やっぱり、根をしっかり作らないと!
(鳥取県大山町 二宮 枢さん)
二宮さんが作る長ネギ
Mリン農法を取り入れて、消毒回数が激減!
歯ごたえと軟らかさのバランスがとれた絶妙なネギを、安全栽培されています。
- ネギは根の力で育てる
ネギの根はとてもデリケート。
生育中の根を元気に保つことが、秀品率アップにつながります。
二宮さんも
「やっぱり、根をしっかり作らないと!」
とおっしゃっています。そこで、二宮さんはしっかりと土作りを行い、定植直後の盛夏期に
Pフォスタを葉面散布して根の活着と根張りを促進。土作りのおかげで、追肥の硫安とMリンPKもよく効かせることができ、
しっかり重みがある 2L(約120g)、L(約100g)サイズの秀品のネギを約75%確保されています。
- 消毒の回数が激減
生育期間の長い根深ネギは、菌核病や黒斑病、軟腐病など生産性を邪魔する病害も多く、消毒回数は必然的に多くなります。
抑えきれなければ収量減は免れません。
以前は4~5回消毒していましたが、MリンPKを使用すると耐病性が強化。
現在行っている消毒は、スリップスとさび病対策の2回だけとなりました。
更に、収量は以前の1.5倍まで伸びました。
- もっと良い物を作りたい
農薬などの生産コストを削減して、みなさんに安全で良いものを提供できるように頑張ります。