株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
季節の贈り物
実りの秋!!食欲の秋ですね
旬の味は心も体も元気になります。今年もお客様から頂いたこちら
マコモダケですなかなか愛知ではお目にかかれない珍しいもの今回はありがたいことにたくさん送っていただき、社員みんなで分けさせて頂きましたマコモダケは調理の仕方で食感がかわるということで、それぞれの家庭で様々な料理に変身しました
まずは、そのままグリルで焼く。そうするとホクホクした食感が味わえるそうですあとは炒め物や煮物。こちらはシャキシャキとした食感になりますマコモダケは中華料理にはよく使う食材のようで、ミズホの中国出身のスタッフの「豚の角煮とマコモダケの煮込み」。会社にも持ってきて下さったのですが、素材の味が生きていてとても美味しかったです他には豚肉とエリンギ炒め、チンジャオロースーのタケノコの代わりに入れたり、細切りにしてパスタにも合いました
生産者様、旬の食材を本当にありがとうございましたマコモダケは意外と何にでも合う食材なので、皆さまも見かけましたぜひ食べてみて下さい
雨の日の土作り
おはようございます。
最近、スッキリしない天気が続いています。
土が乾かないと困るのが、起こせないこと
・・・そして元気な雑草達
9月中旬より続く長雨で、稲の刈り取りも進んでいません。
ここ、愛知では「黄色土」や「グライ土」といった粘土が多い土地柄。
こんなに雨が降ると、水が抜けずに何日も畑に入れません。
しかし、気温があるうちは土作りのチャンス!
土が起こせなくても、バクヤーゼKを散布しておくだけで土作りの効果があります。
バクヤーゼKは微生物が沢山入っている有機物分解資材。
畑の場合は10坪に1袋で土がふっかふかになります!!
温度と水があれば、寝ている微生物が起きて働き始めるので、早めに散布して下さいネ。
もちろん、お天気が良くなって耕せるようになったらすき込んで下さい。
彼岸花
先日、出張から戻ってきた営業マンからの一枚
その名の通り、お彼岸の時期に咲く『彼岸花』です。
彼岸花は、名古屋では街路樹に植わっていますが、地方では田んぼの畔でよく見かけます。これは、彼岸花の毒性を利用したモグラやネズミ防除の役目があるとか
また、その昔は、毒はあるものの水に晒すと毒が抜けるため、デンプン豊富な彼岸花を飢饉にそなえて植えていた、との説もあるそうです。
鮮やかで怪しげな彼岸花。
よーく眺めてみると、なんで葉っぱが無いのと疑問が浮かんできますよね。
どうやら通常とは逆パターンのサイクルで生長するみたいで、お彼岸の時期に1週間ぐらい開花し、枯れると球根から葉を出し、冬の間ワサワサ茂り光合成をして球根に栄養を送り、夏に葉が枯れ、休眠するそうです
で、やっと眠りから目覚め、今あちこちで綺麗な花を咲かせています。なんとも不思議な花ですね。
個人的には、彼岸花を見ると『曼珠沙華』の曲が頭に鳴り響きます
ミカンの着色ムラ
シルバーウィークもどきがあった9月4週と、その前の9月3週の二週間。ミズホがある名古屋では秋雨前線の影響で曇りと雨が続き、気温がぐっと下がりました朝晩は20℃まで下がり、半袖では肌寒いと感じたほどです。内心では、今年の秋は長いのかなと喜んでいましたがところがどっこい、9月5週になり天気に恵まれると、温度急上昇一気に5℃も上がる中、晴れた日を見計らってミカン園のお手入れに行ってきました
ミカン園地に行って、見て、気付いたことが、樹によって着色にバラつきがあります
ミカンは気温が低くなると着色を始め、愛知県では一般的に9月上旬から着色期に入ります。また、「成熟期(10~12月)まで樹体の窒素成分が高い状態だと、クロロフィル(葉緑素)の分解が進みにくい」という特徴があります。つまり、樹勢が強いと着色が遅くなるということです。
問題の窒素成分ですが、8月上旬にバクヤーゼKをまいています。また、バクヤーゼKの窒素消化をスムーズにするために、苦土入りスーパーMリンPKを8月上旬と下旬に施肥していますが、9月中下旬の予想外の日照不足で、窒素消化が滞ったこともあり、樹体の窒素が高い状態(樹勢が強い状態)にあることは確かです。
これらより、着色ムラが起こった理由は、同じように施肥していても樹の年齢や状態、根の状態によって吸収量や消化量が異なるため、と考えます。これを今後の施肥量調整や根作りに活かしていこうと思います
確実にやって来る冬の足音
北海道だより
2週間程前までは、日本中が台風の影響で風雨による被害が多発していました。まだ、完全には元の生活に戻っていない地域もあります。
目まぐるしい天候の8月でしたが、ようやく北海道に秋らしい天気がやってきました
と同時になんだかんだ言っても、冬は確実にやってくるんだなぁと思い知らされました。
ある朝、出勤し事務所に入るとヒヤッとした寒さで、思わず「寒いっ」と声をあげ
温度計を見るとなんと4℃
外は見事な秋晴れでポカポカ陽気の中、気持ちよく出社したところだったので、一瞬軽いめまいを起こしそうになりました
気を取りなおし、外の気温を計ってみると陽の当たるところで18℃ 思わず「なんでやねん」
と、一人で突っ込みを入れてしまいました
低気密・低断熱の事務所だからしかたがないが、、、、。
結局、この日は今期の最低気温で、1℃を記録した地域もあり、なるほどと思いながら…
でも、ミズホ北海道事務所がある江別市の天気予報では、最低気温は11℃の予想
やっぱり冬はくるのかと、いつもこの時期になると思ってしまう今日この頃、、、、です
収穫しました! バケツ稲 ~新入社員奮闘記~
おはようございます
今週は秋雨前線と台風の影響で雨が続いています
太平洋の高気圧と大陸の高気圧が押し合っています
さながら相撲です\(-o-)/
近頃は大陸の高気圧が優勢になったのか、朝晩が涼しくなってきました(^-^)
おかげでよく眠れます
昨日は秋分の日ということで、今日からは夜の時間の方が長くなり、だんだん秋が深まっていく季節です
美味しいものもいっぱいです
ということで、長らく育てていたバケツ稲を収穫してみました
外で見るとしっかり色付いていたのですが、室内に持ってくると意外と緑が目立つ・・・
目標は10,000粒以上なので、残っている穂を入れれば十分に達成できるとは思いますが、なかなか高いハードルのようです
後半になって葉色が一気に落ちてきてしまったので、葉面散布をたくさん行わないといけなかったと先輩方からご指導も受けました
明日からは晴れ間も戻ってくるようなので、もう一息、最後までイネに頑張ってもらいたいです