかなかのハイペースです昨日も中米のコスタリカで噴火が起きました。昨年から世界中で噴火が多くなっていますが、ますます地球の動きが活発になっているということでしょう。それだけに気象への影響も大きくなり、作物栽培も安定させることが課題になってきます。こういう時代だからこそ、安定しない天候の中でも安定した栽培を可能とするMリンの腕の見せ所といったところでしょうか
なお、本日は夜にかけて全国的に天気が崩れる予報です。湿度が上がり、温度が20~25℃ですと、病原菌も活発に動きます。天候と同じく生育が崩れないように、注意・注意・注意しましょう!
●「リーフアップバリア」「Pフォスタ」の混用葉面散布で、耐病性強化、軟弱生育抑制を図りましょう。
さて、気温も上がってきて、みかんの芽の動きも速度を増してきたように感じます
1枚目が葉芽で、2枚芽が花芽です。ここまで芽が動いていると、パッと見で分かりますねこれらの芽は昨年からの貯蔵養分で動いていますので、昨年からの管理の結果がここでも確認できる訳ですね
ちなみに、この圃場周りでは「ナガミヒナゲシ」の花が咲いている時分に、この新芽の状況でした。何かの参考になれば幸いです。
今後は新商品の「MB動物有機ペレット」を使って、良質なアミノ酸をチッ素源として補給し、生育を確認していきます。生育がどうなるか、実の内容がどうなるか、とても楽しみです
―おまけ―
みかんの花芽にちょんとついていた茶色いモノ。付いていた条件から「コミカンアブラムシ」でしょうか。新芽にちょっかいを出されると、今年の実が台無しになってしまいます。発生の少ないうちに対処することとします。
田植え前の耕起
こんにちは
天気の悪い日が続いています。
3月にはほとんど雨が降らなかったのに、4月は梅雨のように雨が続いています。。。
水田では、「春の雨の後」は耕起する良いタイミングなのだそうです。
乾いている時に起こすと抵抗があってトラクターの爪も悪くなってしまうけれども、
雨の後に起こすと抵抗が少なく、トラクターの爪も消耗がすくないので
たいへんに良い◎
そうです。
先日、お客様の田んぼを訪問しましたら、3回目の耕起中。
う、美しい
まるで野球のグラウンドのよう
・・・と、いうのは言い過ぎでしょうか?
秋にバクヤーゼKを散布し、年内に1回耕起。
春に2回起こしたところだそうです。
デコボコがあると水の出し入れに難が生じたり、田んぼ内で生育に差が出たりしてしまいます。
篤農家さんほど、しっかり整地されています
バクヤーゼKを入れたところと入れていないところの差も
春になって出てきていますね。
写真の右側が秋にバクヤーゼKを入れた田んぼ。左は入れていない田んぼです。
ワラは浮いてしまうと厄介者
分解して栄養分にすれば優秀な肥料
折角なので、ワラを利用していきましょう